63年ぶりに新しい誕生石が追加に!指輪や結婚式に取り入れて


身に付ける人に幸せを呼び込むと言われている「誕生石」。結婚関連の演出としても、婚約指輪や結婚指輪に取り入れたり、ふたりの誕生石の色を結婚式のテーマカラーにしたりと、さまざまな場面で活躍してくれます。

実は、そんな誕生石に63年ぶりに新しい石が追加されました。今回は、どの月にどんな石が追加されたのか、それぞれの石の特徴と共にご紹介していきます。指輪や結婚式に誕生石を取り入れてみたいと考えているカップルは、要チェックです!

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10種類が誕生石に追加! それぞれどんな石かチェック


追加される前の誕生石は、下記の19種類でしたが、今回10種類の石が追加されたことで、全部で29種類となりました。

1月=ガーネット、2月=アメシスト、3月=アクアマリン/サンゴ、4月=ダイヤモンド、5月=エメラルド/ジェイダイト(翡翠)、6月=真珠/ムーンストーン、7月=ルビー、8月=ペリドット/サードオニックス、9月=サファイア、10月=オパール/トルマリン、11月=トパーズ/シトリン、12月=トルコ石/ラピスラズリ

新しく追加された誕生石も指輪や結婚式の演出に使いたい素敵なものばかりです。さっそく詳しく見ていきましょう。

 

【2月の新誕生石】クリソベリル・キャッツ・アイ

「クリソベリル・キャッツ・アイ」は、黄色や黄緑色の宝石で、猫の瞳のような見た目をしているのが特徴。クリソベリルという石のうち、猫の瞳のように縦に光の線が入っているものが、「クリソベリル・キャッツ・アイ」と呼ばれます。

日本では「猫目石」という名前でも親しまれてきました。今回2月の誕生石として選ばれたのは、日本や欧州で2月に猫の日があることなどが理由。「目が出る」という意味もあり、結婚という門出に相応しい宝石と言えるでしょう。

 

【3月の新誕生石】ブラッドストーン/アイオライト

3月には、雰囲気の異なる2種類が追加されました。「ブラッドストーン」は、深い緑色×赤い斑点の石。その見た目から、キリストが処刑されたときの血が石に落ちてできたという話も残っています。

「アイオライト」は、見る角度によって色が変わる多色性を持つ宝石で、青紫色や灰黄色、淡青色などの色が楽しめます。日本では「菫青石(きんせいせき)」の名がついています。鉱物名の由来となった地質学者の誕生月から、3月の誕生石に選ばれました。

 

【4月の新誕生石】モルガナイト

「モルガナイト」は、ピンク色や淡紫色をした宝石。実は、4月の誕生石として追加されたのも、この美しい色合いが理由です。日本で4月といえば、桜が開花する季節。「モルガナイト」が桜を思わせる色合いをしていることから、4月の誕生石に仲間入りをしました。また、この宝石の由来になった人物が4月生まれであることも理由です。

 

【6月の新誕生石】アレキサンドライト

「アレキサンドライト」は、光によって色を変える宝石です。外で見ると青緑色ですが、照明に照らされると赤紫色となり、異なる色合いが楽しめます。なかには、クリソベリル・キャッツ・アイのように、猫の瞳のような線が見えるものも。6月が誕生日の方は、結婚式のテーマカラーとして、アレキサンドライトの青緑色と赤紫色を使ってみるのも面白いかもしれませんね。

 

【7月の新誕生石】スフェーン

日本では、「楔石(くさびいし)」という名前が付けられている「スフェーン」。森の緑のような美しい緑色をしていることなどから、新たに7月の誕生石に追加されました。楔には、「絆」という意味もあり、ふたりで新たな人生をスタートさせる結婚式に取り入れてみたい宝石の一つと言えるでしょう。

 

【8月の新誕生石】スピネル

「スピネル」は、赤色やピンク色、青色、紫色など、さまざまな色がある宝石。産出時の見た目が尖った形をしていることから、ラテン語で棘という意味の「spinella」が由来になっています。これまで8月の誕生石には、緑色系の「ペリドット」と橙赤色×白色の「サードオニックス」がありましたが、「スピネル」が加わったことで、選べる色の種類が大きく増えました。

 

【9月の新誕生石】クンツァイト

「クンツァイト」は、1902年に見つかった宝石で、淡ピンク色や紫色をしています。見る角度によっては、ピンク色や紫色、無色などの色合いが楽しめる場合も。名前の由来となった鉱物学者の誕生日が9月だったことから、新たな誕生石として追加されました。結婚式のドレスとして「クンツァイト」のような可愛らしいカラーを選んでみるのもおすすめです。

 

【12月の新誕生石】タンザナイト/ジルコン

12月の誕生石に新たに追加されたのは、「タンザナイト」と「ジルコン」です。「タンザナイト」は、美しい青色をした宝石。見る角度によって、青紫色や青色、ピンク色などを楽しむこともできます。産出量が減っていることから、近年希少性が高まっています。

「ジルコン」は、カラーバリエーションが豊富な宝石で、青色や黄色、緑色、赤色など、さまざまな色合いのものがあります。その輝きから、ダイヤモンドの代わりとして使われたことも。

 

指輪や結婚式に「誕生石」を取り入れてみては?


新たに誕生石が追加されたことで、選べる誕生石や色合いの幅が広がった月も多いです。今回は取り上げていませんが、もちろん、これまで親しまれてきた誕生石も素敵なものばかり。ぜひ、自分たちの誕生月と照らし合わせながら、指輪や結婚式に取り入れてみてはいかがでしょうか? ふたりの門出を誕生石で彩ってくださいね。

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