仲良くたってケンカする。知っておきたい!夫婦ゲンカをした時の仲直りのコツ
大好きな相手でも、たとえ血がつながった両親や兄弟でも、ケンカをしてしまう事ってありますよね。
大人になれば、そういう自分に近い距離の相手にこそ本音を出してしまうために、ケンカしてしまったりするのではないでしょうか。
大切な相手だからこそ、ケンカをしたときにどうやって仲直りをしていくかが肝心になりますよね。
うまく仲直りのきっかけがつかめず、そのまま関係がぎくしゃくして、破局に向かわせてしまう可能性だってあるのです。
特に結婚すると、離婚と言う文字も脳裏によぎってしまいます。
私たちは付き合い始めからずーっとケンカしたことがないから大丈夫!と思っていても長い人生は何があるかわかりません。
ずっと一緒にいれば相手への不満が芽生えることもありますし、反対に相手から不満に思われることもあるのです。
夫婦ゲンカをすること自体は、自然なことですが、その後の仲直りをする際のポイントをおさえておくことが大事です。
今回は、夫婦ゲンカをしてしまったときにぜひ実践してほしい、仲直りのコツをご紹介します。
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夫婦ゲンカの仲直りのコツ!
よくある夫婦ゲンカの原因は
付き合い始めのカップルのケンカと違い、夫婦ゲンカの根底には、日ごろ積もり積もった小さなストレスがあることが多いようです。
一番良いのは、こうした不満を溜め込む前に、冷静に相手に伝えることですが、なかなかそうもいかないものですよね。
相手の欠点や自分が直してほしい所を伝えると嫌な気分になるだろうなと思い、相手のためを思うがために、相手に伝えることを我慢し続けた結果、突然爆発してしまうことが多くなります。
この傾向は普段からよく気を遣える方に多く見られます。ただ、大切なのは誰にだって限界はありますし、我慢やストレスが溜まると爆発してしまうこと。
自分は大丈夫だろう、と無理をせずに夫婦になったのだから嫌なことや変えてほしいことは、素直に伝えるようにしましょう。
ストレスが溜まって爆発してしまったときは、「あの時もこうだった、この前も・・・」とこれまでイライラしたポイントを全て出してしまいがちです。
ですが、出されたほうにしてみると「その時に言ってくれればよかったのに、なぜ今になって・・・?」と、より不快に思ってしまいます。
相手にとって嫌なことは、そう思った時にすぐ、冷静に伝えるのがポイントです。それに気を付けるだけでも、まずは夫婦ゲンカを減らすことができるでしょう。
仲直りのコツはお互いの譲歩に尽きる
ケンカの原因が何であれ、ケンカをしてしまうときはお互いの意見が食い違っているはずです。
その状態から仲直りにもっていくには、お互いが譲歩することが最善策です。
例えば、結婚しても旦那様が飲み会などで外出することが多く、あなたはその不満が溜まってケンカに発展してしまったとしましょう。
その際、あなたはいったい何に一番腹を立てているのかを考えます。
新婚なのに自分を置いて彼ばかり遊んでいることなのか?それとも、飲み会で浪費していることが嫌なのか?飲み会に女性がいることが不安なのか?など、様々な原因があり、不満の原因がどれか一つではないかもしれません。
それでも、その原因の中で最もあなたが嫌だと思うことをよく考えます。
そして、不満を言うだけでは何も解決しませんので、今後どうしていくのかを冷静に話し合いましょう。
彼は、仲の良い友人たちとの付き合いを結婚したことで壊したくないかもしれません。そこにあなたから不満を言われると、自分の自由がなくなった気がして「重い女だな。独身の方がよかったな。」などと思わせてしまうかも可能性があるのです。
彼が友人と遊ぶことはいいけれど、家計が心配・・・なのであれば、今の家計の様子と今後子どもが生まれた時やマイホームを視野に入れたことなどを話し合い、飲み会を行くなとは言わないが毎月の飲み会代を〇〇円までにしてほしい、などと妥協案を出すようにしましょう。
彼の方も、今後のことを考えると仕方ないな・・・とあなたの意見を受け入れやすくなります。
ただ、「飲み会に行くな!」というだけだと、彼も「いやだ!」で議論は平行線をたどってしまいますので、妥協案を出すようにじっくり話し合うのが仲直りのコツです。
同じ立場で話し合おう
後々しこりを残さないためにも、一方が相手を見下す態度でケンカをしないようにしましょう。
どちらかが上位に立ってケンカをすると、たとえ仲直りをしたとしても「相手が自分を心の中で見下している」という印象は残ってしまいます。
仲直りをスムーズに行うためには、ケンカをする時に双方が同じ立場で、上も下もなく話をすることが大切です。
亭主関白やかかあ天下といった言葉があるように、夫婦の立場に優劣があることもありますが、できるだけ中立でいるのが、ケンカをしてもうまく仲直りができるポイントです。
相手を傷つけない
ケンカの最中に相手の容姿やその家族の悪口など、相手を傷つけることは言ってはいけません。
言及して良いのは、あくまでも相手の直して欲しいところや、自分の譲れないものについてです。
ケンカの時は、つい売り言葉に買い言葉であることないこと言ってしまいがちですが、いったん口から出た言葉は戻すことができません。
夫婦だからと言って何を言っても良いわけではなく、一人の人間として尊重して言葉を選ぶようにしましょう。
女性は感情的になりがち。こんな点に注意して
女性は脳の構造から、話をする時に話の中に記憶や感情が入り混じる傾向があります。
そのため、興奮しているとなおさら過去の話を持ち出すことや、感情に任せて泣きわめく・・・といった事態になります。
これは、男性にはなかなか理解しづらいものです。
たとえ正しいことを述べていても、その間にこうした余計なものが入り込んでいては説得力がありません。
過去の話を持ち出さないこと、感情的にならない、といった心がけを普段からしておきましょう。
折れたら負けと思わない
言い合いをした際、先に謝ると相手の主張を認めたことになる気がして、なかなか謝ることができないものです。
けれど、ケンカが長引くとずっとギスギスした雰囲気で過ごさなくてはなりません。普段は仲良く一緒にテレビを観たり、お酒を楽しんだりしている、その時間が持てなくなってしまいます。
これはつまらないことだと思いませんか?
パートナーとの貴重な時間を、ケンカのせいで削ってしまっているのです。
謝るのは負けではありません。
ケンカが終われば、一時自分のプライドをちょっと抑え込んで謝ったことなど、きっとすぐに忘れてしまいます。
相手が謝るきっかけを作る
どちらかが謝ると、もう一方も謝るのが世の常です。先にあなたが謝れば、パートナーもあなたに謝やすくなります。
仲直りしたらケンカの内容を踏まえて「自分のこんなところが悪かった」、「あなたのこんなところが悪かった」と、おさらいすることも大事です。
夫婦ゲンカを無駄にせず、今後に活かしましょう。
その場で仲直りができなかった場合はこんな点に注意
ケンカが収束せず、翌日に持ち越してしまうことも珍しくはありません。
しかし、そんな場合でも以下の点に注意しましょう。
一緒に寝る
ケンカしたまま夜を越すことになっても、同じ部屋でいつも通り一緒に寝ることが大切です。
日中であれば、片方が怒って部屋にこもるなどはせずに、あえてダイニングルームで過ごすようにしましょう。
離れていては仲直りもできません。
一緒にいれば、テレビ番組の内容など、小さなことがきっかけで仲直りできる可能性が高まります。
食事を一緒にとる
いつも朝食を用意してくれている妻がケンカを理由に食事を作らなかった場合、それが更に夫を苛立てることになりかねません。
ケンカをしていたとしてもいつも通り食事を作り、一緒に食事をとれば、妻が怒っていても食事を作ってくれることに夫はありがたみを感じるはずです。
また、空腹はストレスを増長させますので、2人でお腹を満たしてから仲直りのきっかけを探しましょう。
挨拶はきちんとする
前日にケンカをしていたとしても、朝の「おはよう」や「いってらっしゃい」といった挨拶はきちんとすべきです。
ケンカが原因で普段交わしているこうした挨拶さえしなくなると、ケンカはさらに長引きます。
いかがでしたか。
一緒に暮らしている相手とケンカをしていると、家にいても気が詰まって疲れてしまいます。理想的なのは、言いたいことを言い合ったらすぐにどちらかが謝り、仲直りをすることです。
夫婦ゲンカ自体は決して悪いものではありません。大切なのは、ケンカをしている最中に相手を傷つけないことです。
上手にケンカをすれば、仲直りも難しくはありません。たくさんぶつかって、お互いを知るようにしましょう。