結婚式をしない「ナシ婚」とは?ナシ婚の詳細と注意点を紹介


昨今多種多様な結婚式のスタイルが登場していますが、さまざまな事情から結婚式をしない“ナシ婚”を選択するカップルもいます。これから結婚をひかえているカップルのなかにも、ナシ婚にしようか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、「ナシ婚とは?」という基本的なお話はもちろん、ナシ婚を選択するうえでの注意点をいくつかお話していきます。ナシ婚について詳しく知りたいという人はもちろん、結婚式を挙げようか悩んでいるというカップルもぜひチェックしてみてください。

 

「ナシ婚」って? どんな理由から選択するの?


ナシ婚とは、その名の通り“結婚式を挙げない”結婚の形です。入籍だけをおこない、結婚式や披露宴といった結婚のイベントはおこないません。そのため、結婚式を挙げる場合に比べると、金銭的な負担や準備の手間がなくなるなどのメリットがあります。

ナシ婚は、さまざまなカップルがさまざまな事情から選択しています。なかには、経済的事情からナシ婚を選択するカップルも。結婚式の規模にもよりますが、結婚式を挙げるためにはまとまったお金が必要になることが多いため、別のことにお金をかけたいカップルがナシ婚を選ぶことがあります。

また、たくさんの人の注目を集めるのが苦手など、そもそも結婚式自体を挙げたくないという理由も。このほかに、妊娠中だったり、再婚だったりするケースでも結婚式を挙げないことがあります。さらに最近では、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況などを背景にナシ婚を選ぶなど、カップルによって事情は異なります。

 

結婚をひかえるカップルが、ナシ婚を選ぶうえでの注意点


どんな結婚の形を選ぶかはふたり次第ですが、結婚をしたカップルのなかには、ナシ婚を選んだことを後悔している方もいます。ふたりにとって一生に一度のことですから、よく話し合ったうえでどうするのか選ぶようにしたいですね。ここからは、ナシ婚を選ぶうえでの注意点をご紹介します。

 

【ナシ婚選択の注意点1】結婚を実感しにくい場合も

ナシ婚は、籍を入れるだけの結婚のスタイルなので、結婚したことを実感しにくい場合があります。とくに結婚をする前からパートナーと一緒に住んでいたりすると、生活に大きな変化が訪れないため、結婚したことを実感しにくいかもしれません。

結婚式をする・しないで結婚のあり方が変わるわけではないですが、結婚式に向けて準備をしたり、多くの人から祝われたりすることで、より結婚したことを実感しやすくなります。結婚したことに対してけじめや区切りを付けたいカップルは、結婚式を挙げることも検討してみてはいかがでしょうか。

 

【ナシ婚選択の注意点2】感謝を伝える場がなくなる

結婚式を挙げるカップルのなかには、結婚式を両親や友人など日ごろお世話になっているゲストに感謝の気持ちを伝える場としていることもあります。しかし、ナシ婚では結婚式を挙げないため、こうした機会が失われてしまいます。

もちろん、普段から感謝の気持ちを伝えることはできますが、気恥ずかしさが勝ってしまい、伝えることができない場合もあるでしょう。お世話になっている人に感謝の気持ちを伝えたい、という方にとって結婚式は良い機会のひとつです。

 

【ナシ婚選択の注意点3】両親が結婚式を楽しみにしている場合も

ふたりがナシ婚を選択することに一致していても、両親も同じ考えだとは限りません。なかには、結婚式を挙げることを強く願っていることもあるでしょう。この場合、ふたりの意見と対立してしまうことがあります。

娘・息子のハレ姿を見たい、結婚式を楽しみにしている両親も多いので、ナシ婚を選ぶ際は、両親に対してしっかり説明をするなど、配慮を忘れないようにしましょう。

 

結婚式のスタイルはいろいろ! 家族婚やフォトウェディングも


やむを得ずナシ婚を選ぶカップルの場合、別の結婚式のスタイルを探ってみるのもひとつの手です。昨今は、さまざまな結婚式のスタイルがあり、なかにはふたりの費用負担を抑えたものも少なくありません。

「結婚式の費用が気になる」「たくさんのゲストの注目を集めたくない」という方は、両親・親族だけを呼んで家族婚や親族結婚式を挙げたり、会食を開いたりするのもおすすめ。招待する人数が少ないため、費用負担が少ないことが多いです。

また、写真だけのフォトウェディングを挙げるという選択も良いでしょう。結婚式を挙げる場合に比べると安く済むことが多く、準備の手間もかかりにくいです。最近では、本当の結婚式を挙げているかのような写真を撮影できるところもありますよ。

 

結婚式をする・しない、どちらも後悔のない選択を


結婚式をするカップルもいれば、しないカップルもいます。なかには、元々ナシ婚派だったけれど、家族や親族にハレ姿を見せたいと考え、結婚式を挙げることを決めたという先輩カップルも。

どちらを選べばいいということはなく、大切なのはふたりが納得した選択をすることです。どちらの選択をしても後悔しないよう、ふたりでしっかり話し合ったうえで結論を出してくださいね。

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