結婚の新居選び!マンションやアパートなどの違いってなに?


パートナーとの結婚が決まったら、いよいよ新居探しを始めるカップルが多いかと思います。どんな家で暮らすか、夢が広がりますね。結婚してすぐに家を建てるカップルもいますが、まずはアパートやマンションなどの集合住宅から結婚生活をスタートさせるカップルが大半です。

不動産屋の店頭やHPで賃貸物件の情報を見ると、同じ集合住宅でも、アパートやマンション、ハイツ、コーポなど、さまざまな名称があります。「あまり気にしたことがなかったけれど、どう違うんだろう?」と疑問に思う方も多いかもしれませんね。

そこでこの記事では、新居選びの役に立つ、集合住宅の名称について詳しくご紹介します。新居探しをする際の参考にしてくださいね。

 

マンション?アパート?結婚後の新居はどうする?


マンションやアパート、テラスハウス、メゾネットなど、賃貸物件を見ると、さまざまなカタカナ用語が羅列されています。ハイツ○○、メゾン△△といった名称の建物も多くありますが、その違いは分かりづらいもの。

そもそもアパートとマンションは、どう違うのでしょうか? 普段何気なく使っているマンションやアパートの他、物件探しでよく見かける名称の集合住宅について、詳しく解説します。

 

【結婚の新居選び・建物の種類1】マンション

アパートよりも面積が広く、高層の建物をなんとなくマンションと呼んでいる方が多いかと思います。マンションは英語の「mansion」が語源の和製英語。本来は「豪邸」という意味で、集合住宅という意味はありません。実はマンションとアパートに明確な定義はなく、法的にも決められていません。

ただし不動産屋では、構造上の違いでマンション、アパートを便宜上使い分けています。それぞれの企業によって、多少の違いはありますが、大まかに下記の特徴があるものをマンションと呼んでいます。

  • 鉄骨造
  • 重量鉄骨造
  • 鉄筋コンクリート造
  • 鉄骨鉄筋コンクリート造 など

また3階以上の集合住宅をマンションと呼ぶことが多いですが、2階建てのグレードの高い低層建築をマンションと呼ぶこともあるため、この限りではありません。

 

【結婚の新居選び・建物の種類2】アパート

アパートは一般的にマンションよりも低層で、単身者や少人数の家族向けの比較的面積が狭い集合住宅のことを言います。マンションに比べて一棟に対して部屋数も少なく、同じ立地においては、マンションよりも家賃を抑えられることが多くあります。またそのほとんどが賃貸物件です。

前述のように法的な規定はなく、便宜上マンションと区別しています。主に下記のような構造の建物がアパートと呼ばれています。

  • 木造
  • 軽量鉄骨造
  • 2階建て

 

【結婚の新居選び・建物の種類3】メゾン・ハイツ・コーポなど

建物の名前によく使われるメゾンやハイツ、コーポの違いも見ていきましょう。昭和の時代に建てられた古い集合住宅には、ハイツやコーポという名称がよく使われていました。

その他には、メゾンやシャトー、ヴィラ、レジデンスなども聞いたことがあるのではないでしょうか。これらもマンションやアパートと同じように、それぞれの定義はありません。

昔建てられた「○○荘」などという名称では、いくら建物が素敵でも、古臭く感じてしまいます。建物の魅力が借主へ伝わるように、メゾンやハイツといったカタカナの名前が付けられたのです。集合住宅でよく使われる名称の意味は下記の通りです。

  • メゾン(maison・仏)家
  • ハイツ(heights・英)高台
  • コーポ(cooperative house・英)を略した和製英語。共同住宅
  • シャトー(chateau・仏)城
  • ヴィラ(villa・仏)別荘
  • レジデンス(residence・英)大きな邸宅・官邸など

 

【結婚の新居選び・建物の種類4】テラスハウス

賃貸物件の情報を見ていると、テラスハウスという種類の物件が出てきます。テラスハウスとは、2階建ての長屋のこと。横に連なった戸建て住宅が壁で仕切られている集合住宅のことを言います。

多くのテラスハウスはそれぞれに庭があり2階建てのため、集合住宅でありながら、戸建て住宅のような雰囲気が魅力。また、マンションにあるような住人共用スペースのエントランスはありません。

テラスハウスは、普通のマンションやアパートに比べると数が少ないので、希望しているエリアで見つけるのは難しいケースがあります。

 

【結婚の新居選び・建物の種類5】メゾネット

メゾネットとは、住居内に階段がある2階建て構造の集合住宅のことです。テラスハウスと似ていますが、構造的に違います。2階層を使えるメゾネットは戸建て気分が味わえるうえ、階下に生活音が響かないので、小さな子どもがいる家庭やペットを飼っているカップルに最適。

ただし、メゾネット物件は通常のフラットタイプに比べると物件が少なく、家賃も高めに設定されていることが多いです。テラスハウス同様、希望の物件をなかなか見つけられないかもしれません。

 

結婚後の新居選びをスムーズに!名称にとらわれない物件探しをしよう


マンションやアパートなどをはじめ、不動産屋でよく見かける集合住宅の名称について解説しました。

法的な定義はないものの、アパートとマンションの違いはなんとなくお分かりいただけたとも思います。逆に、コーポやハイツ、メゾンなど、建物にはさまざまな名称が付いていますが、その違いはほとんどありません。テラスハウスやメゾネットは、構造の名前なので、覚えておくといいでしょう。

建物の名称にとらわれず、気になる物件があったら、実際に足を運び、自分の目で確かめることが大切です。ふたりにとってぴったりな新居が見つかることを祈っています!

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