【親族・マナー】結婚式に出席する親族の基本的なマナーをチェック!
家族挙式/セントアクアチャペル表参道マグノリア(ザ ストリングス 表参道)
愛情いっぱいに育ててきた息子や娘、生まれた時からずっと一緒に過ごしてきた兄弟姉妹が新しい一歩を踏み出す身内の結婚式。親族はゲストであると同時に主催者側のポジションでもあります。そのため友人の結婚式に参列する時とは違い、ゲストへの気配りが必要です。
今回は、親族の結婚式に出席する上でのマナーや心構えを解説いたします。新郎新婦の親族として気を付けておきたいポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
親族の結婚式を祝福するための役割やマナーは?
結婚式において新郎新婦の親族は、主催者側としてゲストをお迎えする立場にあります。友人や会社関係者などの結婚式とは異なり、相手の親族やゲストに対して節度を保った行動が求められます。親族それぞれの新郎新婦との関係性に応じた、結婚式当日の役割や心構え、マナーなどを見ていきましょう。
【結婚式当日の役割やマナー】父親・母親編
新郎新婦の父親・母親は、結婚式において新郎新婦をサポートし、ゲストをもてなすという大切な役割があります。新郎新婦に代わり、相手方の親や親族、ゲスト、式場スタッフに挨拶まわりをしましょう。
参列者を知らないのは失礼にあたるので、新郎新婦とゲストの関係は結婚式当日までに確認しておきたいところです。挨拶回りの時に、新郎新婦とゲストの楽しいエピソードを加えた会話をすると、好印象に繋がります。
結婚式では、親の立場として「幸せな日を迎えられた感謝の想い」をゲストに伝えることが大切です。愛情を注いで育ててきた子供を送り出す喜びと緊張で頭がいっぱいになっても心遣いを忘れず、足を運んでくれたゲストへ感謝の気持ちを込めて、丁寧な対応を心がけましょう。
結婚式での服装には正礼装・準礼装といった格があり、洋装の場合は昼夜で異なる装いを着用しなければいけません。昼間の挙式にふさわしい正礼装は、父親ならモーニングやタキシード、紋付羽織袴。そして母親は黒留袖やアフタヌーンドレスが一般的です。両家の衣装バランスを統一すると式全体の雰囲気が整うため、事前に打ち合わせしておくことをおすすめします。
また、結婚式において新郎新婦の父親・母親は注目を集める場面が多くなります。挙式での入場や代表謝礼、ゲストテーブルへの挨拶回りなど、新郎新婦の親は想像以上に大忙し! ゲストから身だしなみや振る舞いを見られているので、マナーや所作に気を付けながら結婚式を盛り上げるようにしましょう。
【結婚式当日の役割やマナー】兄弟姉妹編
新郎新婦の親と同様、兄弟姉妹も結婚式のゲストをお迎えする立場のため。結婚式にふさわしいフォーマルな服装が求められます。新郎新婦や親よりも控え目な準礼装もしくは略礼装を着用します。
結婚式は相手の親族やゲストに「どんな兄弟・姉妹がいるか」をお披露目し、挨拶する場でもあります。これから始まる両家の親戚付き合いのために、笑顔で挨拶を交わしてくださいね。
また、何かと忙しい新郎新婦や親のサポートをするべく動くとよいでしょう。家族がひとつになれる結婚式は、ゲストに感動を与えられること間違いなしです。新郎新婦や親に代わって結婚式の写真を撮るのもおすすめ。結婚式に参列した人々の素敵な笑顔を写真に残してくださいね。
親族やゲストに小さなお子さんがいる場合、新郎新婦に指輪を届ける「リングボーイ」「リングガール」の役割を担っているケースがあります。結婚式をスムーズに進められるよう、子供へのサポート方法や実行できなかった時の対応を、事前に新郎新婦と打ち合わせしておいてもよいですね。
【結婚式当日の役割と心構え】親族編
祖父母・おじ・おば・いとこなど、親族として結婚式に参列する場合もホスト側の立場です。親族はゲストに失礼のない準礼装・略礼装を着用します。新郎新婦の親や兄弟姉妹よりも目立つ衣装は避けましょう。
新郎新婦の親や兄弟姉妹とは違い、親族は結婚式当日に相手側親族と初めて会うことが多いです。初対面の方に好印象を持ってもらうためにも、身だしなみやマナーを守りましょう。
また、父親・母親や兄弟姉妹ほどではありませんが、ホストとして新郎新婦をサポートしたいところです。前述の兄弟姉妹編のように写真撮影を担当するのもおすすめです。両家の親族やゲストの写真を撮影することで、親族やゲストへの挨拶・交流もでき、互いの親睦も深められますよ。
大切な結婚式、親族としてのマナーと役割を心がけよう
親族として参列する結婚式は家族の絆を感じられるセレモニー。新郎新婦とゲストのためにも失礼があってはいけない場だからこそ、マナーや役割を把握することが大切です。
今回ご紹介したマナーは基本中の基本ですので、結婚式当日までにしっかり押さえておきましょう。マナーを踏まえた上での行動は、ゲストだけでなく新郎新婦からも喜ばれます。笑顔溢れる結婚式になるよう、この記事を参考に相手の家族とゲストを心から迎えてくださいね。