「丸テーブル」と「流しテーブル」、披露宴はどちらを使う?
結婚式を準備する際、ゲストを何人呼ぼうか、誰を呼ぼうかと、ゲストについて悩むことが多いのではないでしょうか。両家のバランスも考えつつ、とくに友人はどの範囲まで呼ぶべきかなど色々と悩みの種も多いもの。そしてゲストが決まると、今度は披露宴の席次で悩むことも。
披露宴のテーブルには、「丸テーブル」と「流しテーブル(長テーブル)」があります。ゲストの顔ぶれや人数、レイアウトなどによって、「丸テーブル」にするか「流しテーブル」にするかを決めることがありますが、ではそれぞれどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
今回は披露宴で使うテーブル「丸テーブル」と「流しテーブル」について、メリットとデメリットをご紹介します!
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目次
丸テーブルと流しテーブル、それぞれのメリット・デメリットは?
いわゆる円卓とも呼ばれる「丸テーブル」。丸テーブルが使われる披露宴はとても多く、バランス良く配置された「ちらし」というレイアウトもあります。いっぽうの「流しテーブル」は、「長テーブル」や「晩餐会スタイル」と呼ばれることもあり、長いテーブルを縦にレイアウトするケースが多く見られます。
披露宴ではどちらか片方だけを使うケースが多いですが、両方をバランス良く配置したり、「丸テーブル」と「流しテーブル」をくっつけたりするケースも。さらには「流しテーブル」をコの字型に配置してみるなど、さまざまなレイアウトを楽しむカップルも増えてきました。
そんな丸テーブルと流しテーブル、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
披露宴の「丸テーブル」、メリット・デメリットは?
「丸テーブル」は披露宴でよく使われ、テーブルごとのセッティングやレイアウトもしやすいというメリットがあります。また、ゲストを「職場の同僚」「学生時代の友人」など、グループ毎にも分けやすく、ゲスト同士も交流がしやすいという特徴も。
また、カジュアルな披露宴や、アットホームな披露宴にしたいときは、「丸テーブル」が似合います。「流しテーブル」は「晩餐会スタイル」とも呼ばれる、格式の高さや華やかさのあるテーブルスタイルですので、披露宴のイメージに合わせてどちらにするかを選ぶといいでしょう。
いっぽうで、ゲストがそれぞれのテーブルに「円形」の配置になるため、どうしても新郎新婦に背中を向けてしまうゲストが出てしまうというデメリットが有り得ます。それだけではなく、スピーチや余興をおこなう場所によっては、同様に椅子や体の向きを変えないと見られないゲストも。
また、「グループ毎に分けやすい」というメリットがある反面、グループの人数によっては、配置が難しくなってしまいます。ひとつの「丸テーブル」に座れる人数は限られてしまいますので、ときにはふたつのグループが混ざってしまったり、ひとりだけ他のグループになってしまったりする可能性も。それはそれで新たな交流が生まれるというメリットにもなり得ますが、席次を決める際にはとても悩むポイントです。
披露宴の「流しテーブル」、メリット・デメリットは?
「流しテーブル」は、「長テーブル」や「晩餐会スタイル」として式場から紹介されることがあります。「晩餐会」という言葉からもわかるように、豪華なイメージや大人っぽいイメージの披露宴にはよく似合い、エレガントな花嫁をより引き立ててくれるセッティングができるというメリットがあります。
新郎新婦が高砂に座る形のほか、友人達が座る「流しテーブル」に一緒に座るという形も見られます。「晩餐会」というイメージがありながらも、柔軟な対応ができるのも流しテーブルの魅力のひとつ。
また、入場のときには「流しテーブル」の間を真っ直ぐ歩くことができるため、どの席からも見やすいというメリットも。裾が長いロングトレーンのウェディングドレスを選んだ場合も、よく映えるのでおすすめです。
デメリットは新郎側、新婦側で綺麗に分かれてしまうこと。さらにテーブルの中央に装花などが飾られることによって、正面に座る人とのスムーズな交流が難しいケースがあります。この装花については「流しテーブル」の長さ分が必要になるため、「丸テーブル」より費用がかかる可能性も。
「丸テーブル」のように席次ではあまり迷いにくいですが、両家のゲストに人数差がある場合は、人数差が目立ってしまうというデメリットもあります。「丸テーブル」のほうが、見た目での人数差はわかりにくくなります。
「丸テーブル」と「流しテーブル」、どちらも魅力がたくさん!
「丸テーブル」と「流しテーブル」には、それぞれにメリットもデメリットもあります。しかしデメリット以上に魅力が多く、希望する披露宴スタイルによってさまざまな表情を見せてくれるものです。
イメージする挙式スタイルや好み、ゲストの人数やバンケットの広さなど、さまざまな状況を含めて、「丸テーブル」と「流しテーブル」、どちらにするかを決めたいもの。納得の行くテーブルレイアウトで、素敵な披露宴を演出してくださいね。