ファミリー婚・パパママ婚ってなに?知っておきたい基礎知識を紹介


子どもが産まれた後に行うファミリー婚・パパママ婚。入籍や結婚式の前に妊娠や出産をし、結婚式を挙げていなかった夫婦も、子どもと一緒に楽しめる式の形です。

今回は、ファミリー婚・パパママ婚についての基礎知識をご紹介します。結婚式を挙げる時期や式場選びのコツなど、気になることをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ファミリー婚・パパママ婚とは?知っておきたいこと5選


ファミリー婚・パパママ婚とは子どもがいる夫婦が結婚式を挙げることです。通常の結婚式やマタニティ婚とは異なる点が多く、準備の進め方に戸惑う夫婦も多いかもしれません。魅力や注意点をはじめ、時期、会場選びなど、ファミリー婚・パパママ婚を行う上での基礎知識を5つ解説します。

 

【基礎知識 その1】メリットとデメリット

ファミリー婚・パパママ婚の一番の魅力は、親族をはじめとしたゲストに我が子をお披露目することができる点です。直接紹介できるので、はがきやメールなどで報告するよりも顔と名前を覚えてもらいやすいです。

また、子どもが活躍するような演出を盛り込めるのも大きなメリット。リングボーイやフラワーガールをはじめとして、誓いのキスを3人でしたり、ケーキカットを子どもにしてもらったりと、和やかで楽しい演出アイディアがたくさんありますよ。

そのほか、新婦の体形が妊娠前に近いのでドレスの選択肢が広がるのも嬉しいポイント。そして、子どもがいる結婚式ということで、子連れのゲストにとっても「自分の子が式中に迷惑をかけてしまわないか」という心配が不要になるというメリットもあります。

一方で、ファミリー婚・パパママ婚を挙げる上で注意したい点もいくつかあります。まず、子どものお世話と並行しながら結婚式の準備を進める必要があるということ。1日中慣れないお世話で体力的にも精神的にも疲れている中で、時には出かけてプランナーとの打ち合わせを行う必要があります。なるべく電話やメールでのやりとりにする、ゆとりを持った準備期間を取るといった対策が必要です。

次に、子どもの急な体調不良など、結婚式当日に急なトラブルに見舞われるリスクがあるということ。リングボーイなど子どもが登場する演出を計画している場合には、念のため子どもなしでの進行も計画しておきましょう。

準備期間も当日も、家族の負担がなるべくかからないようにすることが大切です。特に乳児の時期に結婚式を計画している場合は、新婦や子どもの体調を最優先に準備を進めてくださいね。

 

【基礎知識 その2】結婚式を挙げる時期

ファミリー婚・パパママ婚を挙げるなら、子どもが10ヶ月以降の時期がおすすめです。10ヶ月〜1歳ごろは、授乳回数も減っており、お世話の負担が軽くなってくる時期です。また、まだあまり歩き回らない時期のためお世話がしやすいというメリットも。

2〜3歳であれば、食べられないものはほとんどないため、食事にあまり気を使わなくていいという利点があります。ただし、活発な時期なので、子どもの行動範囲に気をつける必要があります。プレイエリアなどを設け、ゲストの子どもなどお友達と遊べるようにしてあげるのが良いでしょう。

4歳以降であれば、いろいろな演出をお任せすることができます。子どもにも活躍してほしいという夫婦はこの時期がおすすめです。また、4歳以降の年齢であれば、大人とのコミュニケーションがしっかりとれ、トイレなど自分のこともできるようになってきている時期ですので、会場選びにおいても夫婦の希望を優先させやすいのではないでしょうか。

 

【基礎知識 その3】式場選びのポイント

式場選びにおいては、子どもが快適に過ごせる場所であること、そして子どもにとって危険の少ない設備であることが大切です。主に以下のような点をチェックしてみてはいかがでしょうか。

  • 授乳スペースがある、またはそのための部屋を確保できる
  • 段差が少ない、落下対策が取れるなど、バリアフリーを意識している
  • 会場にプレイエリアを設けられる広さがある
  • 子ども用のメニューがあるなど、食事内容について柔軟に対応してくれる
  • 専用プランがあるなど、式場がファミリー婚・パパママ婚に慣れている

可能であれば、式場見学やブライダルフェアに足を運んでみてください。実際に式場を見たり話を聞いたりすることで、夫婦の希望に合った式場も見つけやすくなるはずです。

 

【基礎知識 その4】当日の子どものお世話

結婚式当日は、常に新郎新婦が子どものお世話をしているわけにもいきません。お色直しなどで中座する時や、子どものオムツ替えや食事が必要な時など、新郎新婦以外に子どものお世話をしてくれる人がいると安心です。

ベビーシッターや保育士のようなプロを手配できるなら一番ですが、難しい場合は親戚に依頼しておくのがベター。親戚を始めゲストに依頼する場合は、事前に子どもと触れ合ってもらって子どもに慣れてもらう、お礼を準備するといったことも忘れないようにしましょう。

 

【基礎知識 その5】結婚式の費用

パパママ婚・ファミリー婚といっても、一般的な結婚式と基本の費用はあまり変わらない場合が多いようです。ただし、子ども用の食事を準備したり、特別な演出を行ったりと、基本プランと別に準備が必要な場合はオプション費用がかかります。

お得にファミリー婚・パパママ婚を挙げられる専用プランなどが用意されている式場もありますので、ある程度予算には余裕を持ちつつ、特別プランなどをうまく使えると良いですね。

 

子どもと一緒に、絆深まる結婚式を


ファミリー婚・パパママ婚について、押さえておきたい基礎知識をご紹介しました。子どものケアを優先にすると、一般的な結婚式よりも準備が大変かもしれません。ですが、子どもとも一緒に楽しめる点や、家族全員で結婚式を作り上げることができる点など、家族の絆を深めるとてもいい機会になるはず。

みんなが笑顔で楽しめる結婚式になるように祈っています。

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