結婚式の招待状を彩る、切手の種類やマナーを紹介!
結婚式に呼びたいゲストが決まったら、招待状を作成しましょう。一生に一度の大切な結婚式だから、招待状にもこだわりたいという方が多いと思います。気を付けなければならないのは、結婚式の招待状を送る際にもきちんとしたマナーがあるということ。切手ひとつとっても守るべきマナーがあります。
切手を貼るのは招待状作成の仕上げ。ここで間違えるとせっかくの招待状が台無しになってしまいます。ゲストに送ってから「しまった!」と後悔しないよう、マナーや決まりをしっかりと抑えたうえで、招待状を作成しましょう。
この記事では、招待状を送る際のマナーをはじめ、切手の種類などを詳しくご紹介します。結婚式の日取りが決まった方、これから招待状を作成する方、必見です。
目次
切手選びの基本のキ!結婚式の招待状に使う切手はどんなもの?
さまざまなデザインの切手が売られていますが、結婚式の招待状を送る際に一番選ばれているのが「慶事用切手」です。なんと7割以上の新郎新婦が慶事用切手を選んでいるのだとか。特に親族や上司といった、年配の方や目上の方への招待状には、慶事用切手を貼ることをおすすめします。
しかし、友人や同僚といった親しい間柄のゲストに招待状を送る場合は、慶事用切手にこだわる必要はありません。さまざまなデザインの切手が販売されているので、受け取った相手の心がほっこりするようなデザインのものを選びたいですね。
慶事用切手はどんなものなのか、またそれ以外ではどんな切手がおすすめなのか、詳しくみていきましょう。
結婚式の招待状の定番!慶事用切手
結婚式の招待状をはじめ、おめでたいことの知らせを贈る慶事用切手は、お祝い事には欠かせないもの。慶事用切手には、それぞれ94円には松、84円には竹、63円には梅の文様が金色の扇にあしらわれています。
日本らしい伝統的な文様が、新郎新婦からの支持を集めている慶事用切手。「どんな切手を選んだらいいのかな?」と迷ったら、慶事用切手を選べば間違いありません。
結婚式の招待状はもちろん、お祝い事にも!グリーティング切手
季節ごとに販売される期間限定のグリーティング切手なら、結婚式を挙げる季節のものを選べます。また、グリーティング切手とは別に、ハッピーグリーティング切手というものもあります。結婚式の他、出産や誕生日といった記念日やお祝い事に使える万能タイプの切手です。
シンプルでありながら、おしゃれでかわいさも併せ持っているハッピーグリーティング切手は、結婚式の招待状にぴったりです。
ゲストの好きなキャラクター切手を結婚式の招待状に!
キャラクターの切手も根強い人気です。キャラクターものでありながら、やや大人っぽいデザインのものも多いため、招待状を送る際にも違和感はありません。四角以外の形も多くてビジュアル的にも楽しくておすすめ。
ゲストの好きなキャラクター切手を貼って招待状を送ったら、きっと喜んでくれることでしょう。
個性を活かして!結婚式の招待状にオリジナル切手を
自分たちだけのオリジナル切手をオーダーできることをご存じでしょうか? お気に入りのイラストや写真を切手にして、招待状に貼ることができるなんて素敵ですよね。
切手の作り方はとても簡単、郵便局の専用webサイトから申し込めます。好みに合わせてレイアウト調整やフレームデザインを選べばOK! 申し込んでから3週間程度で出来上がるので、招待状を出すタイミングを考えて発注するようにしましょう。
結婚式の招待状に貼る切手のマナーは?
切手の選び方が分かったところで、次に招待状を送る際のマナーをご紹介します。招待状を送るまで油断は禁物、ゲストに失礼がないようにしたいですね。
【招待状の切手のマナー1】定形郵便で
結婚式の招待状には、送る封筒用と返信用はがき用と切手が2枚必要になります。返信用はがきには、63円切手をあらかじめ貼っておきましょう。
ほとんどの招待状は84円切手か94円切手で送れると思いますが、招待状のサイズによっては足りないこともあるので、必ず重さや大きさを測ってから送るようにしましょう。
ちなみに84円(20g以下は84円、50g以下は94円)で収まる定形郵便のサイズは、以下になります。
- 縦14㎝~23.5㎝
- 横9㎝~12㎝
- 高さ1㎝
※2021年2月現在
このサイズを超えると定形外郵便になるので注意が必要です。定形外郵便は120円なので、慶事用切手やグリーティング切手などで送ることはできません。
「金額が足りないから」と切手を2枚貼るのはNG! 「2」はふたつに分けられることから、別れを連想させます。84円もしくは94円の切手で収まるサイズの封筒で送るようにしましょう。
【招待状の切手のマナー2】切手を貼る位置に注意!
結婚式の招待状は封筒で送ることになりますが、デザインによって縦長(縦書き)か横長(横書き)か異なることでしょう。それぞれ切手を貼る位置がきちんと決まっているので、間違えないようにすることが大切です。
縦長の封筒(縦書き)の場合は左上、横長の封筒(横書き)の場合は右上に貼ります。
また斜めになったりシワシワになったりしないよう、まっすぐ水平に貼るようにしましょう。特にシール式ではない慶事用切手はズレてしまいがちなので、注意して貼ってくださいね。
招待状の総仕上げ!切手選びも結婚式のおもてなしのひとつ
招待状をゲストに送るところから、結婚式は始まっていると考えましょう。せっかくなので切手だけではなく消印にもこだわってみては?
また近くの名所などが描かれている消印「風景印」を、郵便局の窓口でお願いしてみてはいかがでしょうか。最近、取り入れるカップルが増えてきている人気のサービスです。名所が描かれているうえ通常の消印より一まわりほど大きいため、インパクトも大きく、ゲストの印象に残ることでしょう。
マナーはしっかり守りつつ、少し遊び心も加えると、招待状にもぐっと個性が出ます。この記事を参考に切手選びにもこだわってみてくださいね。