【ゲスト】結婚式のネクタイ、選び方＆マナーを解説！

2021年06月25日

結婚式に呼ばれて、頭を悩ませることのひとつに当日の服装が挙げられます。新郎新婦にとって大切な門出である結婚式の席で失礼があってはいけません。フォーマルななかにもセンスの光る、おしゃれなスタイリングで結婚式に出席したいと考えている方が多いのではないでしょうか。

特に男性の場合、フォーマルな服装といえばスーツになるため、ネクタイ選びがポイントになります。ネクタイは星の数ほど種類があるため、結婚式にぴったり合うセンスの良いものを選ぶのは意外と難しいもの。「どんなネクタイを選べばいいのかわからない」という方もいらっしゃることでしょう。

そこでこの記事では、結婚式で身に着けるネクタイの選び方やマナーを徹底解説！　「結婚式に招待されたものの、どんなネクタイを選べばいいのかわからない」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。

結婚式で身に着けるネクタイ、選び方のマナーあれこれ

さまざまな色や種類のあるネクタイですが、結婚式にふさわしいデザインのものとなると、実はそんなに種類が多いわけではありません。親族として招待する側なのか、ゲストとして招待される側なのか、それによっても選ぶネクタイは変わります。

今回は、ゲストとして招かれたときのネクタイ選びについてご紹介します。

「結婚式のネクタイ＝白」とイメージされていることが多いと思います。ネクタイ選びに迷ったら、白、もしくはシルバーを選ぶと間違いないでしょう。

特に、高級ホテルなど格式の高い式場で挙げる結婚式には、白かシルバーのネクタイがおすすめです。クラシカルな正統派スタイルのネクタイであれば、今後、親族としてゲストを招待する側になっても身に着けられます。

ただし白のネクタイは、「年配の方が付けるもの」というイメージも。特に最近ではその傾向が強くなってきました。若い世代の方は、白よりもシルバーを選んだ方がスタイリッシュな印象になるでしょう。

シンプルな柄、デザインの定番ネクタイ故に、品質によって大きな違いが出ます。光沢のある上質なシルクのネクタイがベストです。

最近では、レストランやカフェを貸し切った結婚式の他、アウトドアウェディングを代表としたカジュアルな結婚式も人気です。カジュアルウェディングの場合、ゲストはネクタイの色が白やグレーである必要はありません。ちょっとだけ遊び心のあるネクタイを選ぶのもおしゃれです。

同僚や友人といった、新郎と親しい間柄のゲストには、パステルカラー系のさわやかなネクタイがおすすめ。うすいピンクやブルー、ラベンダーといった明るい色ならば、重い印象になりがちなフォーマルスタイルも華やかになりますね。

また小さなドット模様や細いストライプ柄もOK！　シンプルでオーソドックスであれば、柄物でも大丈夫です。会場の雰囲気に合わせたネクタイであれば、おしゃれさもぐっとアップしますよ。

ただし、ドレスコードの確認を忘れないようにしましょう。結婚式のスタイルによって、ドレスコードが指定されているケースがあります。結婚式の内容や格式、招待状の記載などを考慮し、ドレスコードから外れないネクタイ選びをしてくださいね。

結婚式に招待されたとき、避けた方がいいネクタイも抑えておきましょう。大事なお祝いの場なので、相手方に失礼があっては大変。大勢の前で恥もかきたくないですよね。次に結婚式に向かないNGのネクタイもあわせてご紹介します。

黒のネクタイは、お葬式をはじめとしたお悔やみ事で使用するため、結婚式では絶対にNG！　黒っぽいネクタイも同様です。

海外での結婚式は、黒いネクタイでも大丈夫なようですが、日本では黒や濃い色は避けるようにしましょう。

上品でオーソドックスな柄物のネクタイはOKですが、派手過ぎる柄や奇抜なデザインは、結婚式にはふさわしくありません。結婚式の主役は、あくまでも新郎新婦。新郎新婦より目立つ服装は避けるべきです。

またアニマル柄のネクタイは、上品に着こなすのが難しいうえ殺生を連想させます。ネクタイに限らず、アニマル柄は結婚式では選ばないようにしてください。

おしゃれな印象のニットタイは、カジュアルすぎるためフォーマルな場には向きません。種類も豊富にあるのがニットタイの魅力ですが、結婚式ではやはりシルクネクタイがおすすめです。光沢のある品のいいシルクネクタイを選ぶようにしましょう。

結婚式におけるネクタイ選びのマナーについてご紹介しました。今回ご紹介したもの以外では、蝶ネクタイもおすすめです。少々難易度が高いアイテムではありますが、人気上昇中です。個性を出したい方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

「結婚式は白、お葬式は黒」と覚えている方も多いかもしれませんね。結婚式は白以外にもバリエーションがあるので、失礼のないネクタイ選びをししましょう。TPOに合ったネクタイを身に着けて、新郎新婦の門出をお祝いしてくださいね。