結婚祝いに花を贈りたい!花を贈るときのマナーや注意点を紹介


お祝い事の贈り物の定番と言えば「花」。結婚という人生の門出を迎える新郎新婦に、花を贈りたいと考えている方は多いのではないでしょうか?

結婚祝いに花を贈るにあたり、ふさわしい花や贈るタイミング、値段など、さまざまなことに気を付ける必要があります。結婚は一生に一度の大切なイベントですので、相手に失礼がないよう、また恥をかかないようマナーを守って、花を贈りたいですね。

この記事では、結婚祝いに花を贈る際のマナーや注意点をご紹介します。マナーや注意点を守って、新郎新婦に喜んでもらえる花を贈りましょう。

 

結婚祝いに花を贈りたい!相場やふさわしい花、NGのものは?


お祝い事の贈り物として、いつの時代も人気の花。部屋にあるだけで気持ちが安らぎ、癒し効果が期待できます。鉢植えは育てる楽しみが、切り花はドライフラワーやスワッグにすれば長く飾ることができるなど、さまざまな鑑賞方法や楽しみ方があります。花を贈る際には、どんなことに気を付ければ良いのか、具体的に見ていきましょう。

 

結婚祝いに花を!贈るタイミングはいつ頃が良い?

花を贈る場合は、タイミングも大切。結婚式当日や前後は避けたほうが良いでしょう。結婚式当日の新郎新婦ややるべきことが多く、大変忙しい一日を過ごします。結婚式後は、すぐに新婚旅行に出発することも考えられますし、新居の準備に追われる可能性もあります。

また、結婚式直前は準備などで留守にしがちだったり、慌ただしかったりするため、この期間も避けましょう。結婚式前であれば、結婚式の1週間~1、2ヶ月前。結婚式後に贈るのであれば、新婚旅行なども終わり、ふたりの生活が落ち着いた頃に贈ると良いでしょう。

サプライズで贈りたいところですが、不在の場合、花が枯れてしまう場合があります。新郎新婦が必ず受け取れる日時を確認してから送るようにしましょう。

 

結婚祝い贈る花の相場はどれくらい?

結婚祝いに花を贈る場合、花にかける金額も迷うところですね。安すぎると見栄えが悪く、高すぎると相手が恐縮してしまいます。一般的には3,000~10,000円くらいが相場。新郎新婦との関係性によっても、金額が変わってきます。以下の金額を目安にすると良いでしょう。

  • 友人や同僚…3,000円~
  • 親戚や家族…5,000円前後
  • 職場関係…10,000円前後

個人ではなく連名で贈る場合は、これよりも多い金額も選択肢に入れ、金額内で華やかな花を贈ることができるようしっかり検討したいですね。

 

結婚祝いに花を贈りたいけど、どんなタイプを選ぶべき?

花と一言で言っても、切り花やフラワーアレンジ、鉢植えとさまざまなものがあります。結論から言えば、どのタイプを贈っても問題はありません。

ただ鉢植えを贈る場合は、植木鉢の素材選びに注意が必要です。陶器やガラスなどは、割れたり壊れたりする可能性があるため避けましょう。鉢植えを選ぶ際には、植木鉢がバスケットタイプになっているものを選ぶといいですね。

その点、フラワーアレンジメントであれば、プレゼントにぴったりなうえ、見た目にも華やか。新郎新婦のイメージに合ったアレンジも、ショップ側に依頼できます。

ショップによっては、ぬいぐるみ付のウェディングボックスや、バルーンが添えられた個性的なアレンジを扱っているケースも。サプライズ感満載のフラワーアレンジメントも喜ばれそうですね。

また、シンプルに花束を贈るのもおすすめですし、長期保存できるプリザーブドフラワーも人気です。新郎新婦のライフスタイルや好みに合うものを選ぶようにしましょう。

 

結婚祝いふさわしい花を贈りたい!どんな花がおすすめ?

結婚祝いに贈る花は、新郎新婦の好きなものが一番です。しかし好みが分からない場合や、好みの花に添える花は、花言葉から選ぶことをおすすめします。

例えば、小さな花が集まった可憐な印象のスターチスの花言葉は、「変わらない心」「途絶えない記憶」。特に「永久不変」という花言葉を持つピンクのスターチスは、結婚祝いに最適です。

お祝い事の代表格とも言える「コチョウラン」も結婚祝いにおすすめ。花言葉は、「幸せが飛んでくる」「純粋な愛」。見た目も華やかなコチョウランは、お祝い事には欠かせません。他の花に比べると少々値段が張るため、友人や同僚らと何人かでプレゼントしてもいいですね。

 

結婚祝いで贈るのは避けたい、NGの花とは?

花にはそれぞれ花言葉があるため、見た目のきれいさや華やかさだけで選ぶのは失敗のもと。また同じ種類の花でも、色の違いで花言葉が違うものもあるため要注意です。特にバラは色の違いだけではなく、本数でも意味合いが変わってきます。

例えば、赤いバラは「愛している」という花言葉のため、恋人やパートナー以外に贈るのは避けた方がいいでしょう。黄色のバラは「嫉妬」、暗赤色のバラは「憎悪」といった意味合いがあるためNGです。

またバラの色に関わらず15本合わさると、「ごめんなさい」という意味になります。
お祝い事にぴったりのイメージを持つバラですが、注意すべき点がいくつかあるので、結婚祝いとして贈る場合は花屋さんに相談するようにしましょう。

バラを例に挙げましたが、バラ以外にも気をつけたい花、NGの花は多くあります。迷ったときは、店頭でスタッフに相談することをおすすめします。また「結婚祝い用」としてラインナップされている商品があれば、NGの花を使用しているケースは少ないでしょう。

匂いが強い花も、時には迷惑になるケースが。もし新郎新婦のどちらかにアレルギーがあったり、苦手な匂いの花があるようであれば、避けたいところです。可能であれば、事前に本人たちにしっかりと確認するようにしましょう。

 

マナーや注意点を守って、新郎新婦に祝福の花を!


心を癒し、晴れやかな気持ちにしてくれる花。人生の節目やハレの日を演出してくれる、なくてはならないものです。しかし花の選び方によっては逆効果になってしまうため、細心の注意が必要です。結婚祝いに花を贈る際のマナーや選び方をしっかりと確認することが大切。もしどんな花を贈ればいいのか迷ったら店頭で相談して、新郎新婦の結婚を祝う素敵な花を贈ってくださいね。

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