【ご両親必見】親世代の結婚式と令和の結婚式、大きく違う点


昭和・平成・令和と時代が移り変わるなか、結婚式も変化を遂げています。親世代と今の時代の結婚式には、さまざまな違いがあり、親世代にとって当たり前だった結婚式の慣習やスタイルが、今は一般的ではなくなっていることもあります。

そのため、ふたりのためと思ってアドバイスしたことが、逆に負担になってしまっていることも…。そこで今回は、子供が結婚式を控えているご両親に向け、親世代の結婚式と令和の結婚式の大きな違いを解説します。結婚式にまつわる世代間ギャップを埋めていきましょう。

 

親世代と令和の結婚式、何が違うの?


結婚式は、昭和、平成、令和と時代が進むなかで、徐々に変化をしてきました。では、具体的に親世代と令和の結婚式では、どこに違いがあるのでしょうか。ここからは、具体的にどんな違いがあるのかご紹介します。

 

【親世代と令和で違う結婚式1】結婚式の会場やスタイルが豊富

親世代の結婚式の場所といえば、ホテルや専門の式場などで行うのが定番でしたが、現在は多様化。上記で挙げた施設のほか、教会、チャペル、国内外のリゾート、レストランなどさまざまな場所で行われています。

さらに近年は、テーマパークや電車など、普段結婚式の会場として使われていない、ユニークな場所で結婚をするカップルもいるなど、昔と比べると会場の選択肢が増えていると言えるでしょう。

また、挙式のスタイルも時代に合わせて変化をしています。親世代の挙式というと、日本の伝統的な挙式スタイルである「神前式」が一般的でしたが、今はチャペルなどで行う「キリスト教式」が多数派。ゲストが結婚の証人となる「人前式」も人気が高く、カップルによって選ぶ挙式スタイルが異なります。

 

【親世代と令和で違う結婚式2】仲人を立てないのが一般的

自分たちの結婚式で、「仲人」を立てたという親世代の方も多いのではないでしょうか? 仲人は、縁談から結納、結婚式、さらに結婚した後も何かと相談に乗ってもらうなど、結婚するふたりにとって頼もしい存在ですが、令和の時代では仲人を立てることはほとんどありません。

そもそも今は、お見合い結婚ではなく、恋愛結婚が主流となっているため、縁談を取り持つ仲人の必要性を感じていないカップルがほとんど。仲人の役割の一つである結納も、近年は、家族だけの顔合わせのお食事会で済ませるカップルが多いことから、結婚式でも仲人を立てないのが一般的となっています。

また、仲人と似た役割で、結婚式の立ち合い人を務める「媒酌人」がいますが、こちらも現在は立てないケースが多いです。昔は当たり前だった仲人や媒酌人ですが、今ではほとんど見かけない慣習となっています。

 

【親世代と令和で違う結婚式3】ゲストの数が少ない場合も

親世代の方のなかには、たくさんのゲストを呼んで、盛大に結婚式を挙げたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

バブル時代には大勢のゲストを招待する「派手婚」が流行っていましたが、結婚式が多様化している令和の時代は、必ずしも大勢のゲストを呼ぶとは限りません。近年では、家族や親族のみを招待する「家族婚」や、写真だけを撮る「フォトウェディング」など、ゲストの数が少ない、または全く呼ばないという結婚式の形もあります。

派手婚をしていた親世代から見ると、少人数の結婚式にギャップを感じるかもしれませんが、「親しい人たちと一緒に過ごしたい」などの理由から、少人数の結婚式を選択するカップルも少なくありません。

 

【親世代と令和で違う結婚式4】和装をモダンに着こなす

親世代は、神前式が定番のスタイルだったこともあり、結婚式の花嫁衣装といえば、白無垢や色打掛の和装というイメージの方も多いのではないでしょうか。

しかし、最近は洋装しか着ない花嫁も少なくありません。もちろん、和装を着る花嫁もいますが、その着こなしは昔よりモダンな印象になってます。

とくに、大きく変わったのがヘアスタイル。親世代が和装に合わせるヘアスタイルといえば、昔ながらの日本髪が定番でしたが、最近は洋髪を合わせる花嫁が増加。同じ和装でも、時代の変化に合わせた着こなしをするようになっています。

 

【親世代と令和で違う結婚式5】演出も自由度が高く多様化

披露宴の演出も親世代のときと比べると、多様化が進んでいます。例えば、親世代のウェディングケーキの演出といえば、「ケーキカット」が定番でしたが、最近はケーキにふたりでソースをかける「ドリップケーキ」や、お互いにケーキを食べさせ合う「ファーストバイト」などの演出をするカップルもいます。

またテーブルラウンドも、かつて定番だった「キャンドルサービス」の代わりに、各テーブルで写真を撮る「フォトラウンド」をしたり、新郎がゲストにビールを注ぐ「ビールサーブ」をしたりとさまざま。自分たちらしさを出せる演出を取り入れています。

 

昭和から平成、令和で変わる結婚式


今回ご紹介した通り、近年の結婚式は、親世代に比べると多様化が進んでおり、よりふたりらしさを出せるような儀式となっています。

親世代としては、自分たちの時代の結婚式と違うことも多く、戸惑う場面もあるかもしれません。しかし、ふたりから結婚式の意見を求められた際は、親世代と今の結婚式は変わってきていることを念頭に置いた上で、しっかりとアドバイスをしてあげられると良いですね。

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