あれもこれも…結婚式の費用 妥協して節約するなら何費?

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愛する人と永遠の契りを交わす結婚。結婚が決まった瞬間はロマンチックで夢見がちになったとしても、すぐに婚姻の手続きや新居の手配など事務的な手続きに追われます。

その中で最も準備に手間と時間、そしてお金がかかるのが結婚式です。結婚式は一生の間でそう何度も行うものではないので、どうやって準備を進めていけばよいかわかりかねる方が多いでしょう。

そこで多くの方がブライダルプランナーや先輩花嫁たちの意見を参考に準備をされると思います。まずは大まかな見積もりを立てて、式場選びからドレス選び、演出の内容など詳細を決めていくのですが、ここで問題が出てきます。

それは、たいていの場合は当初の見積もりを上回ってしまうということです。

この原因の多くは、結婚式に関わる費用は多岐に渡り、それぞれの項目を少しずつアップグレードしていくと、気づけばものすごく合計金額が高くなっていた…ということです。

折角の結婚式ですから費用なんて気にせず好きな演出やデザインにこだわりたい…のは全てのカップルが思うことかもしれませんが、現実にはそううまくはいきません。

いくら結婚式だからと言っても、予算を大きくオーバーしてしまっては新婚生活に影響を及ぼしてしまう可能性があります。

そこでこの記事では、結婚式の費用を賢く予算内に収めることができるように、節約できるポイントをその理由とともにご紹介します。

 
◇2019年10月1日の挙式披露宴より、料金改定致しました。https://kazoku-wedding.jp/plan01/

 

まず確認すべきは持ち込み可かどうか

結婚式を式場やホテルなどで行う場合、ウエディングドレスやケーキ・引き出物・装花などがセットでついてくることがあります。

これらをオーダーする場合、その会場が提供するものからしか選べないか、持ち込みが可能かどうかを確認しましょう。

一般的に、会場から提供されたり、会場が提携する会社のものは、自分で持ち込むより割高になります。

自分で持ち込む方が好きなデザインを選ぶことが出来る上に安くなるのですから、持ち込みの方がお得だと言えますが、会場によっては持ち込みに別料金がかかったり、持ち込み自体が不可だったりするところがあるのです。

持ち込みができないこと、持ち込みの料金がすごく高いことを後から知って、好みのデザインが選べなかったり、余計な費用がかかってしまったり…ということが無いように、まずは会場選びの段階で持ち込みの可否を確認しておきましょう。

もちろん、会場が提供しているデザインがとてもおしゃれでそのまま使いたい!という場合はその方が手配が楽に済みます。会場を選ぶ際は提供されているウエディングドレスや引き出物などのデザインや値段なども見た上で判断し、選ぶようにするのが余計な出費をしなくて済むコツです。

 

節約すべきは会場のデコレーション

結婚式にかかる費用を見たときに、一番驚くのは「装花」です。よく高い高いと聞きますが、高砂席だけで数万円、各テーブルにも配置すると更に…とどんどん費用がかかっていく上に、デコレーションの仕方によっては花器代までも考えなければいけません。

この装花は高いだけでなく、ゲストたちのの記憶にも残りにくいと言うマイナスポイントもあります。

多くの装花は生花で作られているので披露宴会場だけでしか使用されず、その後は破棄するか新郎新婦やまわりのゲストが持って帰ることになります。そんな装花にかけるお金はなかなかもったいないと感じませんか?

だからと言ってまったく装花がない会場と言うのも殺風景なものになってしまいがちです。そこで、自分たちでデコレーションを持ち込んで会場を華やかにするという手もあります。

例えば、テーブル席の花を一番シンプルなものにしておいて、その周りにローズペタルを散らせ、キャンドルやランタンで灯りをともすのも効果的です。

キャンドルはテーブルデコレーションでよく用いられるアイテムですが、揺らめく灯りが魅力的であるだけでなく、形や色が自在に選べて費用がお手軽と、良い事づくめです。

他にも、二人の趣味がマリンスポーツならテーブルに白砂や貝殻を散らせてマリンテイストに仕上げたり、中央に新郎新婦二人の紹介パネルや思い入れのあるものを飾ったりするなど様々なアイデアでテーブルを飾りましょう。

そうすることでオリジナリティに富んだテーブルとなり、ゲストの方々にも喜ばれて思い出に残りやすくなります。

筆者が実際に結婚式を行った際は、ケーキ入刀に使用するナイフにまで装花が予定されていました。ケーキ入刀のシーンは写真に収められるため、後から写真を見ると手元のナイフにデコレーションがないと寂しく見えるのだそうです。

ただケーキ入刀時の手元なんて、言われなければあまり意識してみるポイントではありませんし、装花の代わりに自分で選んだリボンを巻き付けました。これだけのことでも費用が数千円と変わってきます。

装花は会場のデコレーションの中でも金額が大きいので、いかに華やかさを失わずに節約できる方法を見つけるかがポイントです。

ウエディングドレスも工夫次第で節約可能!

女子の憧れであるウエディングドレスですが、こちらは人によっては絶対に譲れないポイントでもあります。

特に強い思い入れが無ければ、最近はネットショップなどで格安のショップも出ていますので、試してみる価値があるでしょう。なんと購入しても通常のレンタルより安く収まるものも多くあります。

しかし、ウエディングドレスは妥協したくない!という方は多くいます。

確かに、憧れのウエディングドレスまでも節約の対象となるのはなかなか寂しいものがありますし、予算に気を取られてお気に入りのドレスが着られなかったとなれば一生後悔してしまいかねません。

そこで、そういう方におすすめなのはウエディング用の下着や靴などの小物で費用を抑える方法です。特に下着は見えませんし、ネットでも手軽に買うことが出来ます。次にご紹介しましょう。

 

小物は節約できるアイテムが多い!

ウエディングドレスに合わせる小物は、意外と多くあります。グローブ、インナー、シューズ、ヴェール、ティアラ、アクセサリーなどです。スカートの下に穿くパニエ(スカートの裾を広げるアイテム)やシューズは、ウエディングドレスのレンタルとセットになっていることも多いようです。

ヴェールは花嫁自身や母親、友人などが手作りをして作る場合もありますし、そうすることで費用的にはぐっと抑えられます。

ティアラやアクセサリー類は、その後再び身に着ける機会は少ないと思いますのでレンタルされる方も多くいます。アクセサリーは花嫁の印象を左右する大切な小物ですので、ちぐはぐにならないように統一感のあるものを選べば値段以上に高級に見えるでしょう。

 

その他手作りで費用を抑えられるもの

手作りすることで費用を抑えられるものは、招待状や席札など印刷系のものから、新婦のブーケや新郎新婦の結婚指輪を置いておくリングピローまで数多くあります。

これらは全て、手作りや安く店舗で購入することが出来ますので、自分で手配することで余計な費用を浮かせましょう。

 

絶対に妥協すべきでない点

逆に、節約すべきでない点は、ズバリ「招待客に関するところ」です。

結婚式とは、自分たちの幸せを見せびらかす場ではなく、今までお世話になった方々に感謝の気持ちを込めて来ていただく場です。そのため、ゲストの方々が口にするお料理や、持ち帰られる引き出物はできるだけランクを落とさないようにしましょう。

招待客の立場では、花嫁の衣装や会場のデコレーションよりも料理や引き出物を覚えているものです。後々のことも考え、これらは慎重に選びましょう。

 

まとめ

結婚式にかかる費用を節約するには、自分で動ける限り動くことが鉄則です。

手作りはもちろん、自分でネットで調べるだけでもほとんどのものは購入できてしまう時代ですので、是非自分たちで動いて安く賢くお金を使いましょう。

全てお任せのコースに比べ、自分たちで時間をかけたものは思い入れもひとしおです。

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