定番だからこそBGMに!結婚式におすすめのクラシック曲9選
感動的な結婚式をさらに盛り上げてくれるBGM。なかでもクラシック音楽は、世代を超えて愛されているため、幅広い年齢層のゲストが出席する結婚式にぴったりです。
入場やケーキカット、退場など、シーンに合ったBGMを使えばより感動的な結婚式に! JPOPや洋楽のウェディングソングも素敵ですが、あえて定番かつ王道のクラシックで、格式高い雰囲気を演出してみてはいかがでしょうか?
この記事では、結婚式におすすめのクラシックをご紹介します。演出に合わせたクラシック音楽を効果的に使って、感動的な結婚式を作りあげましょう。
目次
結婚式にぴったりな王道クラシックで格式高く
結婚式では常にBGMが流れているわけではなく、シーンに合わせて使用します。主に必要なのは下記の場面です。
- 開演前
- 新郎新婦入場
- 乾杯
- ケーキカット
- 歓談
- お色直し退場
- 歓談
- お色直し入場
- テーブルラウンド
- 花嫁の手紙・花束贈呈
- 新郎新婦退場
- お見送り
結婚式のそれぞれの場面に合ったBGMを流し、会場の雰囲気をより一層盛り上げたいですね。とはいえ、クラシックの名曲は星の数ほどあり、どんな曲をBGMに使用したらよいのか迷われる方も多いのはないでしょうか?
そこで今回は、結婚式にぴったりなクラシック音楽をいくつかピックアップしました。ぜひ参考にしていただき、ご自身の結婚式のBGMにしてくださいね。
【結婚式のBGMに!王道クラシック1】メンデルスゾーン・結婚行進曲
結婚式といえばまずはこの曲が浮かぶほど、王道中の王道、そして定番であるメンデルスゾーンの「結婚行進曲」。パパパパーンパパパパーンのファンファーレで始まる、誰もが知っているあの曲です。
シェイクスピアの喜劇「真夏の世の夢」のために書き上げた、全12曲のなかの9曲目がこの「結婚行進曲」。オーケストラやピアノソロなどさまざまなパターンで演奏され、CDなどで発表されています。気に入った編曲のものを選びましょう。
繊細かつ荘厳な結婚行進曲は、新郎新婦の入場音楽にぴったり! 物語もハッピーエンドのため、文句なしの選曲と言えるでしょう。
ワーグナーのオペラ「ローエングリン」の「結婚行進曲」も有名です。しかし「ローエングリン」は悲劇のため、実は結婚式には向いていない曲とも言えます。
【結婚式のBGMに!王道クラシック2】ショパン・ノクターン第2番
続いてご紹介するのは、ショパンの「ノクターン第2番」です。曲のタイトルは知らなくても、聞けば誰もが分かる名曲中の名曲。美しいピアノの調べは、開演前や歓談中にぴったりです。
「ノクターン」は、ショパンが20歳のころから晩年にいたるまで制作されており、その第2番がもっとも有名でショパン自身もお気に入りだったそう。余興でピアノの生演奏がある場合は、ぜひ弾いてもらいたい曲のひとつです。
【結婚式のBGMに!王道クラシック3】プッチーニ・わたしのおとうさん
CMやドラマ等でもよく使われている、プッチーニの「わたしのとうさん」。耳なじみのいいこの曲は、プッチーニのオペラ「ジャンニ・スキッキ」の中の一曲です。
ピアノのみで演奏されているものもありますが、ソプラノが美しい曲なので、ぜひ歌付きをBGMにしてはいかがでしょうか。2分から3分程度の短い曲なので、うまく次の曲とつなげるようにすると自然です。
【結婚式のBGMに!王道クラシック4】バッハ・G線上のアリア
続いておすすめしたいのは、バッハの「G線上のアリア」です。クラシック音楽に馴染みがないと、タイトルを聞いてもピンとこないことはよくあります。しかしこの曲はタイトルを聞いただけで、メロディが頭のなかを流れるという方も多いかもしれませんね。
「G線上のアリア」で奏でられるバイオリンの美しい旋律は、厳かな結婚式に最適です。どんなシーンにも使える曲ですが、特に花嫁の手紙・花束贈呈といった場面を、よりいっそう感動的なものにしてくれるでしょう。
【結婚式のBGMに!王道クラシック5】チャイコフスキー・花のワルツ
バレエ音楽であるチャイコフスキーの「くるみ割り人形」の一曲、「花のワルツ」はハッピーな雰囲気の結婚式にぴったり! 華やかさや優雅さにあふれている素敵な一曲です。乾杯やケーキカット、テーブルラウンドといったシーンにおすすめ。
ちなみにバレエでは、主人公の女の子と呪いでくるみ割り人形にされてしまった王子様がおとぎの国を訪れ、住人達に歓迎されるというシーンで使われています。オーケストラ曲としても人気があるチャイコフスキーの代表曲です。
【結婚式のBGMに!王道クラシック6】エルガー・愛の挨拶
軽やかで親しみやすいエルガーの代表曲である「愛の挨拶」。タイトルは分からなくても、電話の保留音でよく使われている曲のため、聴いたことがある方も多いことでしょう。
「愛の挨拶」はやさしい旋律が魅力的。披露宴の開演前や、歓談に向いています。
【結婚式のBGMに!王道クラシック7】モーツァルト・歌劇フィガロの結婚K.492から序曲
1786年にモーツァルトが作曲したオペラ「フィガロの結婚」の序曲も、結婚式のBGMにおすすめです。華麗で優雅な調べは、モーツァルトの序曲のなかでもとても人気があります。
華々しく壮大なオーケストラ演奏は、入場音楽や退場音楽にぴったりです。オペラのストーリーは、伯爵の従者フィガロと、同じく伯爵家の女中スザンナが伯爵に邪魔されながらも、最後はめでたく結婚するというもの。ハッピーエンドなので、結婚式にぴったりな一曲と言えそうですね。
【結婚式のBGMに!王道クラシック8】ヴェルディ・椿姫より乾杯の歌
ヴェルディのオペラ「椿姫」で使われる「乾杯の歌」も、たびたびCMなどで使用されているため、聞いたことがあるという方も多いと思います。タイトルに「乾杯の歌」とあるように、乾杯のシーンでのBGMにおすすめ。会場が和やかな雰囲気に包まれるでしょう。
【結婚式のBGMに!王道クラシック9】パッヘルベル・カノン
クラシックになじみがなくても、きっと誰もが一度は耳にしたことがあるパッヘルベルの「カノン」。バイオリンの美しい旋律が印象的ですが、ピアノの他、さまざまな楽器で演奏した曲もあります。結婚式のどんなシーンにもぴったりと馴染む万能な曲です。
教会にあるパイプオルガンで演奏されるカノンも荘厳で雄大。結婚式をドラマチックに演出してくれるでしょう。
時代を超えて愛されるクラシックをBGMにして、感動的な結婚式に
クラシック音楽は、時代も国も越えて愛されている名曲ばかり。いつ聴いても色あせないため、結婚式にぴったりです。
少し硬いイメージもあるクラシックですが、だれでも耳にしたことある有名な曲を選べば、上品かつ親しみやすい雰囲気を演出できますよ。すべてクラシックに統一してもいいですし、数曲効果的に使うのもおすすめ! ぜひご自身の「結婚式に取り入れてみてくださいね。