「七夕婚」は縁起が良い？悪い？七夕婚のおすすめ演出も紹介！

2020年07月07日

結婚式の日取りを決める際に、縁起の良い日にこだわるカップルは少なくありません。それは、「七夕婚」をしたいと思っているカップルにとっても同じこと。7月7日が縁起の良い日なのか、悪い日なのか、気になっているカップルも多いのではないでしょうか？

そこで今回は、七夕婚の縁起についてお話をしていきます。後半には、七夕婚におすすめの演出もご紹介！七夕婚をしようか迷っているというカップルだけでなく、すでに七夕婚に決めたカップルもぜひチェックしてくださいね。

七夕婚は縁起が良いの？悪いの？

ロマンチックな印象のある七夕婚ですが、縁起については人によってとらえ方が異なります。これには、七夕の由来となっている七夕伝説が深くかかわってくるので、まずは七夕伝説のあらすじを簡単に見ていきましょう。

【七夕伝説】
七夕伝説では、天空で真面目に働いていた織姫と彦星が結婚をするのですが、結婚をしてからというものの、ふたりで遊んでばかりで仕事をしなくなってしまいました。これに織姫の父親である天帝が怒り、ふたりを引き離します。

しかし、ふたりは離れ離れになった悲しさから仕事ができなくなってしまいました。それをかわいそうに思った天帝が、仕事をしっかりとすることを条件に、年に1度だけ、7月7日の夜にあわせてあげることを約束。それからふたりは会えることを楽しみに、仕事を頑張ったといいます。

これが七夕伝説のあらすじなのですが、「ふたりが引き離されてしまう話」であるため、縁起が悪いと感じる人もいるようです。一方でこの話を「愛する者のために仕事を頑張る話」と好意的にとらえる人も。

さらに、7月7日は、ラッキーセブンといわれることもある数字の“7”が連続して続いていることから、縁起が良い日と考える人も多いです。こうしたさまざまな要因から、七夕婚を縁起が良い日と考える人もいれば、悪い日と考える人もいるのです。

縁起が悪い日ととらえる意見があるとはいえ、全体的には好意的な見方が多いです。実際、七夕に入籍をするカップルも少なくないんですよ。結婚式や披露宴では、七夕ならではの演出を取り入れることもできるため、ふたりが納得しているのであれば、七夕婚は結婚式におすすめの日取りです。

結婚式や披露宴で、季節感を大切にするカップルは多いです。7月7日に結婚式や披露宴をおこなうのであれば、七夕らしい演出を取り入れたいもの。そこで、ここからは七夕婚ならではの演出アイデアをご紹介します。

七夕婚では、招待状にもひと工夫！招待状のデザインに星モチーフを使えば、七夕婚らしい招待状を送れます。さりげなく星をデザインするのも良いですし、招待状を夜空に見立てて天の川をデザインするのも素敵ですね。

デザイン次第で、ポップさも大人っぽさも出せるのが星モチーフの良いところ。「どんな結婚式なんだろう？」とゲストが楽しみになるような、招待状を送ってみては？

七夕といえば、短冊に願いを書いて、笹に飾りつける七夕飾りをイメージする人も多いでしょう。そこでおすすめなのが、短冊を会場装飾に取り入れるアイデアです。

ゲストに受付で短冊を渡し、願いやメッセージを書いてもらいましょう。短冊を会場内に飾れば、一気に七夕感が出せますよ。披露宴の最中に、新郎新婦が笹に短冊を飾る演出を取り入れるのも良いですね。

アフターセレモニーの演出といえば、フラワーシャワーが人気ですが、七夕婚では「スターシャワー」をおこなってみては？

スターシャワーは、その名の通り星をまく演出。スターシャワーの星は紙テープなどで簡単に作れるので、手作りしても良いですね。たくさんの星が頭上から降り注ぐ、幸せいっぱいのアフターセレモニーになりますよ。

プラネタリウムを会場に投影するのも七夕らしい演出です。チャペルや披露宴の会場にプラネタリウムを投影すれば、満天の星空のなか愛を誓い合う特別なひとときを過ごせますよ。

ただし、プラネタリウムの演出ができるかどうかは、結婚式や披露宴の会場によって異なります。「絶対にプラネタリウムの演出がしたい」というカップルは、事前にプラネタリウムを投影できるか、確認することを忘れずに！

七夕婚の縁起については、人によってとらえ方が違います。縁起が良いととらえる人もいれば、縁起が悪いととらえる人もいるので、しっかりとふたりで話し合いましょう。七夕婚をおこなうことになった際は、七夕ならではの演出で結婚式や披露宴を盛り上げてくださいね。

今回ご紹介した内容を参考に、思い出に残る七夕婚を挙げてみてはいかがでしょうか？