結婚式の日に雨が!雨の日ならではのゲストへのおもてなしとは


最近の結婚式では、カジュアルなアウトドアウェディングやガーデンウェディングのほか、屋外でおこなう演出なども多いため、当日の天気は気になりますよね。とはいえ、万全に準備をしていても、ふたりの力だけではどうしようもできないのが天気です。

できれば、当日は晴れであってほしいものですが、雨でもすてきな結婚式を挙げることは可能です。また、フランスでは「雨の日の結婚式は幸せになれる」と言われているのだとか。日本でも「雨降って地固まる」ということわざがあるように、雨の結婚式はふたりの門出にふさわしいとも言えるでしょう。

この記事では、雨の日ならではの結婚式のおもてなしをご紹介します。雨の日でもポジティブにとらえて、しっかりと準備をしておきたいですね!

 

結婚式当日に雨が降りそう!式場の対応は?


結婚式の場合、雨天だからといって延期やキャンセルをすることは当然できません。1週間ほど前から天気予報をチェックし、雨の確率が高そうな場合は、あらかじめ当日の変更点などを式場に確認しましょう。

ガーデンウェディングの場合は、屋内のチャペルでおこなう結婚式に変更することが多いようです。屋外でおこなう結婚式は、雨天を想定している場合がほとんどなので、当日にあわてることは少ないと思います。しかし、念のため事前に演出方法などをプランナーに確認しておくと安心です。

 

雨の結婚式でも楽しんでもらいたい!ゲストへのおもてなしは?


雨だとなんとなく気持ちが沈んでしまうものですが、雨だからこその細やかなおもてなしをすれば、ゲストにとっても忘れない結婚式になることでしょう。雨のなか足を運んでくれたゲストが気持ちよく過ごせるよう、心を込めたおもてなしをしたいですね。具体的にどのようなおもてなしをすれば喜ばれるのでしょうか?

 

【雨の結婚式のおもてなし1】ミニタオルを準備する

雨が強い日は、気を付けていても服やバッグは濡れてしまいます。そんな時、受付にミニタオルが用意されていると助かりますよね。そのままプチギフトとしてプレゼントすると、さらに喜ばれるでしょう。細やかな気配りに、ゲストからも好印象を持ってもらえますよ。

結婚式当日が雨天と分かってからミニタオルを用意するのは大変なので、事前にプチギフトに選んでおくといいでしょう。晴れならばラッピングをした状態でプレゼントをし、雨ならば受付で渡すようにすると、無駄もなくスマートです。

 

【雨の結婚式のおもてなし2】温かいウェルカムドリンクを用意する

季節を問わず、雨の日は体が冷えてしまうもの。温かい飲み物をウェルカムドリンクとしてお出しすると喜ばれますよ。コーヒーや紅茶、緑茶やレモネードなど、ゲストの好みに合わせていくつか種類を用意すると、おもてなし感もぐっとアップします。冷えた体も心もホッと温まりそうですね!

また、ゲストが湿気で不快な思いをしないように、会場の湿度調整の配慮も忘れないようにしましょう。

 

【雨の結婚式のおもてなし3】化粧室にドライヤーを用意する

ミニタオルだけでは不十分な場合があるので、化粧室にドライヤーやタオルを備えておきましょう。その際にヘアスプレーやスタイリング剤を用意しておくと、女性のゲストに喜ばれますよ。雨の日に限らず、アメニティグッズが充実しているのはポイントが高くておすすめ。普通のドライヤーのほかに、ヘアアイロンもあるとなお良いですね。

タオルは、使用前のものと使用済みのものがすぐに分かるよう、それぞれカゴを用意しておくようにしましょう。

 

【雨の結婚式のおもてなし4】ストッキングや靴下などの替えを用意

雨の日は、靴下やストッキングがどうしても濡れてしまうもの。結婚式の場合、レインブーツで式場に行くのも難しいため、足元が濡れるのは避けられません。足元が濡れた状態が続くと気持ちが悪いので、男性用に黒い靴下、女性用にストッキングをいくつか用意しておきましょう。

雨でもゲストには快適な状態で、結婚式を楽しんでもらいたいですね。

 

【雨の結婚式のおもてなし5】ゲストの送迎に気を配る

雨の日は、晴れの日と同じ距離を歩いても、遠くに感じてしまうもの。まして、いつもよりドレスアップをしている状態ならなおさらです。会場から最寄り駅まで距離がある場合は、送迎バスを手配したり、タクシーチケットを用意したりするといいでしょう。また、はじめから雨の日を想定し、駅から近い会場を選ぶと安心です。

ゲストの車を駐めるための駐車場も事前にチェックしておきましょう。屋根が付いている駐車場なら雨でも濡れることなく会場に入れます。

 

【雨の結婚式のおもてなし6】雨ならではの演出をする

晴れの日にはおこなわないような演出をすると、特別感があって盛り上がります。テーマパークでも雨の日だけのショーを観られると、なんだか得した気分になりますよね。例えば、傘をさして入場するのも雨の日ならでは。ウェルカムスペースに傘を置き、ゲストにメッセージを書いてもらうのもいいですね。

ジューンブライドで結婚式当日に雨が降る可能性が高い場合は、はじめから雨をイメージしたブルーをモチーフにしたり、雨をテーマにした音楽をBGMにしたりするというアイデアもおすすめです。

 

ゲストへ気を配りながら、雨の日の結婚式も楽しむ!


結婚式当日が雨の場合は、晴れと比べてより一層細やかな配慮が求められます。その分、期待以上のおもてなしをすることで、ゲストの満足度もアップし、記憶に残る結婚式になることでしょう。

梅雨の季節であるジューンブライドが人気であることから、雨の結婚式は決して珍しくありません。「雨も楽しむ!」という気持ちで準備をしっかりと整え、結婚式当日を迎えましょう。

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