自分で作るからぴったり!可愛い「ウエディング花冠」の作り方

自分で作るからぴったり!可愛い「ウェディング花冠」の作り方 (Unicode エンコードの競合)
昔は結婚式と言えばホテルでたくさんのゲストを招いて行うゴージャスなイメージでしたが、最近では、ガーデンウェディングなど、オリジナリティに富んだカジュアルな結婚式も人気が出てきています。

その理由は幾つかあると思いますが、そのうちの一つとして、カジュアルなパーティーの方が気取らずゲストの方々と近い距離でお話することが出来ることが挙げられます。

そうすることで、より思い入れの深い一日が過ごせると考え、カジュアルウェディングを希望する人が増えていると言えるでしょう。

結婚式のスタイルがカジュアルになると、もちろん花嫁が着るウェディングドレスや身に着けるアクセサリーにも変化が出てきます。

最近の傾向としては、ウェディングのスタイル同様、ドレスも昔に比べてシンプルなものの人気が出てきています。

ファッションをけん引する欧米の様子を見ていると、最近はイギリス王室のプリンセスたちに代表されるようなシンプルで品良くまとめたスタイルや、Rustic(ラスティック=素朴な)スタイルが主流です。

日本では、家具や雑貨でもナチュラルなRusticデザインが人気になっていることから、ウェディングドレスもナチュラルなスタイルの人気が出てきています。

そのスタイルにぴったり合うヘアアクセサリーが、「花冠」です。花冠はヨーロッパで人気の、ナチュラルスタイルのウェディングでよく用いられている定番アイテムですが、日本でも最近になって人気が出てきました。

花冠は、つけるだけで素朴で純粋なイメージになり、ピュアな花嫁像を演出できるという点で人気があるのです。

けれども、可愛らしいウェディングドレスの花冠は使い方を間違えると、残念ながら全く似合わないという結末を招いてしまうことがあるのです。

それは、絶対に避けたいですね!

そこで今回はナチュラルウェディングに欠かせないアイテム「ウェディング花冠」に注目してお話を進めていきます。

選ぶときのポイントや自分で作る方法をご紹介していきますね。一緒に確認していきましょう。

 
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必見!花冠を選ぶときのポイント

そもそも被る機会の少ない花冠ですので、自分の顔立ちやウェディングドレスのデザインに合った花冠を探し出すのは、なかなか難しいものです。

自分では良いと思っていても、周りの人から見れば似合わないと思われてしまうことも十分に考えられます。

そこでまず初めに、花冠を選ぶときのポイントについてまとめておきます。

 

ポイント1. ヘアスタイルをまとめすぎると似合わない

例えば髪の毛をキッチリまとめた夜会巻きスタイルや、コテでしっかりと巻いた巻き髪スタイルに花冠は似合いません。クラシカルなスタイルとカジュアルな花冠のバランスが取れなくなってしまうからです。

花冠を着けるのであれば、コテで巻きすぎずに毛先だけに動きを付ける程度にしておきましょう。また、敢えてラフなスタイルを保つためにまとめ過ぎずにややボリュームのもおすすめです。

一見何もセットしていないかのように見えるようなふんわりとしたスタイルが花冠にはぴったりです。

結婚式にこんなにカジュアルでいいの?と驚いてしまいそうですが、カジュアルなヘアスタイルと花冠の相性は抜群です。

 

ポイント2. 花冠が大きすぎると変になる

花冠はその素朴さやナチュラルさが良いので、顔の大きさに対して花冠が大きすぎると何ともアンバランスになってしまいます。ウェディングドレスや表情よりも頭の上に乗った花冠にばかり目がいってしまいます。

また、大きい花冠は頭全体を大きく見せてしまい頭身バランスがおかしくなることがありますので、花冠は大きすぎないことが重要です。

そこで押さえておくべきポイントとして「花冠はメインアイテムではなく、あくまでもアクセントとすること」と捉えておきましょう。

花冠は決して主役ではなく、あなたの美しさを際立たせるアイテムなのです。

 

ポイント3. そもそも顔立ちが花冠向きではない

これを言っては元も子もないことではあるのですが、花冠は多少なりとも顔を選ぶアイテムでもあるのです。

花冠に必要なのは美人かそうではないかなどの顔の造形ではなく、花嫁の雰囲気です。特に顔立ちが大人っぽい印象の女性や、どちらかと言えば男顔の女性には花冠は非常にハードルが高いアイテムです。

大人びた顔立ちの方にシンプルでクールなデザインが似合う、幼い顔立ちの方にはフリルやレースが似合う・・・など、多かれ少なかれ顔立ちによって似合うデザインが変わってくるように、花冠が似合いづらいタイプの方もいらっしゃいます。

可愛い系の花冠をクールビューティー系の顔立ちの人が行うと、雰囲気がミスマッチになってしまうのでどうしてもバランスが取れません。

自分の顔は、そもそも花冠が似合うのかどうかをしっかり見極めて、花冠がウエディングアイテムとして必要なのかを確かめていきましょう。

自分で分からなければ、ヘアメイクの担当者や家族や仲の良い友人に意見を求めるのもおすすめです。あなたのことをよく知っている相手だと、顔立ちだけでなく雰囲気や性格を考慮して見極めてくれることでしょう。

 

花冠にした人に聞いた!どこで手に入れた?

実際に花冠をかぶった花嫁さんは意外と多いので、皆さんにどこで手に入れたのか聞いてみることにしました。

  • 結婚式場のヘアメイクスタッフに準備してもらった。
  • インターネット通販サイトで購入・レンタルした。
  • 友達からプレゼントされた。
  • 自分で作った。

このような方法で花冠を入手している人が多いようですね。
今回はその中でも、自分で花冠を作るための方法をご紹介いたします。これは、要チェック!

 

ぜひ試して!花冠を手作りする方法

「せっかくの自分の結婚式だから、できる限り自分で作りたい」「世界に1つだけの花冠を作って、思い出に残るものにしたい」などと、手作りの花冠にこだわる人も少なくありません。

でも、難しそうだなぁ・時間がかかって面倒くさそうだなぁ・・・と諦めていませんか?

実は、花冠は身近な場所で材料をそろえることができて、誰でも簡単に作れるアイテムです!自分で作れば思い通りの花冠ができるだけでなく、費用だってとても安く済ませられるのです。

今回は手先が不器用な人でも、簡単に作ることが出来る花冠の作り方をご紹介いたします。

ぜひ、参考にしてくださいね!

 

花冠制作に必要な材料は

花冠制作に必要な材料はおおむね以下の通りです。

<材料>

  • 穴あけドリル
  • ワイヤー
  • はさみ
  • ペンチ
  • フローラルテープ
  • 造花

 

これらは全て、インターネットショップでも取り扱っていますし、ホームセンターや100円ショップでも手に入ります。

この中では、特に「造花」選びは慎重に行いましょう。花冠のバランスは、花の種類や大きさに左右されるため、少し多めに、色々な種類を取りそろえておくのがおすすめです。

実際に、作っていく間に自分に似合うベストなバランスの花のサイズ・量がわかってくるでしょう。

 

花冠の作り方

それでは次に、花冠の手順をご紹介します。お花の種類に分けて詳しく説明していますので長く見えますが、実際に作ってみるとあっという間にできますよ。

1 お花の下準備を行う。ワイヤー取り付けをしよう!
造花はどこで買ってきても良いのですが、購入したままの状態では使えません。
ステキな花冠を作るためにはきちんと下準備を行うことが大切です。しっかりと取り組んでいきましょう。

<パターン1. お花が1本咲きの場合の下準備の方法>
まず、茎から花を抜き取ります。抜けない場合は花から1センチほど下の部分で茎を切ってしまいます。

次に、花の根元の部分に穴あけドリルで穴をあけていきましょう。穴が開いたら、そこに20センチ程度に切ったワイヤーを通して、通したワイヤーを半分に折り曲げます。

ワイヤーを折り曲げたら片方のワイヤーを二重ほど茎の周りに巻き付けるようにし、もう片方のワイヤーと一緒にねじります。これで、どこにでも巻きつけられる造花の出来上がりです。

もちろん、もともとこれらの下処理ができている花冠用の造花も売っていますが、ワイヤーを付けることで市販の造花も花冠用に使うことが出来るようになります。

<パターン2. 花がいくつも咲いているもの>
花が1本咲きではなく、一つの茎に対していくつも咲いているものは、少しやり方が変わってきます。しっかり確認しておきましょう。

まず、1本咲きの場合と同様に茎と花を引き離します。抜けないときは同じく花の根元から1センチほど下の部分で茎を切ってしまいます。1本咲きとの違いは、穴をあける必要がないという点です。

花の枝分かれしている部分にワイヤーをひっかけて、その後は1本咲きの場合と同じようにもう片方に巻き付けて2本を1本にしていきます。

<パターン3. 葉っぱ>
花冠につけるものは、花だけとは限りません。適度に葉っぱが入ると、よりナチュラルで雰囲気の良いものに仕上がります。

そんな葉っぱですが、花と違って茎の部分が細いためなかなかドリルで穴をあけることができません。そんな場合は茎の部分を葉から約1センチのところで切り落とします。

ワイヤーを直角に曲げて、曲げたほうのワイヤーでもう片方のワイヤーと茎とをグルグルと巻きつけましょう。

ここまでが形の違った花や葉っぱへのワイヤーのつけ方です。この先は全て同じように処理します。

2 ワイヤー取り付けが終わったら、補強テープを巻こう
ワイヤーの取り付けが終了したら、ワイヤーの周りにグルグルとフローラルテープを巻きましょう!

フローラルテープは、ワイヤーの周りに巻くことでワイヤーの無機質さを隠すことができるだけでなく、伸縮性に富んでアレンジがしやすくなったり、何より本物の植物のように見せることができたりする優れものです。

3 いよいよ花冠を組み立てましょう
花冠の組み立ては、みなさんが思っている以上に簡単です。では、早速見ていきましょう!

まずは、作成した花を2本重ねて、一緒にフローラルテープでグルグル巻きにしていきます。巻いた後にもう1本花を加えてさらにフローラルテープを巻きつけます。ポイントとしては、フローラルテープを毎回切らずに、ずっと巻き付けていくことです。

少しずつずらしながら、バランスや形を見ながら1本ずつ加えて巻き付けていきます。うまく巻くコツは、テープを回さずに花冠の本体を動かして巻いていくことです。

1本が2本、2本が3本、3本が4本と増えて行くので、だんだんと花冠の形になってくると思います。根気強くやっておきましょう。

4 最後に輪にしよう
花を1本ずつ組み立てていき頭囲に合った長さになったら、仕上げの段階です。

花の部分が頭囲の長さになったらそれ以上は花を加えず、残りのワイヤー部分にフローラルテープを巻きつけます。その茎の部分と花冠の最初の部分を重ね、重なった部分をワイヤーでとめます。少し間隔をあけて数か所止めましょう。

5 完成!
止めたワイヤーの部分をフローラルテープで覆えば完成です。

重なった部分を切ってしまわずに残しておくことで、当日の髪型などによりサイズが合わなくなっても、最後のワイヤーを切って巻き直せば簡単に調整ができます。

 

花冠を、生花で作るのは?

小さい頃、よくシロツメクサで花冠を作ったという人も多いのではないでしょうか?

当然生花で花冠を作ることは出来ますが、結婚式当日までに萎れてしまうことが予想出来ます。さらに言えば、当日の朝に準備したとしても、式や披露宴の間に萎れてきたり花びらが散ってしまったりすることも考えられます。

その上、生きているお花は1つ1つ色合いも形も微妙に違っているので、案外造花の方がキレイに仕上がるというメリットもあるのです。

おそらく花冠は挙式、結婚披露宴、二次会と使い続けるため、後になればなるほど花が萎れてしまうでしょうから、造花で仕上げるほうがおすすめです。

造花の方が、いつまで経ってもキレイな状態でキープすることが出来ます。

 

いかがでしたか?

以上、可愛らしい「ウェディング花冠」についてご紹介いたしました。

自分に合った花冠を見つけるのはなかなか難しいものの、簡単に自分で手作りもできることが分かりました。インターネットで購入・レンタルしても問題はありませんが、せっかくだからご自分で仕上げてみませんか?

自分でいろいろバランスを見ながら作っていくことで、思い通りの花冠になります。

1つ1つ想いをこめながら花冠を作れば、きっと結婚式の日が待ち遠しくて仕方ないでしょうし、当日に頑張って作った花冠を着ければ気分は最高になるはずです。

後になっても花冠を作った思い出が蘇り、普通のアイテムに比べてもずっと思い入れが大きいものとなります。

まずは、ウェディングドレスのイメージに合った最高の花冠作成に、意欲を燃やしましょう!

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