必ずチェックしておいて!結婚式のキャンセル料金は半端ない

必ずチェックしておいて!結婚式のキャンセル料金は半端ない (Unicode エンコードの競合)
大好きな人と、素敵な結婚式の準備を進めていたけれど、妊娠してキャンセルになった。結婚準備を進めて行くうちに喧嘩が多くなって、破談になった。身内に不幸が出て結婚式を延期せざるを得なくなった。

このように、妊娠というおめでたい理由で結婚式を延期する場合もあれば、当人同士も予期せぬ破局や身内の不幸などで結婚式が白紙や延期になってしまうというケースもあります。

さまざまな事情で結婚式が中止になってしまうのは致し方ないことですが、問題は結婚式のキャンセル料です。

破談によって結婚式を挙げなくなった場合は、失恋とキャンセル料の2つが重くのしかかってくるという、なんとも辛い状況になります。

結婚式場を仮予約した段階ではキャンセル料は発生しませんが、正式に契約を結び一定期間経過した段階からキャンセル料は発生する決まりになっています。

もちろん、結婚式が近づくほどにキャンセル料は値上がりしていきますから、覚悟しておかなければなりません。

そこで今回は「結婚式のキャンセル料」についてお話をしていきます。

自分は結婚式をキャンセルするつもりは全くない!という人が大半だと思いますが、誰にだってキャンセルする可能性はあるのです。

早速、確認していきましょう。

 
◇2019年10月1日の挙式披露宴より、料金改定致しました。https://kazoku-wedding.jp/plan01/

 

はじめに どれくらい前に結婚式場を押さえるの?

式場は、人気の日取りや会場となると1年前から予約が埋まっている・・・ということがあります。

そのため、「絶対にこの日取りでここの式場じゃなければ、ダメ!」と強いこだわりがある人は、1年前から予約しているものですが、多くの人は大体半年前から予約をしているようです。

または、半年ほど前から徐々に式場見学に行きつつ、実際は3~4か月前までに式場を決める、という予定で動いている人もいます。

キャンセル料がいつから発生するのかは、式場によって変わります。早く式場を押さえるとその時点からキャンセル料が発生することもありますので、よく検討してから申し込むようにしましょう。

 

実際に聞いた!結婚式場をキャンセルした理由は?

それでは、実際に結婚式場をキャンセルした方々の理由をまとめてみました。また、その場合のキャンセルの対応についてもご紹介します。

 

結婚式前に妊娠が判明!

キャンセルの中でも最も幸せなキャンセル理由と言えます。

妊娠自体はとてもおめでたいことですが、ちょうど式のあたりにつわりがひどく、結婚式どころではないという花嫁もいます。せっかくの結婚式なのに、つわりで全く楽しめないというのはつらいですし、それならばキャンセルしよう、と考えるのは当然です。

ですが、つわりに結婚式が重なるかもしれないのは妊娠初期でしょう。と言うことは、結婚式直前になってキャンセルをすることになってしまいます。

そうするとキャンセル料もバカにならないので、できるだけキャンセルをしない方向でどうにかできないか策を練るほうが賢明です。

例えば、新婦が動かなくてよいように、できるだけ着席した状態でいられるように配慮する、ドレスはゆとりのあるもの、身動きのとりやすいものにする、そして新婦がいつでも退席できるようなフレキシブルな演出プランにしておくなどの対策が出来ます。

それも難しそうな状態だったり、絶対安静で動けないという状態の場合は、まずは母体を最優先させて延期することを考えましょう。

 

彼の問題が発覚!

例えば、結婚式間近になって彼の借金や女関係の問題が発覚した!なんてことも少なくありません。

こういう場合、キャンセル料を気にして結婚式を決行してしまうのは不安があります。

結婚後もついてまわりそうな問題は、結婚前に解消しておくに限ります。そのために結婚式を延期したり場合によってはキャンセルすることになっても、その後の人生を考えると痛手が少ないでしょう。

 

身近な親族の不幸

結婚式の直前になって親族に不幸があることも、残念ながら無くはありません。あまりにも直前で、ゲストの方々皆様にご迷惑をかけてしまうことがあるため、やむなくそのまま決行する場合もあります。

ですが、ご両親やご兄弟など身近な方となるとキャンセルした方が気分的に良いでしょう。

 

シンプルな理由だけど・・・破局した

最もシンプルな理由ですが、破局してしまえばもちろん結婚することはできません。この場合は、キャンセルするほかないでしょう。

 

他の会場に目移りした・結婚式を挙げたくなくなった

上述のキャンセル理由は全て「仕方のないこと」と言えますが、中には他の会場が良く見えてしまったとか、結婚式を挙げずにその分新婚旅行で贅沢がしたくなったなど、新郎新婦の気持ちの変化によるキャンセルも無くはないのです。

これは式場スタッフだけでなくご親族など周りの方々にも大変迷惑をかけてしまいますので、絶対に避けてください。

このように、一言でキャンセルと言っても色々な理由があるようですね。人それぞれ理由は違えども、一度正式契約をした限りはキャンセル料が発生すると覚えておきましょう。

 

キャンセル料のぼったくりに気を付けろ!

式場選びもきちんとしないと、思わぬ落とし穴があります。

結婚式場を予約することなんて、一生の間でもそう何度もあることではありません。そのため運が悪いと悪質な式場に出くわしてしまい、本来なら払う必要がないような料金を払わされかねません。

そんなことにならないように、以下のポイントをしっかり押さえて良くない結婚式場に引っかからないようにしましょう。

 

ポイント1. 仮予約なのにキャンセル料金が発生したら、ダメ!

仮予約は一旦式場を押さえるだけのもので、一定期間を過ぎると解除されてしまいます。その後、他の人に正式な予約をされても文句は言えないものです。

つまり、仮予約は「予約」という名前が入っているものの正式なものではなく、あくまで「仮の」予約であるというものです。

そのため、仮予約の期間中は、キャンセル料金が発生しないことになります。けれども中には、仮予約なのにキャンセル料金を取るような悪質なところもあるのです。

これだけはしっかり押さえておきましょう。

仮予約の場合は、キャンセル料を支払う義務はありません!

 

ポイント2 . きちんとした規定がないのに、多額のキャンセル料

キャンセル料が発生するときは、結婚式から逆算して何日、または何か月かによって、金額にも差が出てきます。

旅行などでホテル予約をしたことがある人も多いと思いますが、ホテル予約も宿泊日の何日前にキャンセルするかでキャンセル料が変わってきますよね?

結婚式場のキャンセルも同じように、式場ごとに規定があるものです。

式場を正式に契約した時点で日数に応じた明確なキャンセル料を結婚式場のスタッフが説明してくれると思いますし、書類にもきちんと明記されているはずです。

きちんとした規定がないのに多額のキャンセル料を請求してくる式場は、決して普通ではありません。

予約をする時は、誰しもキャンセルすることなど頭にないものです。そのため、スタッフの方が説明していても、あまり注意して聞かない方が多いのです。

ですが、何があってキャンセルする羽目になるかはわかりませんので、念のために予約時にしっかりと確認しておきましょう。

 

結婚式のキャンセル料の相場を教えて!

式場によってキャンセル料の規定は違うとはいえ、相場はどうなっているのでしょうか?今はキャンセルするつもりはなくても、もしかしたら・・・ということもあるので確認しておきましょう。

ぜひ、参考にしてくださいね。

  • 結婚式の150日前→申込金の50%

※ただし、結婚式の申し込み金が10万円未満の場合は、5万円までと定められているところが多いです。この段階では、結婚式場を押さえる時の申し込み金に対するキャンセル料になります。

あとは、以下のように日にちに応じて、キャンセル料が発生していきます。

  • 149日~120日→申込金は返ってこない。見積書の金額の10%を支払う。
  • 119日~90日→申込金は返ってこない。見積書の金額の20%を支払う。
  • 89日~30日→申込金は返ってこない。見積書の金額の30%を支払う。
  • 29日~10日→申込金は返ってこない。見積書の金額の40%を支払う。

ここに来ると、金額が一気に上がります!

  • 9日~前日→申込金は返ってこない。見積書の金額の80%を支払う。
  • 当日は100%を支払う。

 

と、旅行やホテルのキャンセルと同様、結婚式でも直前になればなるほどキャンセル料が大きくなります。

そもそも結婚式の費用が数百万単位のものであるため、直前のキャンセルともなると莫大な金額になりますね。

結婚式場にとってみても、あなたの結婚式までに多くの人が動いて準備をしていますので、突然キャンセルとなったら困るため、キャンセル料の規定は仕方ない部分があります。

あなたの後に、同じ日取りで同じ式場で結婚式をしたかった他のカップルが涙をのんだかもしれません。

それぐらい、色々な人が関わっているあなたたちの結婚式です。相当な覚悟をもって契約しなければいけないものなんですね。

一旦正式契約をした結婚式場をキャンセルする時は、かなりの覚悟が必要です!ただし、上記でご紹介した金額はあくまでも参考金額です。

専門の結婚式場、ホテルなど式場によって変わってきますので、きちんと問い合わせをしておきましょう。

 

あなたの誠意ある対応がキャンセル料を減らすかも!?

もしもキャンセルしなければいけなくなったら、結婚式場の人に対して誠意ある対応を示しましょう。

きちんと理由を話して謝罪の態度を示せば、もしかしたらキャンセル料の金額を内緒でおまけしてくれるかもしれません。

例えば、「ほかの式場が良くなった」「結婚したくなくなった(もっと先でもいいかなと思い直した)」など、明らかにあなたたちの個人的な心情によるキャンセルは、なかなか理解してもらえません。

しかし、「親など、近い身内に不幸があって結婚式が挙げられなくなった」なんてことがあれば、あなたたちに非があるどころか、辛い思いをしているとわかってくれるはずです。

そのまま理解してもらって、おまけしてくれるかもしれませんが、そうでなくても延期してのちに結婚式を挙げる場合はまたその式場で行うことを約束するなどすれば、スタッフもあなたたちの力になりたいと思い、色々考えてくれるでしょう。

もちろん、おまけしてもらえると期待してスタッフに話してはいけません。スタッフも自分たちの裁量で決められることとそうでないことがあるでしょうから、期待しすぎずに正直に理由を話すようにして下さい。

そして、延期できるような理由であれば、同じ会場で時期をずらすことがお願いできれば、プランニングにかける時間などが短縮されて、スムーズに事が運ぶかもしれません。

結婚式の前に破局に至ってしまった場合はもうどうしようもありません。

本人も失恋の痛手を負っているので式場スタッフもそこまで非情になれない、ということがあるかもしれません。

これはあくまで特別な例で、どの式場も自由にそういう判断ができることではありませんが、人と人とのお付き合いとはこのようなものですから最後のチャンスと思って誠意ある態度できちんと対応していきましょう。

 

いかがでしたか?

以上、結婚式のキャンセル料についてお話をいたしました。

キャンセル理由によい理由などはないので、出来れば結婚式場のキャンセルはしないのが1番です!なぜなら金銭面だけではなく、精神的に大打撃を受けてしまう可能性が高いからです。

ドラマでは結婚式当日に花嫁が来なくて、結婚式がキャンセルになってしまうというシーンがありますが、現実にはそうそう起こりえないことですから、あまり心配しすぎることはありません。

ただ、身内の不幸や破局など、避けられない理由でキャンセルを余儀なくされる可能性も、本当はあってほしくないですが、誰にでもあるものです。

そんな時はとにかくキャンセルが決まったらすぐに、正直にスタッフに相談しましょう。もちろん、どんな理由があったにしても、式場側からすればキャンセルという事実に違いはなく、規定通りキャンセル料を払う必要があります。

ですが・・・色々気持ちを汲み取ってくれることもあるかもしれません。

加えて、こちらの記事をご覧になって下さった皆さんはキャンセルが発生した時の金額の大きさに驚いたことでしょう。

結婚式の準備は、色々考えないといけないことも多く、またただでさえ忙しい日常にプラスして様々な準備が入ってくるため、知らず知らずのうちにストレスがたまるものです。

その状況が続けば、結婚式の準備のせいで二人の仲が悪くなり破局が頭をかすめるなどという、ことになりかねません。

そんな本末転倒なことを防ぐためにも、この高いキャンセル料が2人の仲を取り持つためのアイテムになればいいですね。

これから結婚する予定の皆さん、また、予定はないけれど結婚に対して興味がある皆さん、参考までに結婚式のキャンセル料に関する情報を覚えておきましょう。

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