新郎新婦のゲストの人数差が大きいのってアリ?新婦側の人数が多すぎる場合の対策

Bride And Groom Celebrating With Guests At Reception

結婚式を行う事が決まったら、まずは会場を押さえて日取りを決定するのが通常の流れですが、その際にポイントとなるのがゲストの人数です。

招待予定のゲストの数を考えて会場の広さが決まりますので、この時点で大まかにでも決めておく必要が出てきます。

そんな時に疑問が起きることがあります。その一つは「新郎と新婦のゲストの人数差」ではないでしょうか。

この疑問は誰しもが持つもので、むしろ新郎と新婦で人数がまったく同じになる事の方がなかなかありえないですよね。

新郎と新婦では学生時代の友人関係から、職場の様子、親族の規模など違うことだらけのはずです。招待したいゲストの人数が違うことは当たり前だとしても、それが少しぐらいの違いであればともかく、一目見て明らかにどちらかが少なすぎると、それでよいのか悩んでしまいそうです。

実はこうした悩みは結構多く、特に新婦のゲストが新郎のゲストを上回る場合に悩まれる事が一般的です。

新婦のゲストの人数が大きく勝っていた場合、そのままで良いのでしょうか?それとも、周りから少し不思議に思われたりするものなのでしょうか?

世間的な常識と、経験者の方のお話から解決策を考えてみましょう。

 
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女性側のゲストは人数が膨らみがち

一般的に、女性はゲストとして考える人の層が広いと言えます。それもそのはず。自分が最高に美しく輝く花嫁姿をみんなに見てもらいたい!という気持ちは多くの花嫁が持っているものだからです。

結婚式に対する思いが強いのも女性に多いものですので、より多くの人に祝ってもらいたいという気持ちからかゲストの人数が多くなりがちです。

一方、男性は自分のためというよりもパートナーや親御さんのために結婚式や披露宴を開く場合が多く見られます。
つまり、それほどイベント自体に思い入れが強い方は女性に比べて少ないと言えます。

従って、招くゲストとしてまず考えるのは職場でお世話になっている上司の方や、ごくごく近しいご友人のみです。

 

世間的に望ましいのは、新郎側の人数が少し上回ること

常識とされるゲストの人数の考え方では、女性側のゲストの人数は新郎側のゲストよりも少し少ないことが望ましいとされています。それは、あくまでも妻は夫をたてて、自分は控えめにしているのが美徳とされているからです。

妻が夫を立てて、二歩も三歩も下がっているというのは、現代ではなかなか受け入れられる方も少なくなっていますよね。そのため、「え、ゲストの人数すらも気を遣わないといけないの?」と驚かれる方も少なくありません。

確かにこの考え方は現在では古いと思われますが、ゲストとして親族や上司の方々をお招きすることもあるでしょうし、そういった方々の中には今でもこの考え方の方がおられても不思議ではありません。

 

敵は身内にあり?反対された場合の対処法

新婦側のゲストがあまりにも新郎側のゲストの人数を上回っていた場合、新郎側のご親戚はあまり良い気持ちはしないかもしれません。

確かに、居心地の良さも考えれば最低でもフィフティ・フィフティが望ましいかたちではあります。

もし式当日にゲストの人数があまりにも違うことが発覚した場合、挙式後に身内でトラブルが発生する可能性があります。

トラブルは、回避できるに越したことはありません。それでは、スムーズにゲストの人数調整ができるように決定の手順を確認していきましょう。

 

まずは招待するゲストの関係性をすり合わせる

ゲストを考える際に、学生時代の友人たちはどれぐらい呼ぶか、会社関係の人たちはどうするかなどを二人で決めてから人数調整に入りましょう。

例えば、会社関係では特に新郎側は今後の付き合いも含めて上司などを呼ぶ必要があるでしょう。新婦側も同様に会社関係のゲストが増えるかもしれませんが、これらのゲストで差がありすぎた場合は、今後の仕事に影響が出ることもあるので調整が難しいと思います。

会社関係の人数に差が出た場合は友人の人数で調整するのがよさそうです。それでもうまくいかない場合はいっそ会社関係のゲストは呼ばないようにする、などの手が打てます。

その方が変に思われない?と心配されるかもしれませんが、みんながみんな結婚式を行うわけでもないのでその場合は「結婚式は身内だけで行います」と報告するのがおすすめです。

もしも友人の人数に差が出すぎてしまうことがあれば、友人たちだけを集めた結婚披露パーティーを開催したり結婚式の二次会に来てもらうように手配したりすると良いでしょう。

 

ゲストの人数は事前に知らせておく

ゲストの人数の差を埋めることができず、あまりにも違うとなればその際は事前に身内には知らせておきましょう。

ご親戚で特にマナーなどに厳しい方には、事前にそれとなくゲストの人数について知らせておくべきです。

当事者の2人がお話をするのが難しいようであれば、親御さんに協力していただき話を通すとスムーズに事が進みます。

ゲストの人数が合わないには色々と理由もあるものですので、しっかり事前に説明することで分かってもらえるはずです。それでも大反対にあった場合には更に人数の調整をするか、身内だけの式に切り替えるなどして、皆が納得のいく結婚式を目指しましょう。

結婚式は新郎新婦当事者だけのものではありません。お招きしたゲストに気持ちよく過ごしていただくことが大切です。中でも、ご親族の方の気持ちはとても重要です。

結婚式や披露宴で強いマイナスイメージを持たれると今後の親戚づき合いにも影響が出てきますので、ご親族の希望は可能な限り聞き入れるようにしてくださいね。

 

お招きできない人は、結婚パーティーに招待

親族の気持ちを聞き入れると言っても、人数を揃えるためにどうしてもお招きしたいご友人を切り捨てるのはとても辛いですよね。

親族の気持ち云々を抜きにしても結婚パーティーや二次会を開く方は意外と多いのです。おつき合いの広い方だと、双方合わせてゲストが100人近くに膨れ上がってしまうこともあります。

この人数を全員披露宴にお招きすることは難しいので、必然的にレストランやイベントスペースを貸し切っての結婚パーティーを開くことになるのです。

昨今では特に珍しいことでもありませんので、式や披露宴に招かれずパーティーに招待されたからといって不満に思われる方は少ないでしょう。

 

まずはご両親に相談するところから

ゲストの人数の多寡については、まずは新郎側のご両親に相談してみましょう。その上で、新婦側の親御さんにも話を通すようにしましょう。

多くの場合、ご両親は2人の好きにするようにと仰るでしょうが、例えば新郎側のゲストが20人で新婦側のゲストが50人だとすると、招かれたゲスト側でもやはり少し違和感があると思われます。

それでも全く問題がない場合には、無理に人数の調整をする必要はありませんが、新郎側の気持ちも汲んで、新婦のゲストで会場が埋め尽くされるような事態は避けた方が無難かもしれませんね。

 

いかがでしたか?

結婚式や披露宴といった儀礼についての考え方はさまざまです。それゆえ、2人の意見だけで執り行うと後々面倒なことになる可能性があります。

ご親族をご招待する場合には、特にご親戚一同を巻き込むわけですから、ご親族の意見を無視することがないようにしてください。

まずは身近な縁者である双方のご両親の意見を聞いてみるべきです。その時に、マナーに厳しい方がおられるかどうかも判明するでしょう。

せっかくのめでたい席ですから後で非難されることがないように注意して、最高の結婚式を挙げてくださいね。

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