引き出物に「カタログギフト」実際の評判ってどうなの?
「ゲストに好きなものを選んで欲しい!」「食器やお酒をお持ち帰り頂くのは、重いだろうから申し訳ない」との気遣いによって、引き出物にカタログギフトを選ぶ人は少なくありません。
一時期はカタログギフトが大流行して、結婚式に出席するたびに自宅にカタログが増えて行くという人もいたのではないでしょうか。
でも、実際の評判ってどうなのでしょう?新郎・新婦としては、最大限にゲストのことを気遣って準備したものでも、意外と反応が良くないことってありますよね。
そこで今回は、これから結婚式を挙げる予定の新婚カップルや、今まさに引き出物選びに苦戦しているという皆さん必見の内容にしてみました。
題して、引き出物の定番「カタログギフト」の実際の評判に迫ってしまおう!です。気になるけど誰に聞いたら良いのか分からないという方も多いので、是非チェックしてみて下さい。
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引き出物の定番! カタログギフトって何?
最近では、すっかり結婚式の定番の引き出物となった「カタログギフト」ですが、もう一度どのような物なのか確認してみましょう。
カタログギフトとは、結婚式に出席してくれたゲスト達に自宅で何種類かのアイテム・プランの中からお好きなものを選んでもらうという引き出物の種類です。
最低3000円位から金額が設定されているため、自分達の予算で選べるのが魅力の1つです。
また、食品・家電製品・アクセサリー・小物雑貨・体験・食事など、あらゆるカテゴリの中から何か1つに特化したカタログを選ぶこともできますし、色々なカテゴリが集約されたカタログもあります。
とにかく種類が豊富なので、新郎・新婦はゲストとの関係性や予算に応じて、引き出物を準備することが出来るのですね。
カタログギフトのメリットは?
結婚式の定番引き出物になっている、カタログギフトのメリットはどのような点なのでしょうか?早速、確認していきましょう。
メリット1. その場で大きな荷物を持ち帰る必要がない
ゲストに喜んで欲しいとの想いで、食器やお鍋、お酒など比較的サイズが大きくて、重いものを引き出物に選んでしまうカップルもいますが、ゲストにとっては逆に迷惑になっていることもあります。
なぜなら、二次会の会場に大きくて重い引き出物を持ち込まなければいけませんし、全てのイベントが終了してくたくたになった時に、ビッグサイズの引き出物は身体に堪えますよね!
けれども、カタログギフトであればそのような心配は、おそらくないでしょう。
カタログのボリュームや実際に持つ人の力にもよるでしょうが、その場で大きな荷物を持ち帰る必要がないのは非常に大きなメリットですよね。
メリット2. 選ぶ楽しみがある
カタログギフトは自分で選ぶ楽しみが、最大の醍醐味です。結婚式が終わって自宅に帰ってから「何にしようかなぁ~」とアイテムを見ながら悩む時間が、すごく魅力的ですよね。
あらかじめ新郎・新婦が選んだ引き出物は、残念ながら好みに沿わないと言う人もいるでしょうが、カタログギフトなら自分で選ぶことが出来るので、その心配はありません。
ゲストの方々に、選ぶ楽しみをプレゼント出来るのも、カタログギフトならではですね。
メリット3. 贈る方の手間がかからない
「どんな引き出物だったら、ゲストが喜んでくれるのかしら?」と頭を悩ませている新郎・新婦も多いのではないでしょうか。
けれどもカタログギフトであれば、ゲストが勝手に選んでくれるので、新郎・新婦が頭を悩ませて考えることがありません。何て、楽ちんなのでしょう!
カタログギフトのデメリットは?
ここまではカタログギフトのメリットをご紹介してきましたが、どんな物事でもデメリットはあるはずです。そこで参考までに、デメリットもご紹介しましょう。
デメリット1. 選ぶのが面倒くさい!
カタログギフトは、自分の好きなアイテムやプランを選ぶのが最大の醍醐味なのですが、中には面倒だと感じる人もいるようです。
「欲しいものがない」「ハガキを出すのが面倒くさい」「選ぶ時間がもったいない」など、色々な理由はあるようですね。
でも、こちらに関しては個人差がありますので、何とも言えません!
デメリット2. 忘れたころに届く
カタログギフトの商品は、注文したらすぐに手元に届くことはごく稀です。ほとんどは、忘れたころに自宅に届いてしまうので、「これを頼んだのかしら?」となってしまうこともあります。
時には、ずっと届かないなぁと思っていたら、実は売り切れだったということもあります。その場で受け取ることが出来る引き出物との最大の違いとなるでしょう。
カタログギフトを貰った人に聞いた!実際の評判は?
カタログギフトを結婚式の引き出物に貰ったという人に、実際の評判を聞いてみました。
本当のところは……どうなのでしょう。
- 自分で好きなものを選べるのは楽しい。
- 届くまでワクワクして待っている。
- 新郎・新婦はカタログが軽いと思っているだろうが、これが意外と重い!
- 選ぶのが面倒くさいので、結局先延ばしになってカタログの期限が切れてしまう。
- 安いカタログギフトだと、欲しいものがない。
- レストランプランは都内を中心に掲載されているので、地方の人にとっては役に立たない。
- 可愛いなぁ~と思うアイテムは、売り切れている。
- カタログギフトを見ると、ご祝儀の大体の相場が分かってしまう。
- もう飽きてしまった。
- カタログギフトが引き出物だと、新郎・新婦が手抜きしているように感じる。
実際には、良い評判もあれば良くない評判もあるようです。
カタログギフトが流行った当初は皆がこぞって注文したものですが、最近は上記のような評判もあるため、カタログギフトを選ぶときにはきちんと考慮すべきなのです。
特徴あるカタログギフトを紹介
カタログギフトに対する不満に、「欲しいものがない」「レストランプランが多すぎて地方の人には合っていない」「飽きてしまった」などが挙げられます。
こういった声を聞くと、結局何をあげればいいのかわからなくなります。大きなものにすれば荷物になり、小さなものにすればお金をかけていないと言われ、答えがわかりませんよね。
そこで、最後に特徴のあるカタログギフトをご紹介します。一つひとつの特徴を知っておくことで、ゲストを喜んでもらえるカタログを選びやすくなります。カタログギフトが楽でいいんだけど心配……と思っている人は、参考にしてみてください。
友人向け「マグリット」
結婚式向けのカタログギフト「マグリット」は、マリールシリーズのうちの一つです。マリールシリーズは、PIARYのオリジナルカタログギフトで全7シリーズあります。それぞれ、値段が異なり、掲載されているアイテムも異なります。マグリットは、その中でも下から2番目の安さ。値段は、3,600円です。ご祝儀の割合から考えるとこの価格帯が一番選ばれています。
友人向け「カメリア」
カタログギフトは花嫁が選ぶ権限を持っていることがほとんどですが、その中でもよく選ばれるのがカメリア。有名ブランドやレストランを掲載しており、7種類の価格から選べるもの人気の秘密です。価格帯は3,100円〜8,100円と幅広く、20代向けであれば中グレードの3,600円コースがちょうどいいでしょう。
上司向け「ラヴァンダ」
ラヴァンダは、フィオーレの中でも上級に位置する高級ギフトカタログです。自分たちよりも上の年代の人でも満足してもらえるような、上質な製品やサービスまでカバーしています。カタログギフトに対して少し飽き飽きしている人でも、ラヴァンダなら喜んでもらえるでしょう。
上司向け「イボアール」
イボアールは、シュエットというカタログギフトのシリーズの一つです。表紙のシックさからわかるように、少し年代が上の人に好まれるようなカタログギフトになっています。また、一番安いものが3,100円で、高いものは10万円を超えるものまで用意されています。もし、お祝い金を多く出してくれる上司がいるのであれば、少し値の張ったものをあげてもいいのではないでしょうか。
上司向け「フリーチョイス Bridal」
普通のギフトカタログにはないメニューを選びたい人には、フリーチョイスのバリエーション豊富な商品は魅力的かもしれません。クルーズや、人気小物や子供向けグッズ、レディース、メンズエステまであまりカタログにはないような商品まで掲載されています。「カタログギフトにはもう飽きた」という人にとっても、驚きと喜びで迎えられるでしょう。少しでも他の人と異なるカタログギフトを考えているのであれば、おすすめです。
万人受けする「美味工房」
食べ物をもらって嬉しくない人はいません。美味工房は、全国のこだわりの食品を集めたギフトカタログです。特に、歴史ある食品を中心に掲載しているので、年齢が高い人でも楽しんでもらえる商品ばかり。また、鍋セットからマカロン、フルーツ、生鮮食品、お酒まで様々な選択肢があり、どれにするか迷ってしまうほどです。食品関係は、誰に挙げても喜ばれる定番のカタログですが、美味工房はその中でも厳選した食材を掲載しているのが特徴です。
高級カタログギフト「ステージアップ」
安いカタログギフトは、何度ももらったことがあるかもしれませんが、値段の張るカタログギフトはそうでもありません。ステージアップは、最低5万円台のカタログギフトでなかなか予約が取れないホテルや旅館の宿泊券がついています。また、ゴルフクラブ、ソファなど普通のカタログギフトにはついていないような高級品も多数掲載。ゲストによっては、このような高級品が選べるカタログギフトは喜ばれるでしょう。
親族へ送る「マイハート」
親戚や従兄弟にあげるカタログギフトとして、感謝の気持ちを送ることができるマイハートが人気です。3,000円台から50,000円台まで様々なタイプがあり、その中から予算に合わせて選ぶことができます。掲載されている種類はだいたい同じですが、商品の質に違いがあります。例えば、お肉については高級和牛を選べますし、お米やお茶も高級品が並びます。また、エステや旅館などもありますので、様々な世代が参加する親戚に送りやすいカタログギフトです。
自分がいいと思ったものを選ぶのが一番いい
今回は、引き出物の定番「カタログギフト」についてお話ししました。
たくさんの種類のアイテムの中から、自分の好きなものを選べるというメリットがある反面、人によってはそれがデメリットになってしまうこともあります。
その結果、他の結婚式でもらっていることも多く、被ってしまう可能性が高くなります。それでも、持ち運びに便利で、ゲストが自由に好きなものを選べるというのは、カタログギフトが今でよく使われている理由です。悪い評判もありますが、それでもカタログギフトが使われなくなることはまだないでしょう。
最近では、1つのブランドに特化したカタログや、高級なアイテムばかりを準備したもの、物ではなくエステや旅行などの体験型プログラムをまとめたものなどたくさんあります。一部紹介してきましたが、特徴のあるカタログギフトを選ぶことで、マンネリ化を防ぐことができますので、そこは新郎新婦のアイディア次第です。
新郎・新婦は「自分だったら、どのカタログを選ぶのかなぁ?」とイメージしながら、考えていくと良いかもしれません。また、ご祝儀や年齢によって送るカタログをかえるという手段はよく取られています。
確かにカタログギフトの評判は良いものばかりではないですが、これはあくまでも個人の好みですから、ぜひご検討されてはいかがでしょうか。