大好きな相手はバツイチ…不安を取り除き結婚へと進むための考え方
結婚前提にお付き合いしている彼女から、実はバツイチだと告白された。ずっと不倫していた会社の上司から、「離婚したので結婚して欲しい」と言われた…。こう聞くと何だかドラマの中の出来事の様ですが、実際に経験している人は多くいらっしゃいます。
もちろん、結婚している方と関係を結ぶことは倫理に反していますが、大好きな相手からバツイチだと告白された人や、バツイチだと知っていてお付き合いしている人は、意外とたくさんいます。
結婚したカップルのうち約3分の1が離婚していると言われる時代ですので、みんな口に出していないだけで、自分自身がバツイチだったり、交際相手がバツイチだったりする人はたくさんいるというわけです。
不倫とは違い、バツイチであるからといって次の恋愛や結婚を諦めたり、バツイチであることを後ろめたく思ったりする必要もないのです。ですからバツイチの方とお付き合いしているからと言って、周りの目など気にする必要はありません。
しかしながら、それは第三者的な考えであって、交際相手がバツイチの人の本当の悩みは、世間の目だけではないようです。実際に交際相手がバツイチの人にお話を伺うと、色々な不安や悩みが湧きでるように出てきて、すぐに結婚というわけにはいかない事情が必ず隠されているのです。
そこで今回は「大好きな相手はバツイチ…不安を取り除き結婚へと進むための考え方」と題して、あなたの心のモヤモヤをなくしていく作業をお手伝いさせて頂きます。
少しでも不安があるうちは、結婚してはいけません!この記事を読み進めていくほどに、あなたから不安の2文字が消え去ってくれることを願います。
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目次
この世の中、バツイチだらけですから!
大好きな相手がバツイチだからと言って、臆することは何もありません。なぜなら、今の世の中3組に1組の夫婦が離婚しているという現状があるからです。
この割合は厚生労働省より発表されたデータによるもので、2017年は婚姻件数60万7000件に対して離婚件数が21万1000件という結果がでています。これは、1日に換算すると約578組のカップルが離婚しているという計算になります。
データで見てみると、バツイチ(もしくはバツ2以上)の方の数は皆さんが思っている以上に多いというわけです。
ですから、あなたの好きになった人がたまたま、1度結婚していたことがあるというだけで珍しいことでも、後ろめたさを感じることでもないのです。
今となっては離婚も珍しいことではありませんが、世の中の風潮が「結婚とは耐え忍ぶものだ」と言われ、離婚に対して良くないイメージが先歩きしてしまう時代もありました。
もしもあなたのご両親がそのような時代に生まれ育ったり、離婚が否定的な時代に婚姻生活を送っていたりした場合は、バツイチの人に良いイメージを持っていないことがあるかもしれません。
その時は「3組に1組が離婚」「1日に約578組が離婚」という日本の現状を両親に伝えてみてはいかがでしょうか?時代の変化をきちんと受け止めて、交際相手がバツイチでも理解を示してくれるかもしれません。
大好きな相手がバツイチの方必見!タイプ別のメリット・デメリット
それでは、お付き合いしている相手がバツイチだった場合のメリット・デメリットをご紹介していきます。同じバツイチでも、大きくその状況が変わるのは「子どもの有無」でしょう。
そこで、子どもの有無を踏まえた上でメリット・デメリットをお伝えします。
相手に同居の子どもがいる場合
<メリット>
- 男性の場合、子育てや家事に慣れている。
- 次こそは逃せないと、相手のご両親も優しくしてくれる。
- 一度に配偶者と子どもを手に入れられる。
<デメリット>
- 配偶者だけでなく、子どもともうまくやっていかなければいけない。
- 二人だけの時間がなかなか持てない。
- 自分たちの子どもが生まれた時に、前の子どもとの扱いが難しくなる。
相手に非同居の子どもがいる場合
<メリット>
- 子どもがいないカップルのように2人の時間が確保できる。
- 自分たちの子どもができた場合、前の相手との子どもと比較等することがない。
<デメリット>
- 子どもと一緒に住んでいなくても、養育費を払っている場合がある。
- 離れて暮らす子どもと会うことや、それを通じて前の配偶者ともつながりが切れない。
相手に子どもがいない場合
<メリット>
- 初婚同士のカップルと同じように過ごせる。
- 前の失敗を活かして関係を長続きさせようと努力する。
<デメリット>
- 離婚原因によっては繰り返さないか気になる。
- 離婚癖があるか疑ってしまいかねない。
以上、場合によってメリット・デメリットを分けてみましたが、子どもがいる場合はその子とうまくやっていけるのかが一つの関門になりそうです。また、子どもと同居していない場合でも養育費の支払いなどの問題もあります。一方、子どもがいない場合は初婚同士のカップルのように過ごしていけそうです。
ですが子どもの有無に関わらず、離婚を繰り返さないようにとより注意を払って相手に気を遣いながら関係を続けようと努力する方が多いようです。
一方で、離婚原因が気にかかる…という悩みも少なからずあるようです。
リアル!相手がバツイチで、こんなことを不安に思った
「彼氏がバツイチだと○○が不安で…」と友人に悩み相談しても、「大変だね」の一言で全然理解してもらえなかったと落胆する方も少なくありません。
いくら友人であっても、自分が経験していないことにはなかなか意見がしづらいという事もあるでしょう。もし、同じような立場の方が周りにいれば参考になるでしょうが、必ずしもそういう方がいるとは限りません。
そこで、実際に交際相手がバツイチの人にリアルな悩みや不安を聞いてみました。恋人がバツイチの方にとっては、共感できる悩みばかりです。「あるある!」と一緒にうなずきながら、確認してみてくださいね。
- 1度目の結婚生活について、詳しく聞いて良いのか迷ってしまう。
- いったいどんな理由で離婚に至ったのか真相が知りたい。
- 性格の不一致で離婚と言っているけれど、実は離婚の原因がDVやモラハラだったらどうしよう。また繰り返すかもしれない。
- 子どもは前の相手が引き取ったみたいだけど、本当に未練はない?
- 自分は初婚だから結婚式は盛大に挙げたい。再婚となる相手は、どう思っているのだろう?
- 別の相手との間に出来た子どもを、実の我が子のように愛せるのだろうか。
特に多くの方が気にしているのが、前回の結婚に関することのようです。確かに結婚するほどに好きだった相手ですから、どういう経緯で離婚に至ったのかは聞かずにはいられなそうです。離婚の理由がDVや金銭関係、異性関係、モラハラなどといったものであれば、自分がお付き合いする相手として不安になってしまいます。
また、子どもがいる場合、最初は良くても本当にこれからずっと親として血のつながっていない子どもを愛せるのかという不安も付きまとうでしょう。将来、自分の子どもが生まれたら、本当に同じだけ愛情を注げるのかなど、気になることは尽きません。
相手がバツイチだという不安を解消し、結婚に近付くための考え方
相手がバツイチかどうかに関わらずどんなに交際相手のことが大好きでも、心の中に不安な気持ちがあるのなら、結婚に突き進むことはおすすめ出来ません。
結婚は人生のビッグイベントですから、結婚準備の1つとして出来るだけ不安や悩みを解消していくことが大切です。
どうしても初婚同士のカップルに比べ悩みが多くなってしまうバツイチ相手との結婚。ですが、これからご紹介する考え方をしっかり受け止めれば、大好きな相手がバツイチであることに対する不安や葛藤が少しずつ消えていくかもしれません。
ぜひあなたの心の中にあるモヤモヤを、考え方を変えることで解消していきましょう。以下に、不安を解消し、結婚に近づくための考え方をご紹介します。
考え方1:離婚原因に触れるのはタブーではない!徹底的に暴くべし
交際相手がバツイチの場合、1番気になるのは最初の結婚生活はどのようなものだったのか?また、前の相手と別れた離婚理由だと思います。
「彼が自分から話そうとしないから、離婚理由を聞いて良いものか迷ってしまう」「ハッキリさせたい気持ちと、何となく聞いてはいけない気持ちが入り混じる」
このように相手に気を遣って、離婚を腫れもののように扱うのはタブーです。なぜなら、結婚は一生のお付き合いになるわけですし、相手の今までの人生を背負う覚悟がないと、きっとどこかで歪みが出てきてしまうからです。
ですから、バツイチの相手に離婚経緯や前回の結婚生活について、何も聞かないことが優しさだと勘違いしないでください。
離婚したのは、夫婦の価値観や考え方に相違が生じたのか、それとも浮気やDVなど一方的に悪い部分があったのかという点を明確にしておくことが1番大切です。もし浮気やDVなどの有責配偶者で相手が離婚していた場合は、あなたと再婚しても繰り返す可能性があるからです。
今後の2人の関係をより良くするためにも、出来るだけ不安要素を少なくして結婚生活をスタートさせるためにも「離婚原因に触れるのはタブーではない」という考え方に変えましょう!
離婚原因を徹底的にハッキリさせておいた方が、心機一転スッキリとした状態で、あなたも大好きな相手も、新たな結婚生活を送ることが出来るでしょう。
万が一離婚原因を言いたがらない場合は、余程のことがあったのか、何か後ろめたいことがある、という可能性があります。そんなことがないことを祈りますが、もしもどうしても言いたがらない場合は、あなたのことを心から信じていないということにもつながります。その場合は、関係を進めることを急ぎすぎず、きちんと相手を見極めるようにしましょう。
考え方2:大好きという気持ちが最優先。たまたまバツイチだっただけ
「バツイチ男性なんてやめておけば?」「シングルマザーなんて苦労の連続だよ」と人はいとも簡単に言うかもしれません。けれども、あなたと相手の愛し合う気持ちや築き上げた信頼関係を何も理解していない人に心ない事を言われても、気にすることはありません。
大切なのは、2人の愛です!周りがとやかく言っても気にすることなく、相手を大好きという自分の気持ちだけを信じていきましょう。
あなたが愛した相手は、たまたまバツイチだっただけです。3組に1組が離婚している時代ですから、誰しもバツイチの人とお付き合いする可能性は十分にあるのです。
考え方3:不安がゼロで結婚するカップルなどいない
あなたのお付き合いしている相手がバツイチだから結婚に対して不安が付きまとうのではなく、どんなカップルでも少なからず不安があります。
「バツイチとの結婚は、きっと大変なんだ」「こんなに不安を感じるのは、彼がバツイチだからだ」と思い込むことは止めて、不安がゼロで結婚するカップルなどいないと割り切りましょう!
結婚前に抱えている不安を1つ1つ解消していくことで、信頼関係が構築されてより良い結婚生活を送ることができるので、不安が必ずしも悪いとは限りませんよ。
考え方4:過去に縛られない。次は幸せな結婚生活を送る努力をすればいい
「実は俺の浮気で、離婚してしまったんだ」「産後うつで、結婚生活を送ることが出来なくなってしまったの」と相手からカミングアウトされたら、驚きやショックを受ける方も多いでしょう。
しかしながらバツイチの人とお付き合いをして結婚をすると言うことは、相手がこれまで歩んだ人生や成功、失敗を全て受け入れていく覚悟がなければいけません。相手の過去を1つ1つ気にしていたらキリがありませんし、変えられない過去の事実で悩んでいても時間の無駄です!
過去に縛られることなく、あなたとバツイチの相手の2人で新しい生活をスタートさせてはいかがでしょう。相手が改心しているのなら、離婚という過去を責めないようにしてあげて下さいね。過去ばかりを振り返ることは、もう終わり。これからは、前だけを向いて進んでいくという考え方に変えましょう。
いかがでしたか?
以上、大好きな相手がバツイチだった場合に感じやすい不安や悩みを取り除くための方法をご紹介いたしました。
忘れていけないのは、あなたがお付き合いしている相手がバツイチだから、不安になるというわけではありません。
結婚前にはどんな相手であれ、これから始まる新生活や2人の将来に漠然とした不安を感じてしまうものですよ。
大切なことは漠然とした不安を抱えたまま、勢いのままに結婚しないということです。きちんと自分がどのような事で悩んでいるのか、考え方がマイナス方向に偏っていないかを細かく確認していきましょう。それが、幸せな結婚への第一歩となるでしょう。
皆さんのこと、応援しています!