【女性編】ご両親への結婚挨拶!知っておきたい準備&マナーとは?


結婚準備の最初の関門といえるのが、お互いの両親への挨拶。なるべく和やかに済ませて、相手のご両親と良好な関係を築きたいですよね。今回は、女性が彼氏のご両親に挨拶へ行く際の準備やマナーについてご紹介します。

事前の準備をしっかりしておくことで覚悟ができ、当日も落ち着いて過ごすことができると思います。ぜひ参考にしてみてください。

 

挨拶前の下準備!流れや手土産について解説


挨拶の日程が決まったら、当日に向けて準備を進めましょう。仕事など忙しいカップルも多いと思いますので、直前に慌てないよう余裕をもって準備しておくことが大切です。

 

彼氏の家族の情報を共有しておく

あらかじめ彼氏の家族についての情報、ご両親の考え方や価値観などを把握しておくと、当日スムーズにコミュニケーションをとることができます。話題の提供もしやすいですし、相手が好まない話をしてしまって場の雰囲気が悪くなるのを避けるのにも有効です。

彼氏の家族について、できれば以下のような点を聞いておきましょう。

  • 家族構成と年齢
  • ご両親・兄弟姉妹の学歴や職業
  • ご両親の出身地
  • 好きな食べ物や嫌いな食べ物、お酒を飲むか
  • 学歴や政治・思想などについての考え方

また、結婚や家族に対する考え方も知っておくと、これからの結婚準備や夫婦生活に役立ちます。

  • 結納や結婚式についてどう考えているか
  • 結婚後にどこに住んでほしいか(同居を望んでいるか)
  • 妻も仕事をすべきか、専業主婦として家庭を守ってほしいか

これらはもちろん女性が彼氏のご両親の考えに合わせるべきということではありません。ただし、当日はあくまでも挨拶と顔合わせの場であるということを意識して、考え方や価値観の相違があってもその場では主張しすぎないことを意識しましょう。

 

手土産の準備も忘れずに。相場や選ぶポイント

相手の時間をもらって挨拶をするのですから、手土産は必ず準備しましょう。金額の相場としては3,000〜5,000円程度であれば、きちんとした物を選べますし、受け取ったご両親も恐縮しません。

そして内容ですが、一番大切なのは「相手が嫌いなものは避ける」こと。彼氏に相談してリサーチしてくださいね。嫌いなものでなければ、自分の好きなもので日持ちするものがおすすめです。出身地のお菓子や銘品などを贈れば話題作りにも役立ちます。

お菓子の場合は個包装になっているものを。ただしお煎餅は「割れる」という意味で縁起が悪いとされますので避けたほうが無難です。フルーツやお酒は相手のご両親が好むのならばOKです。

 

いざ彼氏の実家へ!当日気をつけたいマナー3点


家族や両親についての情報収集や、手土産の手配が終わる頃には、ある程度挨拶へ行く心づもりもできているのではないでしょうか。ここからは、当日結婚の挨拶へ伺う際に気をつけたいマナーを3つご紹介します。

 

1.言葉使いや姿勢、立ち振る舞いも大切

当然ながら、彼氏のご両親は女性のことを「大切に育てた息子を大事にしてくれる方だろうか」と思っています。特に母親は同じ女性なのもあり、より厳しい目で見ているといえます。

一般的に好まれるのは清楚さや朗らかな雰囲気のある女性。背筋を伸ばす、目を見てはきはきと話す、笑顔でいるといった姿勢や立ち振る舞いを意識しましょう。靴を揃えるなど人の家にお邪魔する際のマナーを守ることや、適宜挨拶やお礼をするということも、当たり前のことではありますがきちんとしていきたいポイントです。

また、普段はどれだけ彼氏とくだけた雰囲気でコミュニケーションをとっているとしても、挨拶の場では「〇〇さん」呼びし、度が過ぎてからかったりしないといった風に、彼氏を立てて接するようにしましょう。

 

2.服装やアクセサリーは派手すぎず清楚な雰囲気で

ミニスカートや大ぶりのアクセサリーなど、露出が多い服装や派手な格好は避けましょう。こういった場面では、前述の通り清楚な雰囲気が好まれます。とはいえスーツは堅苦しすぎ、話しにくい印象を与えてしまうのでNG。

服装についてはベージュなど明るい色合いのワンピースやブラウスに膝丈のスカートなど、落ち着いた女性らしいファッションが無難です。アクセサリーも同様に、線の細いネックレス程度にとどめておきましょう。

 

3.手伝いを申し出るなど気遣いを。出しゃばり過ぎは禁物

彼氏の実家に訪問する場合、家族で食事を一緒にとったりお茶をいただいたりすることが多いかと思います。彼氏のご両親が準備などでキッチンに立った時や片付けをしようとしたときは「お手伝いします」と一言声をかけましょう。

その際はキッチンに入ってしまわず、キッチンの入り口あたりや挨拶をしている部屋で声をかけてくださいね。断られた場合は「何かできることがあれば遠慮なくおっしゃって下さい」ともう一度申し出て、それでも断られた場合は手伝わないのがマナー。

キッチンに入られることを嫌う方もいますので、しつこいのは厳禁です。出しゃばりすぎないよう心がけつつも気遣いを忘れないことが大切です。

 

新たなご縁の第一歩。良好な関係を築いていきましょう


女性が彼氏のご両親に結婚の挨拶へ行く際のポイントを解説しました。悪い印象を与えず、円満に過ごすためのキーワードは「心遣い」と「配慮」。はじめてのことで緊張してしまうかもしれませんが、この2点を意識すればきっとうまくいくはずです。

もし彼氏のご両親と何度も会ったことがあったり、実家に遊びに行くような仲だったりするとしても、挨拶の際にはきちんとした格好や立ち振る舞いで過ごしましょう。結婚報告の挨拶は新しい家族の縁がうまれるはじめの一歩です。良い関係が築けるように祈っています。

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