結婚後は振り袖をどうすればいい?気になるギモンを大調査!


未婚女性の礼装である、振り袖。レンタルする人も多いですが、成人式をきっかけに購入する女性も少なくなく、手元に残っているという人もいるのではないでしょうか? 結婚する前は、結婚式やパーティーなど着ていく機会がありますが、結婚後となるとどうしたらいいのか悩みますよね。

そこで、今回は、結婚後の振り袖の使い道についてまとめました。そもそも結婚後に振り袖を着てもいいのかということからお話していくので、結婚後の振り袖の使い道に悩んでいるという人は、ぜひチェックしてみてください。

 

結婚後に振り袖を着てもいい?


着物は一見どれも同じ様に見えますが、実は種類によって着ていく場面などが異なります。そのなかでも振り袖は、“未婚”女性の礼装とされる着物で、成人式や結婚式、パーティーなどで着られることが多いです。

上記の通り、振り袖は結婚をしていない女性が身に付ける着物なので、既婚者が着るのは適切ではありません。特別な理由などがない限り、結婚をした後に振り袖を着るのは避けた方がいでしょう。では、結婚後は振り袖をどうすればいいのでしょうか?

 

結婚後、着る機会を失った振り袖はどうすればいい?


振り袖を結婚後に着る機会がなくなったからと言って、すぐに処分してしまうのは少しもったいない気もしますよね。実は、振り袖には、そのまま着る以外にもいくつか使い道があります。ここからは、結婚後の振り袖の使い道について、具体的に見ていきましょう。

 

【結婚後の振り袖1】訪問着に仕立て直す

結婚後も振り袖をそのまま着ることは難しいですが、訪問着に仕立て直すことで、引き続き着物として着ることができます。訪問着は、振り袖とは違い、袖が短い着物です。結婚の有無を問わず着ることが可能で、縫い目を超えて模様が続いているのも特徴です。

振り袖は、袖の長さを変えるなどすることで、訪問着になります。しかし、そもそも振り袖は豪華なデザインや色のものも多く、袖を切ったとしても訪問着に向かない場合もあります。

振り袖の色を変える染め替えなどの方法もありますが、まずは、仕立て直しができるかどうか呉服店などに相談してみるといいでしょう。これからもお気に入りの振り袖を着たい方は、ぜひ検討してみてください。

 

【結婚後の振り袖2】洋服や小物にリメイク

着物という形にこだわらない方であれば、別のアイテムにリメイクするのもおすすめです。振り袖をワンピースやドレスなどの洋服のほか、日傘やバッグなどにリメイクするのもいいでしょう。アイディア次第で、さまざまなアイテムにリメイクできます。小物などであれば複数のアイテムを作ることもできそうですね。

着物のリメイクは、自分でイチから作るのもいいですし、専門店などに行ってプロにお願いするという方法もあります。それぞれメリット・デメリットがあるので、自分にとってベストな方法を選択してくださいね。専門店にお願いする場合は、費用や得意とするデザインなどが異なるため、よく見極めてから依頼するようにすると安心です。

 

【結婚後の振り袖3】将来の娘のために保管

将来、娘に自分が着た振り袖を着て欲しいと考え、自分の振り袖を保管しておく人も多いです。実際、成人式のときにお母さんの振り袖を着たという娘さんも少なくありません。少し時代を感じるような振り袖も帯や小物を変えるだけで、ガラリとイメージを変えられるので、近年話題になっている振り袖の形です。

ただし、振り袖を保管するには場所を確保しなければなりません。また、着物を長期的に保存する場合、湿気や防虫対策など、振り袖を綺麗な状態に保つ工夫が必要です。いざ自分の娘が着たいときにカビやシミが大量発生して着られないということがないよう、万全の対策をして保存するようにしましょう。

 

【結婚後の振り袖4】誰かに譲る・売る

仕立て直しやリメイク、娘に着てもらうなどの選択肢を考えていないという方は、振り袖を周りの人に譲るのも一つの手です。親戚や友人の子供など、周りに振り袖を欲しがっている人がいないか聞いてみてはいかがでしょうか?

また、売ってしまうというのも良いでしょう。リサイクルショップや着物の買取業者のほか、最近では誰でも簡単に出品ができるフリマサイトなども人気があり、手軽に振り袖を売ることができるようになっています。ただ処分するのはもったいないという人は、一度覗いてみるのも良いでしょう。

 

結婚後に着られなくなった振り袖は“有効活用”を!


未婚女性の着物である振り袖は、結婚後は残念ながら着ることはできませんが、仕立て直したり、リメイクしたりすれば手元に置くことができます。着物を受け継ぎたいと考えている方は、しっかりと保管をして娘に託すというのも一つの案です。

思い出深い着物を簡単に処分してしまうのはもったいないと考える人は、ぜひ今回のアイディアを参考にしてみてはいかがでしょうか? 結婚後も振り袖を有効活用してくださいね。

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