プロポーズで失敗しない花束選びの方法とは


ロマンチックなプロポーズがしたい、そんな男性も多いのではないでしょうか。そしてロマンチックなプロポーズと言えば、「婚約指輪」と「花束」を考える方も多いことでしょう。

婚約指輪はもちろんのこと、花束となると、普段からなかなか花束を贈る習慣のない日本の男性としては、何を選べばいいのか全くわからないものですよね。しかし同様に、女性も花束を貰う機会はそれほど多くないため、もらえた時の喜びは計り知れません。

そこで今回は、プロポーズにふさわしい花束について、また彼女にぴったりな花束の選び方や、渡すシチュエーションについてご紹介します。

 

プロポーズの花束はどうやって選ぶ?失敗しない選び方をチェック


プロポーズで渡す花束は、彼女に喜んでもらえるものにしたいですね。驚きと感動はもちろんですが、見るだけで笑顔になるような、そんな花束を選びたいものです。では、プロポーズにふさわしい花束はどうやって選べば良いのでしょうか。失敗しない花束の選び方を見ていきましょう。

 

プロポーズの花束は、「色や雰囲気」で選ぶ!

花束を選ぶ際に、最もわかりやすく選びやすいのは「色を決めて選ぶ」方法です。彼女が好きな色や雰囲気に合わせた花を選びましょう。

定番中の定番、真っ赤なバラの花束もそのうちのひとつ。同じ赤でも、バラの他にアネモネやチューリップなどがありますが、それぞれイメージが異なります。彼女の雰囲気に合わせた花を選びましょう。

また、バラはバラでもピンクと白、そして赤とでは印象も異なります。清楚でシンプルなデザインが好みの女性には白を基調をした花、笑顔が明るく元気なイメージの女性には大輪の向日葵、ゴージャスなデザインが似合う彼女には真紅のバラといった花選びをしましょう。

色で選ぶ場合には花言葉にも注意。色によって花言葉が異なるケースがあるので、事前に調べたり、花屋の店頭で確認するようにしてくださいね。花言葉については、後述しています。

 

プロポーズをする「季節」で花束を選ぶ!

それぞれの花には旬の季節がありますので、季節感を意識した花束を選ぶと、ハイセンスなイメージで女性側にも好評です。

春ならチューリップ、夏には向日葵や朝顔というように、プロポーズの季節に合わせて花を選ぶことで、より印象に残る花束になるのではないでしょうか。

 

プロポーズの花束は、愛情が詰まった「花言葉」で選ぶ!

花選びは、基本的に彼女に似合った雰囲気の種類や色の花を選ぶと良いのですが、注意することが一つ、それが「花言葉」です。どの花にも花言葉がありますが、ともするとあまりプロポーズにふさわしくない花言葉を持つ花があるので注意が必要です。

例えば、赤いバラには「あなたを愛しています」「情熱」「熱烈な恋」といった、プロポーズに相応しい花言葉があります。いっぽう同じバラでも黄色になると「嫉妬」「愛情の薄らぎ」など、プロポーズには避けるべき花言葉になってしまいます。

人生にとって大切なワンシーン、プロポーズに使う花束ですから、花言葉は念のために事前に調べておきたいものです。プロポーズにふさわしい花言葉を持つ花には、次のようなものが挙げられます。

  • アイリス「あなたを大切にします」
  • 桔梗「変わらぬ愛」
  • マーガレット「真実の愛」
  • スターチス「永遠に変わらない心」
  • 赤のチューリップ「愛の告白」

同じ花でもいくつか言葉を持っていますので、その中から好みの言葉を選んで使用しましょう。プロポーズの言葉に花言葉を織り込むのも素敵ですね。

 

プロポーズの花束を「彼女の誕生花」で選ぶ!

1年は365日、その1日1日に「誕生花」というものがあります。そこで、彼女の誕生花を選んで花束にして渡すのはいかがでしょうか。

彼女の誕生花は必ずしも華やかな花ではないかもしれません。草木といった場合もあります。ただ、それをわざわざ調べ、自分のためだけに用意された花束を差し出されることで、特別感が増して彼女の喜びは何倍にもなるはずです。

花束として華やかさに欠ける草木であった場合は、アレンジをして彼女の好きな花と織り交ぜた花束にしてもオシャレです。

 

プロポーズで花束を渡すなら、保管方法のことも考えてあげよう


プロポーズが成功して、花束を受け取ってもらったあとのことも考えておくと大変スマートです。生花の花束には、大きなデメリットがふたつあるからです。花束のデメリットや保管方法について見ていきましょう。

 

プロポーズの花束を生花にするデメリットは?

プロポーズの花束を生花にする場合、デメリットのひとつは「鮮度」です。せっかくプロポーズするなら、綺麗な花をあげたいところですが、生花は時間が経つにつれて鮮度が落ちてしまいます。丁寧に進めた準備も、綺麗にパッケージした花束も、少し元気がない状態で渡したくはありませんよね。

ふたつめのデメリットは、「彼女が花束を管理しなければならない」こと。バラの花を一本買うだけでもいい値段がしますし、あげたものがすぐに枯れてしまうのももったいないですよね。どうせなら、ずっとお部屋に飾っておいてもらえるほうが、あげる方としても嬉しいはずです。また受け取った方も、「いつまでも飾っておきたい」と思うものです。

生花で花束をあげるにはこのようなデメリットがありますが、枯れにくい花や枯れない花があるのをご存じでしょうか? 花束が枯れないようにする対策については、次項でご紹介いたします。

 

プロポーズで渡した花束が枯れないようにする対策

花束が枯れないようにする方法として、「プリザーブドフラワー」があります。プリザーブドフラワーとは、生花を特殊な液体に漬け込んで、水分を抜いた花のことです。このプリザーブドフラワーは、保存性に優れており、2年〜3年ほどそのままの形を維持することができます。それ以降はしおれてしまいますので、永遠にもつわけではありません。

特殊な液体につける時に、少し花の色が落ちてしまったり、茎の部分はプリザーブドにできなかったりするデメリットはあります。バラなどの花束を作るときは、茎を見立てたものを差しこむことで対応したり、ブーケのようにしたりすると良いでしょう。

始めからプリザーブドフラワーの花束をプロポーズのプレゼントとして用意してもいいですし、あげた後に女性側でプリザーブドフラワーにすることもできます。ただ、女性側が自分で加工するのも手間をかけさせてしまうため、男性側で用意したほうがスマートでしょう。

このプリザーブドフラワーは、インターネット通販でも購入できますが、プロポーズ用の花束の場合、お店に足を運んで打ち合わせをすることをおすすめします。ネットで調べた情報だけで花束を作ってしまうと、女性が欲しいものとずれてしまう可能性も。自分の家に飾るものではなく、大切なプレゼントなので、しっかりとお店と打ち合わせをした上で用意するようにしましょう。

 

プロポーズで花束を渡すシチュエーションは?


花束選びと同じくらい重要なのが花束を渡すシチュエーションです。ここでは、花束を渡す場所を簡単にご紹介します。

 

【プロポーズで花束を!】その1:ホテル

プロポーズをするシチュエーションとして、よく選ばれているのはホテルです。ホテルのレストランで食事をしているときに、花束を渡してプロポーズ。ホテルのスタッフさんと事前に打ち合わせをおこない、希望のタイミングで花束を持ってきてもらうなどの演出ができることが人気の秘密でもあります。

また、花束を事前にホテルに預けておくことができるのも大きなポイントです。基本的に、プロポーズをする日は1日一緒にいることが多いと思いますので、常に携帯していることはできません。事前にホテルに置いておくことで、花が折れてしまったり、枯れてしまったりすることを防ぐことができます。

 

【プロポーズで花束を!】その2:レストラン

ホテルと同じ理由で、プロポーズのシチュエーションとしてレストランがよく選ばれます。高層ビルの夜景が見えるレストランや、雰囲気の良いお洒落なレストランなどで、食事後にプロポーズ。店員さんにお花を持ってきてもらう演出や、トレイに行くフリをして花束を取ってくる演出などができます。

プロポーズをするレストランを決めたら、最低でも1ヶ月前からレストラン側に相談をするようにしましょう。できれば、足を運んでレストランの雰囲気などを事前に確かめておきたいですね。

 

【プロポーズで花束を!】その3:自宅や車

自宅や車など、二人のプライベート空間でプロポーズの花束を渡す方法もあります。周りには誰もいませんので、日常の延長線上で非日常的かつロマンチックなプロポーズができますよ。

花束も、家の中や車の後部座席などに事前に隠しておけるので、置き場所にも困りません。海外のプロポーズでは、車のトランクに花をいっぱいに詰めておき、彼女に開けてもらうサプライズもあります。

 

花束を使ったプロポーズが難しい場合

プロポーズをする上で、外出先や旅行先は花束の管理が難しく難易度が高くなります。特に、公園や海岸沿いでプロポーズする場合は周辺に花を預けておく場所もなければ、カバンの中にいれておくこともできません。

どうしても外出先でという人には、花束ではなく一輪の花をプレゼントして、後で花束を渡すという方法もあります。帰宅後や翌日に女性の家に花束が届くように手配しておくのもいいですね。花の管理は大変なので、じっくりと事前にプランを検討しておきましょう。

 

プロポーズを最高のものにするために!花束選びは全力で


男性にとって難しい花束選びですが、その効果は絶大です。どんな花でももらえた方にとってみれば非常に嬉しいものですが、特に自分のためだけに、自分のことを考えて選んでもらえたとわかる花束であればその喜びは何にも増して大きく、彼女の心に深く刻み込まれることになります。花なんてわからないから……と諦めたり、投げ出したりせずに、愛する彼女のために選んでみましょう。

また花束を渡す場所もこだわることで、よりプロポーズを失敗しないものにできます。ホテルやレストランなどでプロポーズを考えている人は、事前にスタッフの方に相談をして、渡すタイミングを打ち合わせしておくことをおすすめします。

決して妥協はせず、全力で花束を選ぶことが大切です。そして一世一代のプロポーズを最高のものにする、素敵な花束を携えていきましょう。

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