今の彼と結婚生活は上手くいくかな?恋愛と結婚の違いとは
今現在おつきあいしている相手がいる方で、この先結婚を意識している人も多いでしょう。
そんな時にふと「今の相手は結婚相手としてふさわしいのか。このまま結婚してうまくいくのだろうか」とは、誰しもが思うことです。
「恋愛と結婚とは違う」という人も多くいらっしゃいます。
特に、親や既婚者の友人など結婚の先輩たちからこういったコメントをもらうことも多く、これから結婚する身としては不安になってしまいますよね。
結婚するからには、結婚後もずっと幸せに生活していきたいものですので、結婚前に相手を見極めることができると安心です。
見極める必要なんてない、自分たちは絶対に大丈夫!とゆるぎない自信を持っているカップルも、今後の長い結婚生活で二人の間に起きる可能性のある問題をあらかじめ知っておくことで、それを避ける努力ができます。
今回はそんな恋愛と結婚の違いについてみていきましょう。
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目次
結婚に必要なのは愛だけではない?
リクルートブライダル総研によって行われた「夫婦関係調査2017」によりますと結婚には愛だけでは十分ではない、そんな結果が出たようです。
<愛情さえあれば結婚できる>
(全体)
- そう思う … 24.1%
- そう思わない… 32.3%
(男性)
- そう思う … 29.1%
- そう思わない… 25.3%
(女性)
- そう思う … 19.5%
- そう思わない… 38.8%
(参考: ブライダル総研「総研リサーチニュース」)
このように、男性よりは女性の方がシビアな結果が出ています。男性の方が結婚に対しては意外と夢見がちなのでしょうか。
このように愛情さえあれば結婚できる!と答えられない理由はどこにあるのでしょうか。
結婚となると途端にシビアになるお金の問題
恋愛と結婚で一番変わるもの、それが「お金」です。
実際に先ほどご紹介したリクルート ブライダル総研の調査結果でも、「結婚は安定した収入がないとできない」と答えた方は男性で50%以上、女性は60%以上にものぼりました。
恋愛の時はほとんどのカップルがお財布を別にしています。同棲などをしていてお財布が一つにまとまっているカップルでも、ずっと先を見据えて計画的にお金を管理している方は多くありません。
それが、結婚後は子育て・家や車などの購入・保険などと大きな出費が次々に増えていくため、お金に余裕がないとケンカの原因になりやすくなります。
特に、借金があったりギャンブルにはまってしまったりするタイプの人には要注意です。
例えば現在借金があった場合その返済のめどは立つか、またギャンブルをやめたり控えたりすることができるかは、結婚前に確かめておきたいポイントです。
ほかにも、浪費癖が激しく貯金ができない、価値観の違うお金の使い方も危険ですので、結婚前にしっかりと話し合っておきましょう。
異性問題があると結婚には不向き
お金の問題と同じく問題に挙がりやすいのが異性問題です。
これは、付き合っている段階でももちろん重要なポイントなのですが、結婚後に異性問題が起きると修復が不可能になるケースも多いため、付き合っている段階から浮気癖がみられる相手は、結婚に向いているとは言えないでしょう。
恋愛に向いているタイプ、結婚に向いているタイプは
もちろん、恋愛にも結婚にも最高の相手と出会えてずっと連れ添えるのが理想的ですが、特に恋愛に向いているタイプはどういう人でしょうか。
恋愛においては自分を楽しませてくれるタイプ、一緒にいて刺激的なタイプの人に人気が集まります。遊びのことをよく知っていて異性の扱いがうまく、デートが楽しく退屈させないタイプの人とはずっと一緒にいたいですよね。
また外見が華やかな相手も一緒に連れていて気分がいいものです。しかしこういう相手はその分、自分以外の異性にも好感を抱かれやすかったりして異性問題に発展しやすいものです。
逆に結婚に向いている相手は、金銭面でも恋愛面でもとにかく誠実な相手です。
それに加えて、家事などもしっかりこなせてお互いに思いやることのできる相手が結婚に向いているといえるでしょう。
このように、恋愛相手と結婚相手のタイプが変わるという傾向は女性の方が強いものです。
男性は、付き合う相手にも「良い奥さんになりそうな」家庭的な女性を求めることが多いので、あまり付き合う相手と結婚する相手とのギャップが大きいという事はありません。
そのため、特に女性は今の交際相手が本当に結婚に向いているのか、これから結婚相手を探す方は結婚に向いた男性にタイプを絞って探せるかが、今後幸せな結婚生活を送る上でのカギとなるでしょう。
それでも愛情はやっぱり一番大切
ここまでで結婚に対して冷静な考えを示してきましたが、そうは言っても一番大切なことはもちろん、お互いの相手に対する愛情です。
先述のリクルートブライダル総研による調査では、「愛情があれば結婚できると思う割合」と「夫婦関係の満足状況」の関係も分析しています。
その結果、「愛情がさえあれば結婚できる」と思っている方の方が、男性・女性共に結婚後の夫婦関係満足度が高いという事が分かりました。
結婚すると幾多の困難や障害が出てくるものです。そんな時に相手に対する愛情がどれだけ強いかで、乗り越えていけるかが変わるのです。
そして、最も大切なことは、結婚後の生活にどれだけ満足できているかではないでしょうか。やはり、愛し合って結婚したカップルは満足度も高くなる、というのは当然と言えば当然かもしれません。
この調査は20代~60代の男女に行われましたので、結婚後、月日が流れても愛情を大切に持っている夫婦は円満な関係が築けていることが分かります。
そう思えば、結婚に対して自信が持てるでしょう。
いかがでしたか。
恋愛と結婚は同じではないとよく言われていますが、実際に既婚カップルに聞いてみるとやはり恋愛だけでは結婚はできない、という意見が多くありました。
一見、夢の無い意見で残念に感じますが、その主な原因は金銭面と異性関係面だとわかりましたので、これらに問題がない場合は自信を持って愛を貫きましょう。
これらを見て、自分の相手が結婚に向いていない!と嘆いてほしいわけではありません。
もし相手の性格や状況が結婚に向いていないとわかった場合は、相手が結婚に向けてそれを変えていける人なのかを見極めましょう。もちろん、相手に押し付けるばかりではなく二人で話し合ってくださいね。
特に、家事やお金のやりくりなどに関しては、どちらかが不得意であれば相手がうまくカバーできる、というようになれば、結婚後もうまく夫婦生活が遅れることでしょう。
すべてにおいて完璧な人など存在しませんが、「好き」の気持ちだけでは実際生活となると難しい面もあります。
今の相手となら二人で力を合わせていけそうかを見極めるようにしましょう。