結婚式で「両親への手紙」を上手に読みたい!読み方のコツをチェック


結婚式で、もっとも盛り上がる演出のひとつが、「両親への手紙」です。普段照れくさくてなかなか口に出せない「両親への感謝の気持ち」を手紙にしたためましょう。

「両親への手紙」は。新郎新婦や両親はもちろん、ゲストの涙も誘う感動的な演出。せっかくの感動シーンは、最大限に盛り上げたいものですよね。とはいえ、ゲストの視線が集中するため、「人前は苦手」「緊張して間違えてしまうかも」「感極まってうまく読めないかも」など、さまざまな心配があると思います。

そこでこの記事では、両親への手紙を上手に読むコツやポイントなどを詳しくご紹介します。結婚式前に読めば、きっとリラックスして本番に臨めますよ。

 

結婚式で「両親への手紙」を読むときのコツや心構えは?


結婚式のクライマックスのひとつである「両親への手紙」。せっかく感動的な手紙を書いても、読み方ひとつで聞き手の印象は変わってしまいます。両親やゲストに感動を与えられる読み方のコツや心構えをご紹介しますので、ぜひ本番で役立ててくださいね。

 

「両親への手紙」を読む前にゲストへ一礼を

両親への手紙を読む前は、ドキドキして「間違えないようにしなくちゃ」「ちゃんと読めるかな」と不安な気持ちでいっぱいだと思います。上手に読みたい気持ちばかりが先走ってしまい、忘れがちなのが一礼です。

まずは手紙を読む前に、ゲストへ一礼しましょう。一礼がないと、唐突なだけではなく少し乱暴な印象を与えてしまいます。また一礼することで一呼吸置けるので、リラックスした状態で手紙を読むことができますよ。手紙を読む前にまずは一礼することを忘れないようにしてくださいね。

 

「両親への手紙」はゆっくりと読むことを心がけて

両親へ気持ちを伝える手紙は、ゲストの前で読み上げるもの。否応なしに緊張が高まってしまいますが、緊張すると無意識に早口になってしまうものです。早口で手紙を読み上げると、聞いているゲストも落ち着きませんし、聞き取りづらく感動も半減してしまいます。

とはいえ、ゆっくりすぎても不自然ですよね。ゲストが聞き取りやすいちょうど良い速さで手紙を読むようにしましょう。手紙の長さは3分前後がベスト。適度な速さで手紙を読めるよう、本番前に声に出して読んで何度か練習し、手紙の長さを調整することをおすすめします。

 

「両親への手紙」を読むときは、視線と姿勢にも気を配って

手紙を読んでいるときは、ついつい読むことに集中してしまい、便箋ばかり見ている……ということになりがちです。手紙の内容をすべて覚える必要はありませんが、文末などときおり顔を上げて手紙を読むとスマート。たびたび両親へ視線を向けると、気持ちが伝わりやすいですよ。

また姿勢にも気を付けましょう。ずっとうつむき加減でいるのはあまり美しくありません。姿勢を正して、堂々と手紙を読むようにしてくださいね。

 

声の大きさやトーンも意識して「両親への手紙」を読む

両親への手紙を読むときは、声の大きさやトーンにも気を配りましょう。マイクを使うことが多いので、張り切って大きな声を出す必要はありません。しかし、小さすぎる声はマイクが拾いにくいので、ほどよい大きさを心がけてください。

明るすぎるトーンも暗すぎるトーンも、両親への手紙を読む際には不向き。落ち着いたトーンで語り掛けるように手紙を読むことをおすすめします。

 

「両親への手紙」の演出にふさわしいBGMでその場を盛り上げよう

結婚式の演出になくてはならないのがBGMです。どんなBGMを選ぶかによって、結婚式の雰囲気はがらりと変わります。両親への手紙の演出を感動的なものにするためにも、BGM選びにはこだわりたいですね。

結婚式のBGMにふさわしい邦楽もたくさんありますが、どうしても歌詞が気になって、手紙に集中できないことも。両親やゲストに手紙をしっかりと聞いてもらうためにも、できれば歌の入っていないインストゥルメンタルやクラシック、静かな洋楽など控えめなBGMを選びましょう。

明るくポップな曲調よりもしっとりと落ち着いた曲調の方が、両親への手紙には向いています。花嫁も集中して手紙を読めますね。

 

「両親への手紙」を読む練習を重ねて本番に挑もう

どんなものでも、練習なしのぶっつけ本番ではうまくいきません。ましてや一生に一度の結婚式は、ただでさえ緊張してしまうもの。両親やゲストからの視線が集まるなか、練習なしで手紙を上手に読むのは難しいでしょう。練習不足だとさらに緊張感が増し、失敗する確率が高まってしまいます。

結婚式本番を迎える前に、手紙を読む練習を重ねると緊張が和らぎますよ。練習する際は、パートナーに聞いてもらったり、どれくらい時間がかかるのかを測ったりしましょう。読んでいる姿を録画して、姿勢や目線などもしっかりチェック。ここまで準備すれば、ある程度リラックスした状態で本番に臨めると思います。

 

泣いてしまっても大丈夫!気持ちを込めてていねいに読み上げましょう


結婚式で両親への手紙を上手に読むコツをお伝えしました。本番は両親や大勢のゲストの前で手紙を読むので、緊張するのは致し方ありません。しかし、今回ご紹介したことを意識して練習すれば、本番での失敗は避けられると思います。

もし感極まって泣いてしまったり、間違えてしまったりしても、パートナーにフォローしてもらいながら、両親への感謝を伝えることに集中すればOK!温かくて感動的な結婚式になることを祈っています。

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