料理の効率を上げるキッチンバサミ!選び方や使い方のポイントは?


さまざまな食材をカットするほか、牛乳パックや食品の入った袋を切るのにも便利なキッチンバサミ。まな板なしでもさっと食材を切れるキッチンバサミは、ひとつは持っておきたい万能アイテムです。

キッチンバサミは、さまざまな調理器具メーカーから販売されているほか、おしゃれな雑貨屋やホームセンター、100円ショップなど、幅広いジャンルの店舗で取り扱いがあります。

豊富な種類のなかから、用途や利用シーンにぴったりのキッチンバサミを選びたいですね。今回は、キッチンで大活躍してくれるキッチンバサミにスポットをあて、選び方や使い方のポイントなどについて解説します。

 

隠れた万能アイテム!キッチンバサミの選び方


キッチンバサミを持っていても、牛乳パックやレトルトパウチ、あとはせいぜい乾物などを切るときにしか使わないという方もいらっしゃることでしょう。

キッチンバサミを上手に使えば、料理の作業効率がグンと上がります。キッチンバサミを上手に使いこなして、家事を効率よく進めましょう。それでは、数あるキッチンバサミのなかから、どんなポイントに気を付けて選べば良いのか見てきましょう。

 

【キッチンバサミの選び方1】素材で選ぶ

キッチンバサミは、丈夫なステンレス製と軽いセラミック製の2種類に大きく分類されます。

一般的に使われているのは、切れ味が良く使いやすいステンレスタイプ。なかにはグリップまでステンレスのオールステンレス製のものもあります。少し値は張りますが、分解して洗えるものが多く、清潔に保てるため人気です。またステンレスのなかでも、ハイカーボンと呼ばれる高級素材のものは、炭素の含有量が通常のステンレスよりも多く、錆びにくい点が特徴です。

セラミック製のキッチンバサミは、ステンレス製より軽いのが特徴です。金属ではないため、錆びの原因になる酸性やアルカリ性の食材をカットできます。お手入れの必要がない点も、セラミック製のメリット。ただステンレス製に比べると種類が少ないため、気に入ったものを見つけるのが大変かもしれません。

 

【キッチンバサミの選び方2】用途で選ぶ

キッチンバサミには平刃をはじめ、さまざまな形状のものがあります。用途に合わせていくつかそろえても良いでしょう。

 
【平刃】
もっとも一般的な形状で、刃が真っすぐなキッチンバサミです。牛乳パックやレトルトパウチ、乾物などのカットに最適です。比較的、用途を選ばないオーソドックスな形なので、ひとつあれば何かと重宝します。「キッチンバサミはひとつで良い」「まずは、基本的なものが欲しい」という方は、このタイプがおすすめです。

 
【刃先が細いもの】 
刃先が細いものは、細かな作業に向いています。海苔や野菜などを細かくカットできるため、キャラ弁を作ったり離乳食用の食材を切ったりと、さまざまな場面で使えます。また海老やカニなどの殻のカットもスムーズです。

 
【刃先がカーブしたもの】
刃先がカーブしたものは、大きな肉料理を切り分けるのに最適。刃先が真っすぐのものよりもカーブしている方が食材をつかみやすいため、調理中のお料理のカットもストレスなくできます。また丸みを帯びた野菜のカットにもぴったりです。皿や鍋に傷がつかないよう、刃先をゴム素材でガードしているものもあります。

 
【刃がギザギザになっているもの】
キッチンバサミのなかには、刃がギザギザになっているものがあります。これは、食材が滑らないようにするための工夫です。かたい食材もがっちりホールドしてくれるため、ケガをしにくいです。

 

キッチンバサミの幅広い使い方を知ろう


キッチンバサミを包丁の補助的に使用している方も多いと思いますが、「包丁がいらないかも」と思えるほど、多岐にわたって使えるのがキッチンバサミです。そんな高いポテンシャルを備えたキッチンバサミをフル活用しましょう。

 

【キッチンバサミの使い方1】野菜やきのこのカットに

肉や野菜は、包丁を使って切る方が多いと思いますが、キッチンバサミでもカットできます。ニラや小ねぎなどを細かく切りたいときは、キッチンバサミが重宝します。大葉やみょうがといった薬味のカットも簡単。きのこの石づきもキッチンバサミでカットしてしまいましょう。

ニラやネギなどはまな板に匂いが付きやすいので、包丁よりもキッチンバサミの方がおすすめです。気楽にカットできるうえ、後片付けがラクでうれしいですね。

 

【キッチンバサミの使い方2】切りにくい肉もおまかせ

韓国料理店で、肉をキッチンバサミでカットする場面を見たことがある方もいらっしゃることでしょう。肉のカットは、キッチンバサミの得意とするところです。

特に鶏肉は、包丁よりもキッチンバサミの方が簡単にカットできます。包丁では切りにくい鶏皮も簡単に、しかもキレイに切れます。ベーコンやウインナーもカットしてフライパンに入れれば、まな板要らず。忙しい朝のお弁当作りにもぴったりですね。

 

【キッチンバサミの使い方3】魚や甲殻類の下処理に

魚が好きでも、捌くのはハードルが高いもの。三枚おろしも難しそうでチャレンジしたことがないという方も多いのではないでしょうか。そんな時こそキッチンバサミの出番です。大きな魚は難しいですが、イワシやアジなどの小さな魚はキッチンバサミでOK! 包丁よりも細かい部分の処理ができますよ。

 

時短の味方!キッチンバサミをフル活用しよう


キッチンバサミの選び方や使い方についてご紹介しました。さまざまな用途に使えるキッチンバサミは、家事の時短を可能にしてくれる強い味方です。

ところでキッチンバサミの真ん中あたりがギザギザしているのにお気づきでしょうか。これはジャムの蓋を開けたり、栓抜きとして使ったりするもの。「知らなかった!」という方は、ぜひ活用してみてくださいね。

万能アイテムのキッチンバサミを上手に使いこなせば、時短が実現するうえ、料理もさらに楽しくなりますよ。

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