憧れの新婚生活!家計簿はつけたほうがいいの?


大切な人と結婚して憧れの新婚生活が始まると、何もかもが新鮮で幸せな日々が訪れます。二人分の食事を作ったり、生活のリズムが変わったり。同棲を経て結婚したカップルにとっても、これからは「夫婦」として一緒に暮らすという感慨深さがあるのではないでしょうか。

新生活が始まると、夫婦ふたり分の生活費が必要になり、家計の管理もしなければなりません。食費や水道光熱費など、実家暮らしだった方にとっては初めて触れるものもあることでしょう。ひとり暮らしだった方にとっては、ふたり分だとどれくらいになるのか見当がつきにくいかもしれないですね。

そこで気になるのは、家計の管理に「家計簿」が必要かどうかということではないでしょうか。今回はそんな「家計簿」について、さまざまな視点から見ていきましょう。

 

家計簿は収入と支出のバランス、無駄使いなどをチェックできる!


結論から言えば、家計簿は必ずしも必要ではありません。家計簿がなくても生活はできますし、家計を管理することができます。

しかし、家計簿は月々の収入と支出を記載し、収支のバランスや無駄使いなどをチェックできる便利なツールでもあります。書店などではさまざまなタイプの家計簿が売られ、いまはスマホで使える家計簿アプリも充実。何らかの形で、「家計簿」を利用している家庭は多くあります。

 

家計簿は支出を細かく分けて、きっちりとつけるべき?

食費や嗜好品、雑費など支出を詳細に書き込むタイプの家計簿がありますが、子ども向けの「おこづかい帳」を使っても大丈夫です。また、共働きで忙しい方や、「面倒そう、続かなさそう」と感じている方は、買物の際に必ずレシートをもらい、保存しておくだけでも構いません。

また、使っていないノートなどにレシートをぺたぺた貼り付けて、毎月の支出額だけ合計するというやり方でも大丈夫。収入と支出のバランスがわかるだけではなく、何を購入したのかはレシートで一目瞭然。赤字気味の場合は、レシートを眺めていればすぐに赤字の原因がわかります。

家計簿で計算した残額と、手元の現金が合わない場合があります。それは、レシートをもらわないような小さな出費が重なっている可能性が。自動販売機でジュースを買ったときなどはレシートが出ませんから、気がつかないうちに出費が積もり積もっていることがあります。家計簿をつけていると、そういった出費にも気がつけます。

 

そもそも家計簿をつけたくない!それでも大丈夫?

家計簿は強制ではありませんので、つけなくても大丈夫です。しかし毎月のように赤字になってしまい、ボーナスで補填するようなことが続く場合は、1~3ヶ月だけでいいので家計簿をつけて原因を探ることをおすすめします。それこそ、前項のレシート方式がおすすめ。弱点がきっちり見えて来ます。

また、近年はキャッシュレス化が進んでおり、電子マネーやクレジットカードで全て支払うという方も増えています。その場合は、明細が自動的に家計簿代わりになります。なんとなく請求のままにカードなどの支払いをするのではなく、必ず明細をチェックするようにしましょう。

 

家計簿を頑張ってみたい!どれくらい続ければいい?

家計簿を頑張ってみたい方は、最低でも3ヶ月、長くても1年を目安にして家計簿をつけてみるといいでしょう。3ヶ月あれば大体の生活ペースがわかってきますし、収支のバランスもわかってきます。

1年間続けることができれば、月ごとの水道光熱費の変動にも気がつきやすくなります。さらに自身とパートナーの実家への帰省費など、年間でどれくらい必要になるか、合計も見えて来るのです。帰省には何かとお金がかかることがあるため、年間に必要な帰省費がわかれば、事前に少しずつ準備しておくことができます。

もっと長く続けるのも、もちろんおすすめ。子どもが生まれたとき、育休を取ったとき、マイホームを購入したとき、そのほか生活の環境が変わったときなど、家計簿をつけている習慣があれば、急な収支の変動があったときも、調節できる支出を見定められます。

 

生活費の余った分で貯蓄をしたい!家計簿をつければ貯蓄できる?

たしかに家計簿をつけることでお金の動きが把握でき、貯蓄にも繋がりやすくなります。しかし、家計簿をつけているからといって貯蓄できるとは限りません。おすすめは、「余った分を貯蓄する」ではなく、「先に貯蓄して余った分で生活をやりくり」する方法です。

給料日に、先に5千円でも1万円でもいいので、定額預金に入れてしまいます。口座から引き落とされるタイプの定額預金がおすすめ。最初から貯蓄分を引いた状態でやりくりすれば、無理のない貯蓄につながっていきます。

 

家計簿はつけてもつけなくてもOK!つけるときは気軽に!


家計簿についてさまざまな視点で見てきましたが、家計簿は日々の生活のなかで、必須という存在ではありません。しかし、新婚生活スタート後に少しのあいだだけつけてみると、ふたりの生活で必要な支出やお金の動きが見えてきます。お金の動きが見えることで、貯蓄にも繋がりやすくなりますのでおすすめのツールと言えるでしょう。

家計簿をつけるかつけないかは、各家庭の自由です。家計簿をつけない場合は、できる限り月々に使える予算(生活費)と、「残金」を常に把握できるようにしておくといいでしょう。家計簿をつける場合は、気負わずに気軽に取り組むと長続きしますよ。

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