両家の顔合わせの食事会を成功させたい!成功に導くコツとは?


婚約したら、結婚式やこれからの生活に向けたさまざまな準備で忙しくなります。その中でも、結婚の準備の一つである「両家の顔合わせ」は、今まで縁のなかった両家の家族や親族がつながる大切な場です。

今回は、両家顔合わせの食事会で失敗しないために、どのような準備をしておくべきかをご紹介します。これから始まる長い付き合いですから、初顔合わせは円満にとり行いたいもの。ぜひ参考にしてくださいね。

 

両家顔合わせを成功に導くコツ5選


両家の顔合わせを成功に導くための準備を5つご紹介します。顔合わせのセッティングにおいては、まずは結婚する二人で考え方を統一しておくこと、そして二人が主導してそれぞれの両親と意見をすり合わせていくことが大切です。

同居している祖父母など関わりの深い親族がいれば、彼らの意見も併せて確認しましょう。年代や価値観、考え方などの違いもあり、なかなか骨の折れる作業になるかもしれませんが、今後のトラブルを未然に防止するためにもしっかり準備をしていきましょう。

 

1.お店選びは両家の意見を聞いてから

お店選びを失敗してしまうと、食事会の始まりから雰囲気が悪くなってしまいかねません。失敗しがちな点としては、以下のようなことが挙げられます。

  • 遠方から来るのに交通の便が悪い店にしてしまった
  • 店内が騒々しく、落ち着ける雰囲気でなかった
  • お店が会食のような場に慣れておらず、スタッフ間の連携や対応が良くなかった
  • 足腰が悪いのに、負担のかかる座敷席にしてしまった
  • 嫌いな食材やアレルギーのある食材が多かった

このような失敗を防げるようなお店選びが大切です。

例えば、ターミナル駅近くにあるホテル内のレストランなどであれば、交通の便やスタッフの質も良く、食材変更の対応なども受け入れてもらいやすいのではないでしょうか。座敷席とテーブル席のどちらも探しやすいかと思います。アレルギー等については事前に確認しておきましょう。

 

2.食事会の費用負担は事前に決めておく

お金に関することがらもトラブルの元になりがちです。食事代の費用を誰が払うか決めておかないと、終盤に「ここは我が家が…」「いやいや…」と両家同士のやりとりが発生してしまい、誰が負担してもモヤモヤが残ってしまうことに。そうならないためにも、事前に二人で支払い方法を決め、両家に伝えておくことが大切です。

結婚する二人が全員分を負担するか、両家が折半するかの2パターンが一般的。二人が支払う場合は、結婚に際して両家を招待するという体で会食を行えば自然です。また、会の終盤に男性側がそっと席を立って支払えばスムーズかつスマートです。

両家が支払ってくれる場合は、後日のお礼を忘れないようにしましょう。

 

3.服装や手土産など、当日両家のテイストが揃うように

「結婚式や結納ではないため、肩肘張らずに気楽な雰囲気で楽しみましょう」といっても、いざ当日にどちらかの両親がカジュアルでもう一方はフォーマルウェアとなると、気まずい空気に。また、手土産の金額などもお互いの印象に影響します。

会場がホテルであってもカジュアルなレストランであっても、服装のすり合わせはしておきましょう。両親が服装で困っている場合は、女性は露出の少ないワンピース、男性はスーツとしておけば失敗することはないはずです。

和装をする場合は事前に伝えておくのがベター。移動や着付けの負担もありますので全員和装で揃える必要はありませんが、「あちらのお母様(お父様)は和装で来られるよ」「あちらは遠方からいらっしゃるから洋装だからね」といった風に伝えておきましょう。

手土産については、金額を二人でおおまかに決めて、それぞれの両親に伝えておけばトラブルになりません。内容は、日持ちのするご当地の焼き菓子などがおすすめです。

 

4.結納や結婚式などについての両家の考え方をすり合わせておく

結納や結婚式をどうするつもりか、二人で考えていることを事前に両親や親族に伝えておくことが大切です。結婚する二人は結納をしないつもりでも一方または両方の両親はするつもりでいるなど、考えが異なっていると、食事会中に揉めてしまうことになりかねません。

結婚式についても、どの程度の規模で行うのか、どこで行うのかなど、ある程度二人の考えを伝えた上で、双方の両親や親族の意見があれば留意しておくとよいでしょう。年代の違いや両家の地元の慣習などで、誰かが当たり前と思っていることが他の人にとっては当たり前でないといった、価値観や考え方の違いは当然あるものです。

当事者二人とそれぞれの家族の三者がどのように考えているかを共有しておくことで、今後の準備もやりやすくなるはずです。

 

5.両親の趣味など、お互いを知るための話題を準備

初対面どうしの食事会、会話が止まってしまうと気まずい雰囲気になりがち。全員緊張しているのは同じですので、食事会中も結婚する二人がリードして、場を盛り上げる努力を忘れないようにしましょう。

話しやすい話題としては以下のような内容がおすすめです。

  • 季節や天気
  • 両家の地元地域の観光や名産品
  • 趣味や休日の過ごし方
  • 結婚式や新婚旅行など今後の予定

思想に関する話題や誰かが嫌いな物事などの話は避けるよう注意しましょう。二人がリードするのはもちろんですが、お互いの両親に「相手はこんな方だよ」という情報を軽く伝えておくと、両親も話題を準備しやすくなります。

 

事前準備をしっかりして、全員が気持ちよく過ごせる会にしよう


両家顔合わせの食事会を成功させるコツを5つご紹介しました。家族の新しい縁が生まれる第一歩ともいえる顔合わせ。両親や親族への配慮を忘れずに、二人がリードして準備をすれば失敗することはないはずです。

両家の親睦が深まる、円満な顔合わせができるように祈っています。

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