結婚式のご祝儀を忘れてしまった!こんなときどうすればいい?
どんなに気を付けていても、アクシデントを完全に防ぐことはできません。それは招待された結婚式でも同じこと。寝坊や渋滞、電車トラブルによる遅刻……さまざまなアクシデントが考えられます。
加えて考えられるアクシデントが、ご祝儀を忘れてしまうことです。人間だれしもうっかりすることはありますが、ご祝儀を忘れてしまったらとても焦ってしまうのではないでしょうか。
しかしもしご祝儀を忘れてしまっても、落ち着いて対処することが大切。この記事では、ご祝儀を忘れるという大ピンチを乗り切る方法をお伝えします。「ご祝儀を忘れるわけがない」と思っている方も、頭の片隅に入れておけば、万が一の事態にも対応できますよ。
目次
結婚式でご祝儀を忘れたら?覚えておきたいマナーあれこれ
おめでたい席でのアクシデントやトラブルはできれば避けたいもの。しかし気を付けていても、アクシデントが発生することがあります。もしアクシデントが発生してしまった場合も焦りは禁物。冷静に対処し、どうリカバリーするべきかが大切です。
それでは、結婚式でご祝儀を忘れてしまった場合の、具体的な解決策をご紹介います。
【結婚式でご祝儀を忘れたら?】式場に向かう途中で気が付いた場合
結婚式会場に向かう途中で、ご祝儀を忘れたことに気が付いた場合、どうすれば良いのでしょうか。結婚式の開始時間までに余裕があり、間に合いそうであれば、自宅に取りに戻りましょう。しかし間に合わない場合は、ご祝儀を取りに行くのをあきらめて、会場に向かいます。
よほどの事情がない限り、遅刻は避けなければなりません。ご祝儀よりも、時間厳守を優先しましょう。
【結婚式でご祝儀を忘れたら?】ご祝儀袋はどうしたらいい?
結婚式開始時間までに少し余裕がある、かといって自宅に戻る時間はないという場合は、「これから準備する」ことを考えましょう。
結婚式のご祝儀は通常、袱紗に包んで持参し、受付で渡します。袱紗を当日用意するのは難しいですが、ご祝儀袋や宛て名等を書く筆ペンは、コンビニエンスストアや100円ショップ、スーパーなどで売られているため、難なく入手できます。
もし結婚式場の近くにデパートがある場合は、婚礼フロアに立ち寄ってみることをおすすめします。豊富な種類のご祝儀袋が用意されているだけではなく、贈り主の名前を入れるサービスがあるケースも。また、ご祝儀袋を販売している結婚式場もあるため、まずは式場に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
【結婚式でご祝儀を忘れたら?】新札を用意するには?
結婚式のご祝儀には、新札を用意するのがマナーです。新札は、銀行や郵便局の窓口、ATMで用意できます。ただし、キャッシュカードや通帳などが必要になるため、それらを所持していない場合は、両替できないケースも多く見られます。加えて利用時間が決められているため、時間外の場合は利用できません。
また、結婚式は土日や祝日におこなわれることが多く、銀行や郵便局の窓口は空いていないため注意が必要です。
銀行、郵便局以外では、結婚式場や、式場を備えているホテルのフロントで新札を用意している場合も。全ての結婚式場やホテルがそうであるとは限りませんが、可能性を考慮してまずは問い合わせてみましょう。
【結婚式でご祝儀を忘れたら?】新札を用意できなかったら
郵便局や銀行の窓口も開いていない、結婚式場のフロントでも新札の取り扱いがないという場合は、多少シワが入ったお札でもいいので、当日に渡すようにしましょう。
それでも、お金を用意できないこともあります。「キャッシュカードや通帳を持参しておらず、お金をおろせない」、「銀行や郵便局に立ち寄ると、遅刻してしまう」といった事態も考えられます。
どうしても結婚式当日にご祝儀を渡せない場合は、日を改めましょう。「後日、ご祝儀をお渡しします」と受付にその旨を伝えることを忘れずに。そして結婚式当日か遅くても翌日には、新郎新婦に謝罪するようにしてください。
正直にご祝儀を忘れてしまったことを相手に伝えた方が、気持ちが伝わりますよ。
【結婚式でご祝儀を忘れたら?】後日、ご祝儀を渡す
やむを得ない事情で結婚式当日にご祝儀を渡せない場合は、後日渡すようにしましょう。できれば新郎新婦の元へ直接出向き、ご祝儀を手渡しするのが望ましいですが、お互い忙しくて会う時間が取れないという場合は、現金書留で送っても。
その際は、新札をご祝儀袋に入れて、それを現金書留の袋に入れるようにします。
謝罪文やメッセージを添えると、尚いいですね。相手の都合にあわせて、ご祝儀を渡すようにしましょう。
結婚式にご祝儀を忘れても慌てない!必ずリカバリーできる
結婚式にご祝儀を忘れた際の対処法についてご紹介しました。ご祝儀袋や筆ペンはコンビニエンスストアやスーパーで販売していますし、新札は銀行や郵便局、結婚式場のフロントで用意できる場合が多いので、まずは慌てないようにしましょう。
「つい忘れてしまった」ということは誰にでもあることですが、結婚式の前にコンビニエンスストアに寄ったり、新札を用意したりするのは慌ただしくて大変です。結婚式の前日までに準備を終え、受付時間ギリギリに結婚式場に到着しないよう、余裕を持って行動すると安心です。
トラブルやアクシデントなく無事に結婚式へ出席し、新郎新婦の門出を祝福してくださいね。