時間の無いワーキングマザーに朗報!育児と仕事を両立するコツ
最近は女性の社会進出も増えてきたおかげで、出産後に仕事に復帰する「ワーキングマザー」が増えてきました。
しかし出産後に職場復帰はしたいものの、育児や家事はただでさえ大変なのに仕事に復帰してうまく生活が回るのだろうか…と不安な方も多いはずです。
もちろん、育児や家事は女性がすべて行うべきものではなく、男性と共に協力しながら行っていくことなのですが、現実は男性がこれらに協力できている時間は極めて少なく、女性が行っている家庭がほとんどです。
そこで今回は、先輩ワーキングマザーたちから育児と仕事を両立するコツを学んでいきたいと思います。
ワーキングマザーの方や、近い将来ワーキングマザーになる方はもちろん、そうでなくてもなるほどと思う上手な時間の使い方が紹介されていますので、どなたにとっても参考になることでしょう。
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目次
ワーキングマザーの一日
ワーキングマザーは、日中外に出て仕事をしていますのでどうしても家事が全て朝や仕事の後になってしまいます。その中でも特に朝は、いったい何が起きているのかわからないほど忙しくバタバタしているのが実情のようです。
退社後も子供たちを迎えに行って夕食・お風呂・寝かしつけ等々を行っているとあっという間に夜になってしまい、寝てまた朝が来て…という繰り返しになっているかたがほとんどです。
あまりにも目まぐるしく時間が過ぎていくために、寝かしつけの際に自分まで寝落ちしてしまう…なんてことも「ワーキングマザーあるある」です。
そんな毎日では、掃除や洗濯、食事と言った家事が完璧にこなせることは稀でしょう。また、育児も「もっと一緒にいてあげたいのに」などと反省点もたくさん出てくるものです。
ですが、たとえ不完全でも家事・育児が一通りちゃんとこなさせていれば十分に合格点と言えるでしょう。
家事は少し多めに見る
仕事で忙しいからと言って育児をないがしろにすることはできません。ですが、忙しい毎日の中ですべてを完ぺきにこなすこともなかなか難しいものです。
そういう場合、特にこれまで何事も完ぺきにこなしてきたようなしっかり者の女性の方が、色々とストレスを溜めてしまいがちです。
ですので、せめて家事は少し手抜きをしてみましょう。
毎日していたお洗濯を、どうしても必要でない限りは二日に一度にしたところで自分たちの生活を揺るがすような問題になるとは思えません。
料理は週末にまとめて作って冷凍保存しておき、平日はそれを解凍して使うだけでも随分楽になります。毎日料理をする時間が節約できるだけでなく、そのための食材を買いにその都度スーパーへ行く時間も削れます。
実は、スーパーへは週末など週に1~2回行ってまとめ買いすることで無駄なものを買うことが減り、お金の節約にもなるのです。
お料理が得意でない方や、たとえ得意だとしても週末は疲れ切って料理するエネルギーがない、という時もあるでしょう。そんなときはスーパーのお惣菜に頼るのもおすすめです。
最近ではどのスーパーでも栄養価の高そうなお惣菜が売られていたりしますので、上手に利用するのも手です。
こういった家事の時短テクニックは、ワーキングマザーだけでなく、忙しく毎日を過ごしているすべての方々が使えるものですので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
育児は周りの意見に左右されすぎず自分らしく
家事は少々手抜きできたとしても、育児はそういうわけにはいきません。初めての子どもに対しては特に、育児書などを読み込んだりインターネットで情報を集めたりして懸命に育てていらっしゃる方も多いでしょう。
しかし、子どもに個性があるように育児にも個性があるものです。周りの情報に踊らされすぎずに、子どもの健康に関わるような大切な知識はしっかり押さえながらも、あなたらしく無理のない育児を心掛けてください。
何よりも大事なのは夫の協力
女性が働くとなぜか女性の方に育児・家事の割合が多いことが多いのですが、そもそもここに問題があります。夫婦が共働きなのだから育児や家事も夫婦が分担するのが当然です。
夫が「家事ができないから…育児に自信がないから…」などと言うのは言い訳です。
そもそも家事はやれば誰でもできるものです。要領こそ人によって違うことはあるでしょうが、基本的に「できない」という事はありません。
育児に関しては、女性だって最初は何もわからないところから始めます。自信がないからと言って放棄できません。
女性側が全てこなしてしまうと男性側はそれに甘えてしまいがちですので、最初にはっきりと分担しておくことが賢明です。
片方が子どもの相手をしている間に掃除や洗濯をもう片方がする、そうして同時に家事と育児を分担して行えばかかる時間も半分になり、夫婦二人で過ごす時間も増やせます。
夫婦の円満な関係を築いていくためにも、ぜひ協力を仰ぎましょう。家事も育児も女性がやるものだと言う考えは、古い凝り固まった考えです。
一日のスケジュールを立ててみる
まずは家事の手抜きをしたり夫の協力を仰いでも、それでもなかなか自分の時間がうまく持てなかったり家事がこなせていないようであれば、まずは自分の一日のスケジュールを紙に書き出してみましょう。
朝は誰もが忙しい時間帯ですので朝食やお弁当の準備などは全て前日の夜に仕込んだり、洗濯も夜でもいいやと割り切ったりできないか考えてみるようにしましょう。
意外と夜にだらだらと時間が過ぎているようであれば、その時間を有効活用して次の日の準備に充てることで余裕が生まれます。自分の生活を書き出して見直してみましょう。
家事代行サービスを使っては?
どうしても満足の行く家事・育児がこなせていないと感じていて、経済的に少し余裕があるなら、自分だけで無理せずにサービスを利用することも検討の一つに入れては?
全てを任せるのは妻として不甲斐ないと思うなら、一部を任せるだけでもいいでしょう。それだけでも十分負担は減ります。
一昔前ならば「家事を他人に頼むなんて妻として情けない!」などと言った叱咤もあったかもしれません。今でもご年配の方でこのように捉える方は一定数いらっしゃいます。
しかし、今は時代が違います。何より、働きながら育児も行っているママたちにとって、物理的に時間が足りないのは一目瞭然なのです。もちろん、昔から働く女性もいましたし、それでありながらすべてきっちりと行っていたという方もいらっしゃいます。
けれども全ての女性がそうできるわけではありませんし、子どもにかかる時間も、子どもの個性によって変わります。ですので、家事を外部にお願いすることは何も恥ずかしいことではありません。
意外と、男性は女性よりも合理的に考えられる人が多いです。そのため、このようなサービスに理解を示してくれる可能性は十分ありますので、話を持ちかけてみましょう。
その際、伝え方にはポイントがあります。「大変だから」とネガティブに伝えたり、「楽をしたいから」とレイジーに伝えたり、「仕事にもっと力を入れたいから」とプライドを誇って伝えるのではなく、「空いた時間で子供との時間をもっと確保したい」とか、「料理に腕を振るいたい」など、ご主人にプラスになる理由とともに伝えると交渉はスムーズになるでしょう。
いかがでしたか。
育児に家事・仕事となるとどうしても時間が足りなくなりがちなのは誰しもが通る難関です。
妻側がひとりで悩む問題ではなく、いかに夫側が手伝えるかでこの悩みは大幅に軽減できますのでこの悩みは夫婦の問題として二人で話し合って解決に向かうようにしましょう。
そうして二人で乗り越えていくと達成感も生まれ、家族としてより結束が強まっていくものです。みんなで協力して楽しく毎日を過ごすようにしてくださいね。