気持ち悪い位息子を溺愛…こんな義母と上手く付き合えるの?
結婚を考えるほど大好きな彼氏、一緒にいる中で不満もなく、このままゴールイン…と夢見ている方もいることでしょう。
ですが、恋愛と結婚は大きく違う点があります。それは、結婚は二人の間の問題だけでなくお互いの家族を巻き込むという事です。結婚すれば彼の両親はあなたの義両親となります。そんな義両親とうまくやっていけるかはいつの時代も悩みの種です。
特に嫁姑問題は、どの嫁姑にも多かれ少なかれあると言われるぐらい一般的な悩みですが、その中で最も難しいのが、息子(彼)に過干渉な義母です。
もちろん、彼にとっても彼女の父親、義父との付き合いは神経を使うものですが、男性はある程度さっぱりとしていることが多いものです。それに対し、義母は彼が生まれたことからずっとお世話をしてきている存在であるため、愛情が行き過ぎて溺愛してしまう方もいるのです。
愛する彼がマザコンだったらどうしようという不安は募りますが、それよりも夫のことを気に掛けすぎる義母がいれば、こんな義母と上手く付き合っていけるのかしらと疑問も湧いてくるでしょう。
そこで今回は「姑が息子を溺愛する気持ち悪い母親だった!」という実体験者の声や、そんな姑とどのようにうまく付き合っていくかをご紹介していきます。
◇2019年10月1日の挙式披露宴より、料金改定致しました。https://kazoku-wedding.jp/plan01/
目次
ムスコン母親とは?
皆さんは、「ムスコン」という言葉をご存知ですか?
これはフジテレビ系の主婦向けの情報番組で紹介された言葉で、息子が大人になっても過干渉過ぎる母親のことを指します。
お母さんが大好きすぎて仕方なく、大人になってからでも必要以上に母親に頼りきったり依存したりする人を「マザコン」、その対象が母親ではなく妹や姉になると「シスコン」となりますが、対象が息子の場合はムスコンとなるのです。
「マザコン」は90年代にヒットした「ずっとあなたが好きだった」というドラマを機に世間に広く認知されるようになり、今ではよくあることと認識されています。男性にとっては、誰しも多かれ少なかれマザコン気質を持っているとも言われています。
しかし、最近ではマザコンに至るには母親側にも原因があるのではないかと考えられており、実際に母親の方も息子に対して子離れできていないというケースが多く報告されているのです。そんな、子離れできていない母親をムスコンと呼んでいます。
そんな母親たちは「お腹を痛めて産んだ息子なんだから、溺愛して何が悪いの!」と開き直っていますが、これが他人からしてみると気持ち悪いほどのレベルであることもあるのです…。
そして、親が過干渉であればあるほど、息子のマザコン率も上がっていくものです。
実録・私の姑は、息子を溺愛する気持ち悪い母親です!
世の中には姑のムスコン度合いのひどさに、頭を抱えているお嫁さんがたくさんいます。そこで、実際にあった息子を溺愛する母親の行動をまとめてみました。
正直、想像を絶する体験談も含まれておりますが、落ち着いて見ていきましょう。
- 35歳にもなった彼に、毎日モーニングコールをしてくる。
- 基本的に彼が実家にご飯を食べに行った時は、母親が彼に「あーん」をして食べさせてあげているらしい。
- 大人の男性になった息子の身体を洗ってあげている。
- 硬いお肉は歯に悪いからと、霜降りのお肉しか食べさせない。
- 魚の骨が詰まって死んでしまうと悪いからと、魚の骨は全てとってあげてと頼まれた。
- 「息子に食べさせて!」と毎回チョコボールを渡してくる。
- 息子のことを一番わかっているのは私だから、と何度も念を押される。
- 息子の顔を一目見たいがために、毎朝駅で待ち伏せ。
いかがですか?正直、驚いてしまうことも多かったのではないでしょうか?
モーニングコールや食事、お風呂で自分の体を洗うこと(!)などは、少年時代ならともかく、いい年をした成人男性が自分でできないのか?とあきれてしまいますし、それに疑問を抱かない姑も彼も、理解に苦しみます。
価値観がここまで違うのか、いや、私がおかしいのか?などと悩んでしまい、頭が痛くなってしまう内容ですね。普通に考えたらまずありえないようなおかしな行動ですが、ムスコン母親にとってはこれが普通となっているのです。
このようなムスコン母親を、姑に持ってしまうと考えるだけで先が思いやられます。
そこで少しでも楽に対応が出来るように、こちらの記事では息子を溺愛する姑の考え方や振る舞いについてご紹介してまいります。
ムスコン母親はどんなタイプが多い?
ムスコンとなる母親は実際にどのようなタイプの方が多いのでしょうか。もちろん、全てのムスコン母親を型にはめて考えることはできませんが、ここではよくあるタイプと、なぜムスコンになってしまうのか、どういう考えで息子に執着してしまうのかを考えてみたいと思います。
1 息子は自分が産んだ、自分が守るべきもの
もっともムスコン母親に多いタイプは、「息子は自分がお腹を痛めて生まれてきた子だから、自分が愛し守るものだ!」と思ってしまう方です。
もちろん、息子が幼いころは何でもしてあげなければいけなかったでしょう。ですが、今はもう立派な大人の男性ですので、そこまで手をかける必要はないはずです。冷静に考えれば当たり前のことですが、生まれたころからずっと一緒に過ごしている母親には、いつまで経っても息子は自分が手をかけ守るものだと思ってしまうのです。
また、子どもを愛することは何も悪いことではないため、「私がお腹を痛めて産んだ子どもよ!溺愛して何が悪いの?」という考えが根底にあるのです。
小さい頃は、「あーん」をして食べさせていたものや、危ないから、難しいからと言って魚の骨を取ったり果物の皮をむいてあげたりしていたことも、大人の男性には不要です。もちろん食事だけでなくお風呂など生活の世話もそうです。
むしろ、子どもの方がある程度の年齢になると拒絶するものですが、母親の愛が強く息子が素直であればあるほど、「辞め時」が分からずいつまでもそれが普通の状態だと思って過ごしてしまうのです。
2 趣味は息子!と言い切る母親
特に専業主婦や、生活にゆとりのある方に多いのですが、子育て以外に仕事や家事、介護などの負担が少なく、日中は子どもと二人きりで過ごしているような母親は、自分の生活の中心が息子の子育てになってしまい自分を見失ってしまいがちです。
趣味は息子!というと息子に愛情を注ぐほほえましいイメージではありますが、他に趣味や熱中できることを持たないと、息子が成長し手がかからなくなるにつれて自分の中にぽっかりと穴が開いたようになってしまい、それを埋めるために更に息子に執着してしまうのです。
息子が幼いころは、母親という存在が息子の世界のうち大部分を占めていたのですが、息子はいずれ外の世界とのつながりを持っていくものです。母親にとってはそれが何よりも耐え難く、息子の周りを取り巻く存在を排除しようとするのです。
3 夫と不仲の方にも多い
ムスコン母親になってしまう方の中には、夫と不仲に陥っている方も多くいます。その原因は夫婦により様々ですが、例えば、夫が仕事で家を空けがちであり家庭を顧みない場合や、出産後に夫を男性として見られなくなった、またはその逆で夫婦生活が持てなくなったような場合が挙げられます。
そんな場合、男性側には仕事や外のつながりがありますが、主に子育てをする女性は家にこもるようになり、自分を絶対裏切らないのは、息子だけだ!と思うようになってしまうのです。
これは、シングルマザーになった方々の中もいらっしゃる場合があります。日々忙しくする中で、なかなか再婚へとも考えが向かず、自分は息子と二人で生きていく!と結束を強めてしまいがちです。
4 一人っ子や長男は要注意
息子を溺愛してやまない姑の中には、息子が念願の長男だった場合が多く見受けられます。
周囲のプレッシャーからどうしても男の子を生まなければいけない…という状況に追い込まれた中で、念願の長男を出産した場合はとてつもない愛情が注がれてしまうのです。
現代でもその風潮はないとは言えませんが、姑の頃だったらそのプレッシャーも大きかったことでしょう。そんな中で男の子を出産できた喜びは容易に想像ができます。
もちろん、全ての長男息子を持つ母親がそうだとは限りませんが、念のためにあなたの結婚相手が長男だった場合は慎重に姑のことをリサーチしましょう。実は、息子を溺愛してやまないムスコン母親かもしれません。
息子を溺愛するムスコン母親と上手く付き合っていくには?
息子を溺愛するムスコン母親にとって、嫁の存在はハッキリ言って邪魔以外の何物でもないでしょう。どの姑にとっても、今まで大事に育ててきた息子を取られたような感覚になって、嫉妬心が芽生えてしまうのは少なからず起こり得る感情です。
それがムスコン母親となると、その感情が更に大きくなってしまうのも仕方ありません。
ですから、あなたが息子の嫁という立場である以上、そのままでムスコン母親と上手く付き合っていこうというのは非常に難しいのです。しかしながら、その状態を変えることができる、あなたと姑との関係を上手く取り持てる存在、それが「息子」つまりあなたの結婚相手となる彼です。
姑がムスコンかもしれない!と分かった時に大事なのは、息子であるあなたの結婚相手が姑の過剰で異常な愛情に気付くことが出来るかどうかです。
普通なら大人になっても、自分の母親が着替えの準備をしたり、魚の骨を取ったり、お風呂で体を洗ったりなどしたらさすがにおかしなことだと感じますよね。
ただ、昔からその生活を当然のようにしてきた彼にとって、そのままでそれが変だと気付く可能性は少ないでしょう。そこで、あなたの方から少し彼と彼の母親の様子で「少し過剰じゃないか?」と聞いてみるのがおすすめです。
その際に彼が、「母親とはいえ、ちょっと過剰だよなぁ」と思える感覚を持っていればチャンスです。
彼と母親の愛情の強さを受け入れながらも、過剰すぎる扱いを少しずつ減らしていけるように彼を変えていきましょう。すぐにとはいかないかもしれませんが、時間とともに少しずつ嫁と姑の仲を上手に取り持ってくれる可能性が高いでしょう。
けれども、結婚相手が母親の異常な愛情に気が付いていなかった場合は要注意です!
姑とタッグを組んで更に結束が強くなりあなたを締め出してしまったり、姑と意見が食い違ったり喧嘩をしたりしても、彼が母親の側に立ってしまいあなたの味方になってくれない可能性があるからです。
その場合は、結婚そのものを考え直すか姑との接触をできる限り減らすなどするほかないでしょう。
いかがでしたか?
以上、息子を気持ち悪いほどに溺愛する姑に関する記事をご紹介しました。途中、正直言って引いてしまった方も多いのではないでしょうか。
ムスコン母親たちは、自分の愛情が過剰であることを全く理解していません。母親が子どもにかける当然の愛情と認識しており、息子もそれを受け入れている場合が多いものです。
はたから見ると、おかしいと思っていないことがおかしいのですが…。
自分の結婚相手が母親の過度な愛情に気づいていたり、あなたが少し意見をすることで「確かに少し過剰かも?」と気づいてくれたりする場合はまだ良いほうです。
困るのは、いくらあなたが言っても自分の意見を曲げず、むしろ母親の肩ばかり持つような彼だった場合です。
彼と結婚する以上切っても切れない縁となる姑ですから、彼と母親の異常ともいえる親子関係をどうしても変えられない場合は、結婚を見送るなどよく見極めてから行動に移すことが得策でしょう。