夫婦が子作りを決意するきっかけって何?
結婚すると、いつ子どもを持つかという決断に迫られることがあります。自然のなりゆきにまかせる夫婦や、子どもがすぐに欲しい夫婦、ふたりの生活を楽しんでから子どもを作る時期を考える夫婦など、家族計画については夫婦の数だけ形があります。
夫婦共働きの場合は、お互いの仕事の都合もあることでしょう。昭和から平成、そして令和の時代になり、晩婚化や少子化が進むとともに生活のスタイルも大きく変わりました。家族計画に関する考え方も同様です。
では、先輩カップルはどんなタイミングで子作りを決意したのでしょうか。とてもデリケートな話題であり、なかなか周囲に訊くことができない疑問について、スポットを当てて見ていきましょう。
目次
子作りはどんなときに意識する?決意するきっかけは?
結婚後、どんなときに子作りを意識するのか、そして決意するきっかけはなんなのか、それは人それぞれですが、比較的共通しているきっかけもあります。夫婦ふたりで熟考した結果であったり、周囲の意見などによって決意するなど、きっかけはさまざま。それでは順番に見ていきましょう。
【子作りを意識するきっかけ1】両親が孫の顔を見たがっているから
自分たちはまだ子どもはいらないと思っていても、両親から孫の顔が見たいと言われることで子作りを意識する夫婦は少なくありません。 自分たちのためでなく、親孝行のひとつとして「自分たちを育ててくれた両親のために、孫を見せてあげたい」と思うカップルが多いということですね。
【子作りを意識するきっかけ2】周囲から「子どもはまだなの?」と言われ続けて
結婚して1~2年経つと、ちらほらと言われるのが「子どもはまだなの?」というフレーズです。結婚したら、必ず子どもを授からなければいけないという決まりはありませんが、言われるのはあまり良い気分にはなれないでしょう。
初めは夫婦の間の話し合いで、子どもを作らないと決意していたものの、あまりに周りが騒ぐので子作りを始める決意をした夫婦も。
最近は、子どもを作らず夫婦2人で過ごすというスタイルを選ぶ人もいますし、子どもが欲しくてもできない夫婦も少なくありません。子どもに関して他人が深く追求するようなことは少なくなってきましたが、それでも周囲からのプレッシャーは少なからずあるものです。
【子作りを意識するきっかけ3】友達や同僚が「親」になったから
子作りを意識するきっかけのひとつとして、友達や同僚が「親」になっていく姿があります。周囲の夫婦に妊娠・出産が続くと、自分たちもと子作りを考えるケースは少なくありません。
また、子どもができた友達や同僚の幸せそうな姿を見て、「子どもも良いものなんだな」と、自然と子どもを迎える気持ちが高まってくることも。「自分たちもそろそろ」と、子作りを意識するきっかけに繋がるのです。
【子作りを意識するきっかけ4】夫婦の将来を考えたとき
結婚した直後はお互いに若くて元気ですし、2人の生活を満喫する日々も悪くないと思っていても、 ふと夫婦の将来を考えたときに、「子どもがいるとどうなるんだろう」と想像してしまうもの。
将来を考えるときは、夫婦で気ままな老後を過ごすか、子どもや孫に囲まれた老後を過ごすか、さまざまなことを考えることでしょう。そうして考えていくなかで、子どもがいてもいいのではないか、子どもがいたほうがいいのではないか、そう思ったときに、子作りを決意するんですね。
【子作りを意識するきっかけ5】年齢的な限界を迎える前に
近年は晩婚化が進んでいますが、晩婚化のデメリットのひとつに女性の「高齢出産」が挙げられます。どうしても妊娠・出産にはタイムリミットが存在し、年齢が上がるほど高齢出産のリスクも高まってしまいます。そのため、女性側の年齢的な限界を考え、子作りを決意するというケースが見られます。
子作りを始めとした家族計画は、しっかりと夫婦で話し合って!
「子作りを決意するきっかけ」をご紹介してきましたが、家族計画はしっかりと夫婦で話し合っておきたいもの。なんとなく「今はまだいいや」と漠然と考えていたり、旦那さん側が奥さんに全て任せきりにして無関心だったり、という家庭も少なくありません。
「子どもは授かりもの」と言いますが、子育てはとても大変なもの。それと共に充実感や幸福感もあるものです。夫婦で子どもを育てていくのですから、いつ頃に子どもが欲しいか、何人くらいを考えているのか、金銭面の将来設計はどうするのかなど、さまざまなことを考えておきたいですね。
また、いざ子作りをするとなっても、決して焦ってはいけません。すぐに子どもができるケースもあれば、なかなかできずに不妊症が発覚するケースもあります。とくに不妊症が発覚した場合は、夫婦で治療について話し合い、一緒に歩んでいくことが大切です。
子どもは、男女が揃ってこそ授かるもの。子作りの段階はもちろん、妊娠中や出産後も、夫婦二人で助け合っていくようにしてくださいね。