「婚約」したと言えるタイミングはいつ?そもそも「婚約」って何?


結婚へのステップである、婚約。ふたりが結婚に向けて動き出すために欠かせないものですが、そもそもカップルが「婚約」したと言えるタイミングはいつなのでしょうか? プロポーズを承諾したとき? それとも、結納や婚約パーティーをおこなったときでしょうか?

そこで今回は、婚約の意味やタイミングなど、婚約にまつわるキホンについてお話をしていきます。婚約間近という人はもちろん、婚約期間中という人も、改めて婚約について考えてみてはいかがでしょうか?

 

婚約の意味は? 何か特別な行為はあるの?


そもそも婚約は、結婚の約束をしている状態のこと。つまり、ふたりが将来的な結婚に合意していれば、婚約をしていることになります。婚約するために公的な手続きは必要ありませんが、不当に婚約を破棄する場合などは、賠償責任を負うこともあります。

婚約期間は、婚姻届を提出し、入籍するときまで続きます。婚約期間は人それぞれで、婚約をしてから1週間以内に入籍した人もいれば、1年以上かかってから入籍したという人もいます。

また、婚約が成立すると、お互いに「婚約者」という立場になります。恋人という立場から婚約者となることで、結婚に対する意識をお互いに高められるのは、婚約することの大きなメリットと言えるでしょう。婚約は、結婚に進むためのステップとして、大きな意味を担っています。

 

「婚約」したと言えるタイミングは? どんなスタイルがあるの?


婚約というと、婚約指輪などの記念品を互いに贈り合ったり、結納をおこなったりするイメージがある人もいるでしょう。しかし、こうした特別なことをしなくても、互いが夫婦になることに合意すれば婚約は成立します。

つまり、お互いに結婚に合意した瞬間が、そのまま婚約したタイミングになるということです。なかには、婚約をしたあとに、結納や婚約パーティーをして周囲に婚約していることを示すカップルも。こうした、周囲の人たちにふたりの関係性を示すことで、より明確に婚約したことを実感できます。

ここからは、さまざまな婚約のスタイルについてご紹介していきます。

 

【婚約のスタイル1】プロポーズ

相手に結婚を申し込むプロポーズは、最もシンプルな婚約の形です。プロポーズを受けた相手が結婚に承諾することで、婚約が成立することになります。レストランなどでおこなうカップルもいれば、フラッシュモブなどのサプライズを仕掛けて、盛大にプロポーズをおこなうカップルもいます。

 

【婚約のスタイル2】婚約指輪、記念品の交換

婚約の印として、婚約指輪や記念品を交換するカップルも多いです。プロポーズとともに婚約指輪を贈るカップルもいれば、婚約後に一緒に買いに行くというカップルも。また、婚約指輪を貰ったお返しとして時計やスーツなどを贈るケースもあります。婚約指輪や記念品は、物として手元に残るので、より婚約したことを実感できるでしょう。

 

【婚約のスタイル3】結納

結納は、日本の伝統的な婚約の儀式。両家で金品を取り交わすことで、婚約したことを確認し合います。結納は、仲人を立てておこなうのが正式な形ですが、近年は仲人を立てない略式の形を取るカップルが大半。結納の代わりに、「顔合わせ食事会」をおこなうカップルも多いです。

また、関東式と関西式があるなど、地域によってしきたりが異なる点も注意。結納については家ごとに考え方が異なるため、両家の意向をしっかりと聞いたうえでどうするか決めたいですね。

 

【婚約のスタイル4】婚約式・婚約パーティー

婚約式は、キリスト教でおこなわれる婚約の儀式です。日本ではあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパやアメリカでは一般的。神様やゲストに婚約を誓ったり、誓約書にサインをしたりします。

また、ヨーロッパやアメリカでは婚約式のあとに婚約パーティーが開かれることも。仲の良い人を招待するカジュアルなパーティーで、日本でも友人や知人を招いたりしておこなわれています。

 

【婚約のスタイル5】親への結婚挨拶

親への挨拶は、ふたりの結婚の意思を報告し、認めてもらうためには欠かせません。両親と親密な関係を築いている場合でも、きちんと段取りを組んで挨拶するのが礼儀です。親への結婚の挨拶をおこなうことで、お互いの両親にも婚約者として認められることになります。

 

【婚約のスタイル6】婚約通知状

親族や知人などに婚約を知らせる方法として、婚約通知状を出すという方法があります。婚約通知状では、婚約の報告をしたり、結婚式の予定を簡単に報告したりします。ただし最近は、ハガキなどで改まって報告するケースは少なく、メールやSNSなどで報告することが多いです。

 

「婚約」は、「結婚」をするまでの大切な準備期間!


婚約期間中は、両家へ挨拶をしたり、婚姻届を書いたりと結婚へ向けてやるべきことがたくさんあります。カップルによっては、結婚式や引っ越しの準備が重なることも。結婚への準備は大変なことも多いですが、入籍したあかつきには、ふたりの幸せな結婚生活が待っています。大切な人ともに、充実した婚約期間を過ごしてくださいね!

会場見学で細かな点までチェック!平日なら2会場見学もOK
オンライン相談
家族挙式の衛生管理と取り組み