キリスト教式の結婚式にお呼ばれ!キリスト教式のマナーをチェック!


結婚式の挙式スタイルとして人気が高い、キリスト教式。結婚式場に作られたチャペルや、結婚式も挙げられるホテルに作られたチャペルなどで執り行われることが多く、親族だけではなく友人知人などゲスト全員が参列できることでも人気があります。

そんなキリスト教式ですが、もちろん守るべきマナーがあるもの。招待されたときにはマナーをしっかり守って、挙式を見守りたいですね。そこで今回はキリスト教式における、ゲストのマナーについてご紹介します!

 

キリスト教式で守りたいマナーにはどんなものがあるの?


キリスト教といえば、カトリックとプロテスタントがありますが、宗派についてゲストはあまり意識しなくても大丈夫。ただ挙式に関するマナーは、きちんと意識しておきたいものです。

基本的にどんなスタイルの挙式にも通じるマナーと、キリスト教式ならではのマナーがあります。

 

【キリスト教式のマナー】身だしなみマナーをチェック!

まずは服装のマナーから。これはどの挙式スタイルや、結婚式全般にも言えることですが、服装をはじめとした身だしなみのマナーを守ることが大切です。

  • 振袖や留袖、訪問着、フォーマルドレス……OK。花嫁より目立つものは避ける。
  • 膝や肩、腕の露出……露出は避けたいところ。ショールや上着、ストッキングなどで隠す。
  • 白い服装やアクセサリー……花嫁のドレスと重なるため、避ける。
  • 生花アクセサリー……花嫁のブーケやアクセサリーと重なるため避ける。
  • 殺生を感じさせる素材の着用や、派手なアクセサリーなどは避ける。
  • カジュアルな服装はNG、派手になりすぎない髪型と髪色をチョイスする。

 

【キリスト教式のマナー】入場時のマナー

挙式会場に入場する際、気をつけたいポイントがいくつかあります。大切なマナーですので、しっかりと押さえておきましょう。

まずは「バージンロードを踏まない」こと。バージンロードは花嫁が歩く神聖な道。花嫁が入場する前に、参列者が踏んでしまうのはもってのほかです。入場時には注意し、お子様連れの方もしっかりと手を繋ぐなどして、誘導するようにしましょう。

次に、「席順を守る」こと。席の順番として、先頭に親族が座るなど挙式会場側から誘導されます。しかし「花嫁を間近で見たい」「後ろの席は嫌だ」などの理由から、前方の席などに無理矢理着席しようとしてはいけません。また、着席したら、よほどの事情がない限りは歩き回らないようにしてくださいね。

 

【キリスト教式のマナー】写真撮影は可能?

気になるのは写真撮影ですね。結婚式場やホテルのチャペルはもちろん、本物の教会で挙式を挙げる場合、事前に写真撮影が可能かどうか確認するようにしましょう。NGの会場もあれば、シーンや場所を限定してOKという会場もあります。決して、無断で写真撮影を始めるようなことは避けましょう。

 

【キリスト教式のマナー】賛美歌は歌うべき?

キリスト教式では、賛美歌の歌詞が書かれた紙を渡されることがあります。それは挙式の最中に、賛美歌が歌われるということ。もし知っている歌であれば、小さな声でもいいので一緒に歌うようにしましょう。知らない歌の場合も、歌詞をしっかりと目で追って、その意味と厳粛さを感じるようにしてくださいね。

 

【キリスト教式のマナー】挙式の最中&退場時のマナー

挙式の最中と退場時にも、守りたいマナーがあります。挙式の最中には、指輪の交換や誓いの言葉、誓いのキスなど、新郎新婦がさまざまな儀式をこなしていきます。挙式の最中は私語を慎み、静かに挙式を見守ることが大切です。

そして退場時は、どうしても気が緩んでしまうもの。ついつい大声で喋ってしまったり、ふざけてしまったりしないようにしましょう。スタッフの誘導に従い、静かに退場するようにします。

 

【キリスト教式のマナー】挙式後の演出で守りたいマナー

キリスト教式の場合、挙式後にフラワーシャワーやブーケトスなどの演出があるケースが多く見られます。このときも、スタッフの指示には必ず従うようにしてください。花びらを勝手にまいてしまったり、ブーケトスで対象ではないのに参加しようとしたりなど、ルールを守らないのは、マナー違反でもあります。

また逆に、参加しないというのもマナー違反。挙式後の演出の数々には、「新郎新婦を悪いものから守る」「幸福のお裾分けをする」といったさまざまな意味が含まれています。演出にはしっかりと参加して、新郎新婦の幸福を祈ってあげてくださいね。

 

キリスト教式でのマナーを守って、新郎新婦の門出を後押し!


今回ご紹介したマナーは、基本的な結婚式全般のマナーから、キリスト教式ならではのマナーまで含まれています。挙式のマナーについては当日に会場スタッフからも説明がありますが、これらも事前にポイントを押さえておくことで、当日もスムーズにマナーを守ることができます。

キリスト教式に限らず、挙式というものは新郎新婦がふたりで新たな人生をスタートさせる大切な儀式です。キリスト教式は神聖かつ厳粛なものでもありますから、ゲストもマナーをしっかりと守って、新郎新婦の門出を後押ししてあげたいですね。

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