ブライダルチェックを受けたいけど…病院の選び方3つのポイント

199f37fb413310bf661548264bb11564_m

結婚を意識したとき、まだまだ実感が湧きづらいかもしれませんが、自分やパートナーが大きな病気にかかる不安があるかどうかや、子作りに支障がないかと言うことは調べておく必要があるものです。

「相手に病気や不妊の原因があったからと言って別れることは考えられないから、調べる必要はない」と、思う方も多いかもしれません。

ですが、結婚してからわかるよりも予め調べておくことで気持ちのすれ違いや将来設計が食い違うことが防げます。

そもそも、自分の身体をよく知っておくことは大切な事。

そこで、結婚前後に「ブライダルチェック」として自分とパートナーの身体をチェックする方が増えています。

「ブライダルチェック」は、主に「妊娠・出産に支障がないか」を調べる検査のことで、婦人科系検査と感染症検査を行うものです。もちろん、女性側だけでなく男性側の検査もあります。

結婚が決まっていて「すぐにでも子どもが欲しい!」と強く決めている場合はともかく、そうでなければなかなか「ブライダルチェックに行こう」とパートナーを誘いにくいものですが、これから家族になる相手です。ぜひ勇気を出してブライダルチェックを行いましょう。

今回は、ブライダルチェックのご紹介と、実際受けるにあたっての病院の選び方をご紹介します。

 
◇2019年10月1日の挙式披露宴より、料金改定致しました。https://kazoku-wedding.jp/plan01/

 

ブライダルチェックの重要性

「ブライダルチェック」という言葉が広く日本で使われるようになったのは、数年前から。今は結婚情報誌や女性誌などで取り上げられることが多いです。

ブライダルチェックは、将来、妊娠を望む女性に受けていただきたい多くの検査項目があります。結婚を控えている女性しか受けられないわけでなく、どなたでも受けることが可能です。

毎年健康診断に行っているし、生理周期も順調だから受けなくても平気かな・・・という方でも、婦人科系疾患の細かいことまでは通常の健康診断では調べられません。また、生理周期が順調だからと言って不妊ではない、と言うことも言えません。

婦人科系の疾患は、早く気づけばその分回復が早かったり完治出来るものもありますので、早めに受けておくに越したことはありませんよね。

自覚症状はなくても、自分の健康状態を知るために重要な検査であることをぜひ知ってください。

お互いの身体だけでなく様々なことが背景にあり不妊に悩む夫婦が多い現在、まず検査を受けることは非常に重要です。女性だけでなく、男性にも知って理解していただきたいことです。

婦人科系のがん検診も受けられる機会なので、家族と健康に幸せに過ごすためにも以下の病院の選び方のポイントを参考に検討していただきたいと思います。

 

近くで評判の良い婦人科を探してみましょう

ブライダルチェックを行うのはレディースクリニックや婦人科のある病院ですが、これまであまり訪れることが無かった方にとってみればなかなか敷居が高く、そしてどの病院が良い病院かわかりにくいものです。

そのため、まずは自宅の近くの病院を探してみましょう。直接いくつもの病院にいきなり足を踏み入れるのは勇気がいりますし、そもそも予約を取ってからでないと飛び込みでは診療してもらえないことが多いです。

 

良い婦人科探しはインターネットで

まずはインターネットを駆使して口コミを探したり、友人など周りの意見を参考にして探しましょう。最近では、晩婚化や生活習慣の変化、女性の社会進出が進んだことなど様々な要因で不妊カップルが増えています。

そのため、不妊に悩む女性たちのためのウェブサイトや、女性特有の悩みを相談できる掲示板サイトなどもたくさんあります。それらを駆使して、まずは情報を集めましょう。

自宅の近くで評判の高い婦人科の病院が見つかればラッキーです。

 

婦人科はメンタルケアも大切

婦人科は、女性のデリケートな部分に対する科ですので、患者さんは特にナーバスになりがちです。そのため、女性のメンタル面でのケアにも配慮の行き届いているかということは病院選びの大切なチェックポイントです。

例えば、プライバシーを尊重して待合室であまり名前を呼ばないように工夫されているか、カウンセリングをしっかりしてくれるかなど、治療や検査以外の項目もよくチェックしておきましょう。

 

通いやすい場所は長い付き合いができる

自宅に近い病院や、アクセスに便利な立地の病院であれば、ブライダルチェックの後に万が一治療すべき項目が見つかった場合はもちろん、その後妊娠・出産となった時にもお世話になる可能性があります。

妊娠前の段階からの自分のカルテがある病院を作っておけば、いざ!妊娠、出産・・・という時も心強いでしょう。

 

不妊治療専門院も当たってみる価値あり

特に晩婚の方で、早期に子供を望むのであれば、不妊治療専門のレディースクリニックなどでブライダルチェックを受けてみるのも良いでしょう。

なぜなら、不妊検査とブライダルチェックは被っている項目が多いですし、不妊治療専門のレディースクリニックなら普通の婦人科よりも一歩進んだ検査が受けられます。

検査の一部をご紹介しますと、AMH(アンチミューラリアンホルモン)検査といって、現在の卵子の残存数から卵巣年齢を割り出すことが出来る検査や、卵管に造影剤を通して卵管の通りを調べる卵管検査などもあります。

ちなみに、卵管に造影剤を通すことで卵管の通りがよくなり、妊娠しやすくなる・・・という説もあるようです。

ブライダルチェックを普通の婦人科で受けて、結婚してすぐまた不妊専門のクリニックで不妊検査をするのであれば、最初から不妊専門のクリニックで診てもらうと一石二鳥ですね。

一刻も早く子供が欲しいと思う方は、やはり、専門クリニックを訪れてみるのがよいかもしれません。

ただ、現在、不妊治療専門のクリニックはどこもいっぱいで、新規で来院の際は「予約は必須・しかも1~2ヵ月待ち」ということも珍しくないようです。とりあえず、予約だけでも早めにしておくと良いでしょう。

 

利益至上主義の悪徳クリニックに注意

実は、筆者も悪徳クリニックにかかってしまった経験があります。

ブライダルチェックではなくそこは都心の皮膚科だったのですが、ホストばりの医師の爽やかな笑顔に違和感を覚えつつ、診療後に清算を行うと、保険適用の診療にも関わらず高額の請求が・・・。

驚いて内訳を求めると、受けてもいない検査や問診票と共に渡された院長の著書の代金が含まれていました。

帰宅後よく調べてみると、以前から多くの苦情があった病院だったのです。そして、数年後、そこの院長が不正経営で逮捕されたニュースを目にしました。

現在、「ブライダルチェック」を新規ビジネスと捉えている悪徳クリニックもあるそうです。
来院予定の病院は、その病院の検査内容・費用・実際の利用者の口コミなどをきちんと調べておいたほうが良いでしょう。

 

まとめ

いかがでしたか。

ブライダルチェックにおける病院選びのポイントをご紹介しました。

あらかじめ調べる項目である「検査内容・費用」は病院に電話したり、サイトなどで調べたりして、「実際の利用者の感想」は周りの人や口コミサイトの書き込みなどを参考にしましょう。

ブライダルチェックは、保険適用外のため検査費用が高額になることもあります。良い病院で納得のいく検査が行えるよう病院選びは慎重に行いたいものです。

会場見学で細かな点までチェック!平日なら2会場見学もOK
オンライン相談
家族挙式の衛生管理と取り組み