出産後のファミリー婚・パパママ婚はいつからOK?注意事項は?
出産前の妊娠中に結婚式を挙げる「マタニティ婚」に対し、出産後に子どもも一緒に行う「ファミリー婚・パパママ婚」。授かり婚などで現在妊娠中、もしくは赤ちゃんが産まれたばかりで、ファミリー婚・パパママ婚を考えているカップルもいるのではないでしょうか。
「結婚式を挙げる予定はあるけれど、産後はバタバタしているだろうし体調の戻りも不安」「タイミングが分からない」と悩んでしまいますよね。この記事では、出産後のファミリー婚・パパママ婚はいつからできてベストな時期はいつなのか、また、メリットやデメリット、注意事項を解説します。
赤ちゃんと一緒に素敵な結婚式を挙げるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
出産後のファミリー婚・パパママ婚はいつからできる?1歳前後がベスト!
出産後のファミリー婚・パパママ婚はいつからできるのでしょうか? ベストな時期は赤ちゃんが10ヶ月〜1歳になるころと言えるでしょう。理由はいくつかあります。
第一に、赤ちゃんの授乳回数が減ってきて離乳食が進んでおり、ママである新婦も夜間に眠れて体力が回復している時期であるためです。また、結婚式中に授乳などの心配をする必要も減ります。
第二に、赤ちゃんがまだほとんど歩かない、またはよちよち歩きであるということが挙げられます。目が離せないほど動き回ってしまい、赤ちゃんが怪我をしてしまうというリスクが減るので、新郎新婦も安心して過ごすことができます。
最後に、産後から準備を始めた場合、結婚式を挙げられる時期が10ヶ月以降くらいになるということ。赤ちゃんとの生活に慣れてくる生後2ヶ月〜3ヶ月の時期に準備を始め、赤ちゃんのお世話と並行して結婚式準備をするとした場合、通常よりも時間がかかることは予想できるかと思います。
産後のママと赤ちゃんの体調や、夫婦と赤ちゃんの生活を第一に、無理のないペースで計画してくださいね。
出産後のファミリー婚・パパママ婚のメリットとデメリット・注意点
次は、出産後にファミリー婚・パパママ婚を挙げるメリット、そしてデメリットや注意事項を解説します。ファミリー婚・パパママ婚にはマタニティ婚とは違うメリットもいっぱいありますが、一方で注意しておきたい点もいくつかあります。
出産後にファミリー婚・パパママ婚を行うメリット
出産後にファミリー婚・パパママ婚を行う一番のメリットは、これからお世話になる親族やなかなか会えない友人たちに対し、子どものお披露目ができることです。子どもを直接見てもらうことができるので、出産報告はがきなどで知らせるよりも喜びが大きく、名前や顔も覚えてもらいやすいのではないでしょうか。
また、出産後で新婦の体形が元に戻っており、衣装の選択肢が広がることも魅力です。マタニティ婚だと、どうしてもお腹に負担のかからないデザインなど、衣装に制限がでてしまいますが、産後であればドレスも和装も好きなものを選べますよ。
そして、出産前に比べ体調が安定していることも大きなメリット。産前ですと、食べ物の好みや吐き気といったつわりの症状、お腹の張りなど、体調も不安定になりがちですが、出産後時間が経てば新婦も妊娠前の状態に落ち着いてきます。急な体調悪化を心配する必要がないので、リラックスして楽しめるはずです。
併せて、結婚式を挙げる日程についても、出産前だと安定期の間に設定する必要がありますが、出産後であれば自由になりやすいため、プランや日取りにもこだわりやすいです。
出産後にファミリー婚・パパママ婚を行うデメリットと注意点
それでは、出産後にファミリー婚・パパママ婚を挙げる場合のデメリットや、注意したい点は何でしょうか。対策もご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
まず、当日に子どもの体調が悪くなるといった、急なトラブルに見舞われるリスクが避けられないこと。大人である新郎新婦と違い、子どもは自分自身で体調管理をすることができません。あくまで結婚式は大人の都合で行っているということを心に留め、起こりうるトラブルをあらかじめ想定し、対処法を決めておくことが大切です。
次に、赤ちゃんをお世話しながらの結婚式準備はかなり大変だということ。慣れないお世話に追われつつ、時に赤ちゃん連れでプランナーとの打ち合わせに出かける必要があります。授乳期の赤ちゃんを連れての外出は神経を使いますので、お世話と準備を並行して進めるのは体力的、精神的に疲れるということを覚えておきましょう。
夫婦の負担を少しでも減らすために、出産前から式場選びなどの準備を少しずつ進めておく、対面での打ち合わせ回数を減らしてメールや電話でのやりとりをメインにするなど、プランナーの協力を得ながら準備を進めましょう。
子どもやママの体調を第一に、家族みんなでハッピーな結婚式を
出産後のファミリー婚・パパママ婚の時期や、メリットとデメリット、注意事項をご紹介しました。子どもをお披露目することができ、衣装や日取りの自由度が高いなど、ファミリー婚・パパママ婚のメリットはたくさん。一方で、結婚式の準備は通常に比べて負担が大きいというデメリットもあります。
ファミリー婚・パパママ婚を挙げる上で一番大切なことは、子どもや新婦の体調を最優先にすること。産後の回復度合いは人によって違いますし、子どもの発育もそれぞれです。無理をしないゆとりを持った準備で、家族全員が楽しめる結婚式を挙げてくださいね。