【男性編】ご両親への結婚挨拶!知っておきたい準備&マナーとは?
彼女へのプロポーズが成功したら、結婚に向けての具体的な準備が始まります。その第一歩が「双方のご両親への結婚挨拶」。二人の結婚を家族や親族に認めてもらうための、大切なイベントです。
今回は、男性が彼女のご両親へ結婚挨拶へ行く際の準備やマナーについて、最低限おさえておきたいポイントを解説します。良い印象を持ってもらえると、今後の準備もスムーズにいきますよ。
目次
緊張せず過ごすためには事前準備が肝心!
彼女のご両親と初対面の場合はもちろん、会ったことがあり仲の良い場合でも結婚挨拶は緊張するもの。すこしでも緊張をほぐし、人柄を理解してもらうには準備をしっかりしておくことが大切です。この項では、事前にどういうことをしておけば良いのかを解説します。
相手のことを知ったり手土産の準備や挨拶の言葉を考えたりするなど、事前に心づもりをしておくと、当日も落ち着いて過ごせるのではないでしょうか。
彼女のご両親について知っておく
彼女のご両親がどんな人なのか知らないままだと、何を話せばいいか分かりませんし、最悪相手にとって不快な話題を出して印象が悪くなってしまう可能性もあります。彼女に協力してもらい、彼女のご両親や家族について情報収集をしておきましょう。
特に父親は厳しい目で男性を見ているもの。「合わない」「娘の夫として認めたくない」と思われないよう、父親についてはしっかり把握しておきたいところです。最低限知っておきたい点としては以下のような内容があります。
- 家族構成と年齢
- 職業
- 趣味や好きなこと、もの
- 嫌いなことや避けたい話題
- 性格、考え方、価値観
- アルコールを好むかどうか
特に性格は忘れずに確認しましょう。結婚挨拶のシーンでは、彼女のご両親も男性と同様緊張しています。険しい表情でも本当は気さくな性格かもしれません。一方でくだけた雰囲気で接してきても、実は礼儀に厳しく、男性の反応を見ているかもしれません。当日は性格や考え方を知った上で、誠実な姿勢を崩さなければ、大きく失敗してしまうことはないはずです。
手土産も必ず持参。お菓子やお酒など好みに合わせて
彼女のご両親には忙しい中挨拶の時間を作ってもらっています。また、家にお邪魔するのですから手土産は必須。結婚挨拶ではどういった手土産が喜ばれるのでしょうか?
避けたほうが良いのは生菓子など日持ちしないもの、そして彼女の実家近くのお店やスーパー等のお土産コーナーで購入できるものです。生菓子は急いで食べなければならないとプレッシャーを与えてしまいますし、近くで買えるようなものだと間に合わせで用意したような軽い印象に。
おすすめは男性の出身地や在住地の銘品で日持ちのするお菓子など。ご両親がお酒好きなら地酒なども喜ばれるでしょう。事前に好みを彼女から聞いて選べば「自分たちのことを知ろうとしてくれているのだな」と好印象を持ってくれますよ。
結婚の挨拶当日!服装や気をつけたいマナー
いざ結婚挨拶の当日。準備をしっかりしておけばある程度覚悟もできているかと思います。ここからは、服装や挨拶のタイミングなど、当日気をつけたいマナーをご紹介します。
1.服装はスーツで。髪型や靴などの手入れもしっかりと
挨拶に行く際は、清潔感のある身だしなみを心がけましょう。服装は紺やグレーのスーツで、シャツやネクタイも派手すぎないデザインを。
また、髪型はあまりに長いとチャラチャラとした印象になってしまうため、できればさっぱりと短めにして爽やかテイストにするのがおすすめです。髭や爪も整えましょう。
忘れがちなのが靴。革靴が泥や埃まみれだと目立ちますし、玄関を汚してしまう要因にもなります。事前に磨いておくのを忘れずに。
2.自己紹介や挨拶、お礼はしっかりと
彼女の実家へ到着したら、まずは「〇〇さんとお付き合いさせていただいています××です。本日はお時間をいただきありがとうございます」といった旨をしっかりと伝えましょう。また、何かをすすめられたり貰ったりした場合には「ありがとうございます」「いただきます」とお礼を。
彼女を呼ぶときは「〇〇さん」、ご両親は「〇〇さんのお父さん/お母さん」とさん付けが基本です。
挨拶やお礼、言葉遣いなどは当たり前のことではありますが、緊張しているとつい抜けてしまいがちです。第一印象がなにより大切だと肝に銘じ、ていねいな口調を意識してくださいね。
3.結婚の挨拶を切り出すタイミング
今日の目的は「結婚の挨拶」。結婚を認めてもらうことです。おしゃべりが盛り上がって何時間も経ってしまった…ということがないようにしたいですよね。とはいえ部屋に通されて開口一番「娘さんと結婚したいです」と言われてもご両親は面食らってしまうでしょう。
挨拶を切り出すタイミングは、歓談によって場の空気が和んでいて、かつ一瞬話題が途切れた時。ふっと話題が途切れて沈黙が生まれる瞬間が必ずあるはず。そのタイミングを狙って姿勢を正しましょう。家にお邪魔して30分〜1時間くらいの間で切り出せればベストです。
伝えるときは「娘さんと結婚したいと思っています」というように、結婚を許可してほしいというスタンスで話しましょう。ドラマで見るような「娘さんをください」といった表現は、不快感を与える可能性があるためNGです。
4.長居は禁物。お礼の連絡も忘れずに
無事結婚の挨拶が成功したら、また和やかな雰囲気になるかと思います。しかし、長居するのも迷惑になってしまうかもしれませんので、歓談が一通り落ち着いたところでお暇を申し出て席を立ちましょう。家に到着して1時間半〜2時間半程度が負担になりません。
帰宅後は当日中に電話でお礼の連絡を。ご両親が電話が苦手だったり、メールアドレスなどを交換したりして、そちらで連絡をと言われている場合は従いましょう。もちろんお礼状を送ってもかまいません。彼女にある程度意向を聞いて、負担にならない方法でお礼を伝えてくださいね。
誠意を持って挨拶をすれば、気持ちも伝わるはず
男性が彼女のご両親へ結婚の挨拶へ行く際の、準備や当日のマナーを解説しました。年代の違いなどもあり、結婚観や考え方などの相違もあるかと思います。ただしあくまで目的は「結婚を認めてもらうこと」。あまり主張しすぎず、誠実な気持ちで接すれば思いも伝わるはずです。
ご紹介した内容を参考に準備をしてみてくださいね。挨拶が成功して、良好な関係を築けるよう祈っています。