結婚式に取り入れてみたい！「アイルランナー」とは？

2020年01月03日

一生の思い出になる結婚式は、ふたりらしいオリジナリティにあふれた演出を取り入れたい、と考えているカップルも多いでしょう。そんなふたりらしいセレモニーにこだわりたいというカップルに今注目されているのが、「アイルランナー」です。

あまり聞き馴染みのないという方もいるかもしれませんが、実はチャペル婚などで個性を出すのにピッタリのアイテムなんですよ。そこで今回は「アイルランナーとは？」というところから、そのアイディアまでたっぷりとその魅力をご紹介します。

バージンロードを彩る「アイルランナー」

アイルランナーとは、バージンロードの上に敷く布のこと。ふたりらしい結婚式を演出したい新郎新婦の間で話題となり、オリジナルのアイルランナーで式に臨むカップルが増えてきています。

アイルランナーは、チャペルはもちろん、人前式やガーデンウェディング、披露宴など、使い方次第でさまざまなタイプの結婚式に用いることができるアイテムです。存在感も抜群で、結婚式のテーマや会場の雰囲気にあわせるなど、思い思いのデザインで式場を彩れますよ。

オリジナルのアイルランナーは、結婚式場や業者に依頼するほか、新郎新婦でイチから作るという方法も。依頼をすると費用がかさむのが難点ですが、その分クオリティの高いものが期待できます。

一方、自分たちで作るとなると、時間はかかるものの、達成感はひとしお。材料費などの費用も抑えやすいため、結婚費用を節約したいカップルにもおすすめです。いずれの場合もメリット、デメリットがあるので、予算やクオリティなどを相談しながら、どうするのか決めていきたいですね。

これまでの人生を表すとされる、バージンロード。その上に敷くアイルランナーのデザインもこだわりたいですが、自由度が高いためどうすれば良いのか迷ってしまう、という人もいるでしょう。ここでは、オリジナルのアイルランナー作りに役立つアイディアをいくつかご紹介していきます。

アイルランナーのアイディアで人気となっているのが、ふたりの幼少期から現在までを振り返るというもの。子どものころから現在にいたるまでの写真や日付をちりばめることで、歩みを進めるごとにふたりの歴史を振り返る感動の演出ができますよ。

新郎新婦の名前やイニシャル、結婚式の日付など「文字だけ」をデザインしたアイルランナーもオシャレ。布の色や文字の色、書体などにこだわれば、ポップな結婚式にも厳かな結婚式にも使えます。誓いの言葉やゲストへの感謝の言葉、ふたりの好きな言葉などを入れるのも良いですね。

アイルランナーは白い生地が使われることが多いですが、ブルーやピンクなどカラフルな布を使うのもおすすめ。華やかな色合いは、写真映えしますよ。ふたりの好きな色や結婚式のテーマカラーをアイルランナーにも取り入れてみてはいかがでしょうか？

実際にオリジナルのアイルランナーを作りたい！という方のために、オリジナルのアイルランナーの作り方をご紹介します。これからアイルランナーを作りたいというカップルは参考にしてくださいね。

まずは、アイルランナーを作成するのに必要なアイテムを用意します。必要な材料は以下の通りです。布は、バージンロードの長さを式場に聞き、それにあったものを用意しましょう。文字を書くのに使う油性ペンは、事前に布ににじまないか確認しておくのもポイントです。

＜必要なもの＞

＜アイルランナーの作り方＞

まずは、どんなデザインにするのか決めましょう。
実際の布の大きさに文字などのサイズを合わせ、コピー用紙に印刷します。
印刷したデザインを床にテープで貼るなどし、固定。その上から布を重ね、透けたデザインを油性ペンでなぞっていきます。
生地の状態により下の文字が透けない場合は、コピー用紙のデザイン部分をていねいに切り抜き、布の上に重ねます。それを鉛筆などで縁取りをし、なかを塗りつぶせばOKです。
あとは必要な分だけ同様に繰り返せば、完成です。

全体的に文字を入れる場合は、バランスが悪くならないよう最初に位置の確認をするのを忘れずに。広げてみたら上や下にデザインが寄っていたということがないようにしたいですね。

オリジナリティある結婚式を作り上げたいカップルに注目されている「アイルランナー」。ほかにはない自分たちらしい結婚式を作り上げたい、というカップルはぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか？ふたりはもちろん、ゲストにとっても思い出深い結婚式になるはずですよ。

また、アイルランナーはセレモニーで使い終わったあと、タペストリーとして披露宴で活用するというカップルも。セレモニー以外の場面でも、ふたりの結婚式を盛り上げてくれそうです。