【結婚後の新居】賃貸物件の内覧で見ておくべきポイントは?


結婚が決まると、結婚式の準備以外に新居探しも始まります。とくに賃貸物件を検討している場合は、さまざまな物件をチェックするのではないでしょうか。物件の「内覧(内見)」をする回数も多くなることでしょう。

そこで今回は、賃貸物件を借りる際の「内覧」において、どんなポイントを意識してチェックすればいいかご紹介します!

 

結婚後の新生活に備えて!賃貸物件の「内覧」はとても重要


結婚後の新生活はもちろん、賃貸物件を借りる際には借りたい物件の「内覧」がとても重要になります。内覧では見るべきポイントがたくさんあるため、ただ漠然と「こんな部屋なのか」と眺めているのはNG。しっかりとポイントを押さえて、内覧した部屋を借りるかどうかを決めなければなりません。

 

内覧時はこれを準備しよう!

内覧の際には、次のような準備をしておくようにしましょう。

  • スマホや筆記用具等(メモや写真撮影のため)
  • 室内計測用のメジャー
  • 印鑑や身分証明書等(その場で物件を申し込む際に必要)
  • 既に家具や家電等を購入していれば、サイズを記載したメモ
  • 室内用のスリッパ

ほかにも、不動産会社の担当者に内覧時に必要なものを確認することをおすすめします。メジャーなどは借りられる場合も。

 

【内覧のポイント】居室内はどこを見る?

まずは居室内のポイントをご紹介します。居室で確認したいのは、以下のポイントです。間取図で確認できるものもありますが、実際に見て状態を確認しておくようにしましょう。

  • 日当たり
  • コンセントなどの配線関係
  • 換気扇
  • 窓の状態
  • 傾き
  • 遮音性
  • 部屋の入口や窓など、室内の各サイズ
  • ベランダの物干しスペースや防犯面

部屋の明るさや日照状況をチェックし、窓には結露のあとやカビの痕跡がないかなどを確認するようにしましょう。結露やカビの痕跡があれば、通気性の悪さが伺えます。

コンセントや電話線、テレビのアンテナといった、あらゆる配線関係もしっかりとチェック。使用する予定の家電などがしっかり使えるだけの数があるか、そして使いやすい位置にあるかどうかは、とても大切なポイントです。

また、部屋の入口や窓、室内の各サイズは必ず計測するようにしましょう。実際に家具を入れる際に、本当にこの部屋に入るかどうかの確認になります。まだ家具や家電を購入していない場合は、部屋の各サイズに合わせて購入することができます。物件の入口や玄関、階段やエレベーターなどについても計測を忘れないようにしてくださいね。

 

【内覧のポイント】「におい」は必ずチェック!

内覧をする際に、忘れてはいけないのが「におい」のチェックです。居室や浴室、トイレ、収納など、さまざまな場所のにおいをチェックするようにしましょう。カビ臭ければ湿気がこもりやすいということになりますし、下水がにおうのであれば、下水になにか問題があるということです。前の住人のタバコのにおいが残っているケースも。

室内のにおいについては、クリーニングの有無や、におい対策ができるかどうかなど、気になることを不動産業者にきちんと確認するようにしましょう。

また室内だけではなく、窓を開けて外から入ってくるにおいがないかどうかも確認しましょう。周辺や、物件の1階などに飲食店がある場合、お店の種類や位置などによっては、強いにおいが窓から入ってくるかもしれません。

 

【内覧のポイント】水回りはどこを見る?

内覧のポイントとして、水回りもしっかりと確認する必要があります。水回りはまず、カビの有無や水圧が弱くないかどうか、そして浴室や洗面に物が置けるかなどを細かくチェック。脱衣所や浴室、洗面のスペースに余裕はあるかどうか、実際に動いてみてシミュレーションするのもおすすめです。

洗濯機置き場については、洗濯パンのサイズや位置を確認し、生活動線のなかで不便な場所にないかを見極めるようにしましょう。洗濯スペースに洗剤などを置けるかどうかのチェックも忘れないようにしてくださいね。

また、必ず確認したいのはトイレです。トイレは便器の状態はもちろん、床やトイレタンクのなかもくまなく調べましょう。トイレタンクのなかは意外と死角で、実は汚れやカビなどが発生したままというケースも少なくありません。床の黄ばみなども含め、汚れが落とし切れていない場所が多いため、しっかりと確認が必要です。

水回りは浴室やトイレの換気扇も確認を忘れないようにしましょう。換気扇の有無と、換気扇がある場合の清掃状況がポイントになります。

 

【内覧のポイント】意外と見落としがちなのが、携帯電話の電波状況

内覧時に意外と見落としがちなのが、携帯電話の電波状況だということをご存じでしょうか。「地下街などでも電波が届く時代なのだから、どこでも大丈夫」と思ってしまいがちですが、鉄筋コンクリートの建物であったり、周囲の建物の状況によっては、電波が入りにくい物件もあります。

電波が入りにくいけれど、この物件にしたい、そんなときは携帯電話を契約している会社に問い合わせてみるのもひとつの方法です。なかには電波を改善するサービスをおこなっているキャリアがあり、外の電波を拾って引き込んでくれるホームアンテナを貸してくれるケースがあります。

 

結婚後の新居は、内覧をしっかりして納得の行くお部屋選びを!


今回ご紹介した内覧のポイント以外にも、共有部分や防犯面、床や壁の傷、ポストや宅配ロッカーなど、チェックしておきたいポイントはたくさんあります。内覧にどれくらい時間を使えるのか不動産業者に確認し、時間の許す限りしっかりとチェックするようにしましょう。

そして気になる部分は必ず質問し、写真に残しておくことも忘れてはいけません。とくに傷などがあった場合は、内覧時に写真撮影をして不動産業者と共有しておけば、退去時の原状復帰時に「最初から傷がついていた」という証拠にもなります。

結婚後の新居を賃貸住宅にする際には、内覧をしっかりとして、納得できるお部屋で新生活を始めてくださいね。

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