肌美人な花嫁を目指そう!エステもいいけど美容皮膚科もおすすめ
結婚式で最も注目されると言っても過言ではない花嫁。「キレイな花嫁さんね」と言われると嬉しくなってしまうものです。
実際、花嫁は誰もが幸せに包まれてとても美しいのですが、その美しさの秘訣は幸福感やウエディングドレスのおかげだけではありません。どの花嫁も結婚式当日に向けて、お肌の調子やボディラインを整えようとできる限りの努力を重ねています。
個人で頑張る花嫁も多いですが、ブライダルエステを活用する花嫁も少なくありません。結婚式場やエステサロンでブライダルエステをおすすめされるケースも。しかし結婚前の美容には、「美容皮膚科」という選択肢があるのをご存じでしょうか?
そこで今回は、美しい花嫁を目指す方に美容皮膚科についてご紹介いたします。
目次
キレイな花嫁を目指して!美容皮膚科ってどんなところ?
全身のラインやシルエットも大切ですが、花嫁にとって肌の状態も気になる点ではないでしょうか。なぜなら、ウエディングドレスはデザインによってはデコルテや背中の上部、腕を露出するケースがあるほか、結婚式当日は一生の記録に残る写真撮影やビデオ撮影などもたくさんあるからです。
プロのカメラマンに高性能のカメラで、普段は撮らないくらいのアップを撮影される場合も。アップの写真を見たら肌のきめが粗かった、荒れていた、などということになってしまっては切ないですよね。
ブライダルエステを考えるとき、エステサロンではなく美容皮膚科と聞くと、少しハードルが高い印象を抱く方も多いのではないでしょうか。しかし美容皮膚科は思ったよりハードルが低く、プランの選び方によってはコスパが良くなるケースもあります。
まずは美容皮膚科がどんなところなのか、順番に見ていきましょう。
美容皮膚科とエステサロンの違いは?
美容皮膚科は、「皮膚科」という名称がついているとおり「医療機関」です。エステサロンとの大きな違いとして、「医師が携わっているかどうか」が挙げられます。美容皮膚科は医師が携わるわけですから、薬の処方や注射、手術といった医療処置もおこなわれます。
美容皮膚科では主に皮膚に関する治療等がおこなわれますが、「美容皮膚科」という名称以外で医師が携わる美容関係の施設では、「美容クリニック」や「ビューティークリニック」といった名称を多く見かけます。名称に「クリニック」とついている場合も、医療機関と考えると良いでしょう。
いっぽうのエステサロンは、医療行為に当たらない「施術」をメインでおこないます。マッサージや全身脱毛、スキンケアなどが挙げられますが、そのどれもが医療行為を必要としないものばかりです。
たとえば「レーザー脱毛」という脱毛方法をご存じでしょうか。このレーザー脱毛は医療行為に当たるため、普通のエステサロンでは施術できません。逆に言えば、レーザー脱毛を扱っているのは、美容系の「クリニック」という判断も可能です。
美容皮膚科と皮膚科に違いはあるの?
気になるのは、美容皮膚科と皮膚科の違いではないでしょうか。美容皮膚科も皮膚科も、どちらも皮膚に関する診療をしていますし、ニキビなどの悩みに対応してくれます。しかし基本的に皮膚科は病気の診療・治療が主体で、ニキビも同様の視点での治療です。いっぽう美容皮膚科では、美容を目的とした治療、つまり「肌をキレイにする」ことをゴールにした治療が行われます。
話は少し逸れますが、形成外科と美容外科の違いも同様です。怪我や手術でできた傷跡や、生まれつきのアザなどをキレイにしたい場合は、形成外科での「治療」等を必要とします。いっぽうの美容外科は、美容を目的とした医療的な手術などを扱っています。
美容皮膚科と皮膚科、形成外科と美容外科、それぞれは似ているようで異なるのです。
美容皮膚科では保険適用になるの?
美容皮膚科での美容目的の診療は、基本的に保険適用になりません。これは病気治療を目的としていないためのことで、たとえば美容皮膚科に限らず「審美的な目的」でのホクロ切除を皮膚科や形成外科でおこなう場合も、自費診療になります。逆に、美容皮膚科であっても医療的な治療が必要と判断された場合は、保険適用になります。
美容皮膚科では美容に関するコースやプランが設定されており、金額も定められています。それらは美容目的での利用になるため、金額は保険適用されたものではありません。
美容皮膚科にブライダルプランはあるの?
エステサロンはもちろんですが、美容皮膚科にもエステサロンにもブライダルプランが設定されているケースが多く見られます。プランの内容は実に細かく、数回で済む特急プランや、数ヶ月じっくりかけてキレイになるプラン、シミ取りのみのプラン、ニキビだけを重点的にケアするプランなど、多種多様です。
新郎新婦がペアで受けられるプランを設定している美容皮膚科もあります。また1~3ヶ月ほどのブライダルプランだけを選ぶ女性や、複数のプランを好きなように組み合わせて利用する女性も少なくありません。
どこまでこだわるか、何をこだわるか、そしてどれくらいの時間をかけるかによりますが、1ヶ月~3ヶ月ほどのプランで10万円前後が多く見られます。細かいプランのみですと数万円で済み、エステサロンよりコスパが良くなるケースもあります。少なくとも最低でも5万円は見ておくと良いでしょう。
美容皮膚科の方が金額的に高くなりがちですが、比較するべきなのは金額ではなく、プランの内容を重点的に見ると良いでしょう。医療行為であるため、プランの内容だけではなく、レベルや技術力、使用する道具など、さまざまな面でエステサロンとは大きく異なる部分があります。後述するメリット・デメリットも合わせて考え、検討するようにしましょう。
美容皮膚科でキレイな花嫁になるために!メリット・デメリットを紹介
美容皮膚科についてご紹介しましたが、続いては美容皮膚科のメリットとデメリットについて見ていきましょう。美容皮膚科はもちろん、エステサロンも同様ですが、自身の肌や身体をキレイにしてもらうのですから、しっかりとメリットとデメリットを把握しておきたいですね。
美容皮膚科のメリットは医師がいること!
美容皮膚科の最大のメリットは「医師がいる」ということでしょう。どんな肌質の型も、どんな肌トラブルを抱えている方も、医学的な面から肌の状態を見たうえで治療を進めてもらえます。
ニキビや乾燥肌などのトラブル、敏感肌だけど脱毛したい、シミを消したい……さまざまな悩みがあることと思います。肌に関するあらゆるトラブルや悩みに対応してくれるのはとても心強いもの。エステサロンでは対応できないトラブルなども、美容皮膚科なら対応してもらえます。
もし途中で治療が合わなくなってしまったり、余計に肌が荒れてしまったり、何らかのトラブルが生じた場合も、医師に診てもらえるので安心です。
美容皮膚科のデメリットは、高コスト&医療でも「完璧」はないこと
美容皮膚科のデメリットは、やはり保険適用外のためコストがかかることが挙げられます。この点についてはすでにお話いたしましたが、通常のエステサロンと比べるとやはり料金の高さは否めないところです。
また美容皮膚科は医療行為ですが、「完璧」にできるというものではありません。もちろんこれは美容皮膚科に限らず、どの診療科でも言えることですし、エステサロンでも同様です。希望通りの肌になるケースもあれば、「少し違う」といった肌になるケースもあります。結果は人ぞれぞれ異なりますので、「美容皮膚科だから完璧にしてくれるはず」と思わないようにしましょう。
キレイな花嫁への道しるべ!美容皮膚科をよく知ろう
今回は、肌のプロフェッショナルである医師が診察・治療を進めていく「美容皮膚科」についてご紹介しました。結婚式に向けてプロの手を借りてキレイになるのならば、美容皮膚科の詳細やエステサロンとの違い、美容皮膚科のメリットやデメリットなどを理解することが大切。
美容皮膚科もエステサロンも、キレイな花嫁になるための大切な道しるべ。自身に合う方法をしっかりと比較検討し、結婚式当日に向けて最高の肌コンディションに導いていってくださいね。