結婚式のドレスコードにはどんなものがあるの?
結婚式に参列するゲストの服装といえば、フォーマルなドレスや着物、スーツなどを着るのが基本。しかし、最近では「ドレスコード」を指定するカップルも増えてきています。芸能人でもぺこ&りゅうちぇるカップルが「American Retro Style」というドレスコードを結婚式に取り入れていました。
そこで今回は、結婚式の「ドレスコード」について、どんな種類があるのかご紹介していきます。自分たちの結婚式にドレスコードを取り入れたいと考えるカップルは、参考にしてくださいね。
目次
結婚式の「ドレスコード」とは?
新郎新婦がゲストの衣装を指定する、結婚式の「ドレスコード」。日本ではあまり馴染みがないですが、欧米では一般的な演出。日本でも結婚式を盛り上げる要素の一つとして、取り入れるカップルが増えつつあります。
結婚式にドレスコードを取り入れるメリットは、なんといっても会場に一体感が生まれるということ。ゲストが思い思いの服装をする一般的な結婚式とは違い、新郎新婦も含め衣装にまとまりが生まれます。ベストドレッサー賞を開催するなど、ドレスコードを指定した結婚式ならではの演出も楽しめますよ。
ドレスコードにはどんな種類があるの?
では、結婚式のドレスコードにはどんなものがあるのでしょうか? ドレスコードの取り入れ方は、カップルによってさまざま。ここでは、いくつか例をあげながらご紹介をしていきます。
色を指定
定番なのが「色」の指定。ゲストに青や黒、白など服装の色を指定します。例えば、カラフルな結婚式にしたい場合は「黒以外」、さわやかな雰囲気にしたいカップルなら「青」を指定するのも良いでしょう。ヒールやネクタイなど、指定した色の一部を取り入れてもらうだけでも、会場の統一感がグッとアップしますよ。
アイテムを指定
帽子、眼鏡、蝶ネクタイなど、一部のアイテムを取り入れるよう指定するのもおすすめ。屋外でおこなうようなカジュアルな結婚式なら「スニーカーを履いてきてください」とお願いするのもアリです。新郎新婦に思い入れの深いアイテムをセレクトしてはいかがでしょう?
テーマを指定
「リゾート風」「和風」など結婚式のテーマをそのままドレスコードにするのも良いでしょう。カジュアルな雰囲気の結婚式では、「デニム」を取り入れた服装をドレスコードにするカップルも多いです。ゲストがテーマに沿って思い思いの装いをしてくるので、新郎新婦もゲストがどんな服装で来るのか楽しみになりますよね。
ドレスコードを指定する際の注意点!
ドレスコードは会場に統一感が生まれる一方で、ドレスコードに合わせた衣装を用意する必要があるため、場合によってはゲストに負担をかけてしまうという心配も。そこでここからは、ドレスコードを指定するときに注意したいポイントをご紹介していきます。
ゲストが用意しにくいものはNG
奇抜なテーマや色など、ゲストが準備をするのに負担を感じるようなドレスコードは避けましょう。例えば、普段和装を着ないゲストに「和装で」とお願いすれば、レンタル費用や着付け費用などがそれだけ増えることになります。特別用意しなくてすむものなど、ゲストが気軽に準備できるようなドレスコードを設定すると、ゲストとしても嬉しいですね。
手持ちにあるようなカジュアルな服装をドレスコードに指定した場合は、あらためてドレスを用意しなくてすむので、喜ばれる場合も。ドレスコードを指定する際は、ゲストの立場に立つことを忘れないことが大切です。
TPOを考えて!
ジーンズやサンダルなど、カジュアルなドレスコードを指定する場合は、TPOに気を付けたいところ。厳かな雰囲気の式場では、カジュアルすぎる衣装は避けた方が良い場合もあります。また親族も参列するような披露宴では、奇抜なドレスコードは受け入れられない可能性も。身内だけで楽しむことのないよう注意しましょう。
ゲストのフォローを忘れずに
ドレスコードを指定する場合、招待状でお願いすることが一般的。しかし、簡単な説明だけではゲストがドレスコードをイメージしにくい場合もあります。例えば「当日はカジュアルな服装でお願いします」とだけ書かれている場合、ノージャケットレベルなのか、TシャツなどもOKなのかなど、どこまでカジュアルな服装でOKなのかゲストも混乱してしまいます。
「ワンピースやノーネクタイでもOKです」など、具体的例を出すとゲストも分かりやすいです。できることなら、招待状と一緒に服装をイメージするような、イラストや写真なども挿入するとより分かりやすいですよ。ゲストが当日気兼ねなく参加できるよう、ていねいにフォローをしていきましょう。
結婚式を盛り上げる「ドレスコード」を上手く取り入れて!
ドレスコードは、上手く取り入れれば結婚式を盛り上げる要素となってくれます。ドレスコードを指定する際は、みんなで盛り上がれるものが良いですね。ドレスコードを取り入れた結婚式で、最高の結婚式を演出してみてはいかがでしょうか?