恥をかかない為に!新婦が結婚式の当日の立ち振る舞いで気をつけること
いよいよ、結婚式!待ちに待っていた当日です!…でも、少し待ってください!
嬉しさのあまり、その気分のままに振る舞うと、思いがけないことが起こるものです。自分と愛する人の記念すべき結婚式当日です。落ち着いていつも通り振舞える方のほうが少ないでしょう。誰しもが多かれ少なかれ緊張したり、感極まったりしてしまうものです。
ですが、そんな大切な日に後悔するような思いでは作りたくないものです。そこで、ここでは「恥をかかない為に!新婦が結婚式の当日の立ち振る舞いで気をつけること」と題し、最低限、これだけは気をつけておきたいことを<結婚式編><披露宴編>としてご紹介したいと思います。
◇2019年10月1日の挙式披露宴より、料金改定致しました。https://kazoku-wedding.jp/plan01/
目次
結婚式編
新郎新婦のうち、特に新婦はゲスト皆から視線が集中する結婚式の主役です。緊張してしまうのは仕方ないことですが予習していれば、落ち着いて当日を迎えられるはずです。
以下に、大まかな当日の動きや気をつけるポイントをお伝えしますので、ぜひあらかじめ確認しておきましょう。
持って歩くなんて初めて!ブーケの取り扱いはどうするの?
ウエディングドレスを身にまとうとき以外、なかなか持つ機会のないブーケ。実際持ってみると案外どう扱っていいかわかりにくいものです。
そのため、ブーケは写真などで見る花嫁姿の印象でつい胸の前で持ってしまいがちですが、これは胸上の写真に収めるために持っていることが多いのです。実際胸の前でブーケを持ちながら歩くと、幼く見えたり品位が欠けて見えてしまったりすることがあります。
そのため、ブーケは一番美しく見える面を正面にして、ウエストの辺りで持って歩くことを意識しましょう。
また、父親や新郎など男性のエスコートを受けて歩く際は、片手でブーケを持つ必要があります。ウエディングドレスの裾が長い場合は、ブーケを持つ手でドレスのスカートを持ち上げながら歩かなければならない場面があります。
その際も、極力ブーケは正面に向けておきましょう。どうしても転ばないように意識が向くため、スカートをつまむほうに気が向き、ブーケの扱いが少しぞんざいになってしまうことがあります。ですが、そうなると少々エレガントな印象から離れてしまいますのでブーケには常に気を配ることを心に留めておきましょう。
お姫様のように優雅に歩くには?
ウエディングドレスは足先まで裾で隠れたものが大半ですので、歩くときに少しだけ工夫が要ります。がっつりと裾をつかんで足先があらわになっては台無しですが、だからといってそのまま歩くと引っかかって躓いてしまいかねません。
そこで、ドレスは少し裾をつまんで持ちあげながら歩きましょう。つま先でドレスの裾を踏んでしまわないように、ドレスの内側を軽く蹴って裾を浮かせながら歩くと、上手に歩けます。
また、父親や新郎と腕を組む場合は、その男性の腕を「掴む」のではなく、「手を添える」ようにしましょう。腕を組んで歩くのではなく、あくまでエスコートを受けて歩くので、深く腕を組む必要はありません。男性が曲げた腕から指先だけをのぞかせるようにしてそっと添えるのがポイントです。
また、エスコートを受けて歩く場合は、男性より半歩下がって歩くようにしましょう。こうすることでエスコートの方がドレスの裾を踏んでしまうという事態を避けられます。
披露宴編
緊張の挙式が終わり披露宴の時間帯になると、ゲストと話せる時間も増えリラックスできるようになります。さらに、美味しいお食事や余興なども相まって徐々に緊張感も和らぎ、気も緩みがちです。
ですが、そんな時こそハプニングが起きがちです。最後まで気を引き締めて頑張りましょう。長丁場になる披露宴では、入場から退場まで、状況別にご紹介します。
入場〜乾杯
まずは新郎新婦の入場です。新郎新婦の入場シーンは扉からゲストの間を練り歩き、高砂席に着くまでスポットライトで照らされ、皆の注目を浴びます。この間は写真にも収められやすいので、姿勢には気をつけ、ピンと胸を張って歩きましょう。
食事〜余興
乾杯が終われば、中座するまで基本的に新婦は座っている時間が続きます。ほっとできる時間ではありますが、気を抜きすぎて背もたれにだらりともたれる…ということが無いように注意しましょう。
イスに座る際は、背筋を伸ばして「浅く」腰掛け、背もたれは利用しないように意識してください。特にスカートにボリュームのあるタイプのドレスで深く腰掛けてしまうと、見た目以上に深々と座ってしまっている印象を受けます。
また、祝辞や余興を行ってもらっている間は、そのゲストのほうに体を向けましょう。当然ですが、終わったら惜しみない拍手を送りましょう。
新郎新婦は食事取る時間がなかなか取れないものですが、だからといって「余興を上目づかいに見ながら、素早く食事を掻き込む」なんてシーンを収められると、後から恥ずかしくなってしまいます。
当日の食事は一旦忘れ、この日ばかりは「いつ・どこで・誰に」見られても恥ずかしくない花嫁を演出しましょう。
中座〜退場
花嫁さんが歩く時、ドレス姿の間は必ず「どなたかと一緒に」歩きます。当日、会場責任者やお介添えさん(エスコート、アテンダーなどともいう)からも誘導の案内はありますが、移動する際は、一人で先にズンズン歩いて行ってしまわないようにしましょう。
いかがでしたか。
ドレスでの所作は一朝一夕で成し得るものではありませんが、今回の記事でお伝えしたポイントを参考にして、ゆっくり落ち着いて振る舞うようにしましょう。後日、出来上がった写真を見た時に気が付いても、時すでに遅し…ですものね。
ドレス姿の時には、基本的に「エレガントに品よく」ではありますが、筆者の個人的な見解としては、花嫁さんの「その方らしい、愛すべきキャラクター」が少しくらい出てしまっても良いのではないかと思っています。
あとは、祝福して下さっている皆さんへの感謝の思いを大切に臨んで下さい。その方の思いは、自ずと立ち振る舞いに表れてしまうものですから…!