こっそり準備!新婦から新郎へのとっておきサプライズ
結婚式にサプライズはつきもの!予想外の展開が起こると、本人も会場全体も盛り上がって楽しい時間になりますよね。
もちろん、予定外のサプライズもそれが「新郎(新婦)がお酒を飲みすぎて倒れた!」「元彼(元彼女)が乱入してきて大騒ぎになった」などの困ったサプライズだと大変です。
しかし、「堅物のお父さんが感極まって泣いてしまった」とか、「当日雨が降っていたのに結婚式の時間になったら晴れ渡った」などといった嬉しいサプライズだと結婚式がさらに思い出深いものとなります。
嬉しいサプライズはそういった、自分たちで計画できないものだけではありません。
サプライズの中には、ゲストから新郎新婦へ、または新郎新婦のどちらかから相手にむけてのサプライズなど、様々な形があります。
そこで、ここでは新婦から新郎へのサプライズを考えていきます。新婦はそもそもその美しいドレス・和装姿から結婚式や披露宴の主役になりがちです。そのため、そんな新婦から新郎へ向けてサプライズを演出することで新郎にもスポットライトを当てることができます。
新郎から新婦へのサプライズとしてプロポーズや花束のプレゼントはイメージする人が多いかもしれませんが、新婦から新郎へのとっておきサプライズを考えていきましょう。
結婚式の準備の中で、相手に気付かれないようにこっそり計画を立てて家族や友人に協力してもらうのも良いですね。
それでは、早速おすすめのサプライズ案をご紹介します。
◇2019年10月1日の挙式披露宴より、料金改定致しました。https://kazoku-wedding.jp/plan01/
目次
定番!ビデオメッセージ
余興で、友人からお祝いの言葉が述べられたビデオメッセージを流す人は多いと思います。
遠方で結婚式に来られない人や地元の友人、お世話になった方々などのメッセージはとても心に残ります。会場が盛り上がりますし、感動の場面でもあります。
そこに、新婦から新郎へのビデオメッセージもこっそり入れてもらい、当日流すというアイデアはいかがでしょうか。
新婦は、両親への手紙の演出で両親に対して感謝の気持ちを述べるという場こそありますが、肝心の新郎に対して同じように気持ちを述べる場と言うものはなかなかないものです。
もちろん、当日新婦から新郎にあてて手紙を読んでもいいのですが、両親の手紙と演出が似通ってしまいますし、どうしても冗長になってしまいがちです。
また、手紙にせずそのまま思いを伝えようとしても、思い通りに伝えられるかわかりません。
そこで、友人たちから新郎へのメッセージに、新婦のメッセージをこっそり入れてもらって、新郎をびっくりさせるのはいかがでしょうか。
ただ、あくまで結婚式での演出ですので、長過ぎたり個人的な話を入れたりせずゲストが楽しんでもらえるような内容にするようにしましょう。
また、こっそり新婦から新郎へこっそり電報を入れて読んでもらうというサプライズもおすすめです。
新婦がお色直しの際に先に退出し、新郎が一人で会場にいる時にさりげなく披露してもらうのも意外性があって良いと思います。
これらのサプライズが込められたメッセージは通常のお祝いメッセージを更に思い入れの深いものにし、後から何度も見返せますのでより喜ばれるプレゼントになるでしょう。
新郎の好きな曲を楽器や歌で披露
楽器や歌が得意な人はもちろん、そうでない人もこっそり練習をして当日披露するのもおすすめです。
新郎の好きな曲や二人の思い出の曲を演奏したり歌ったりすると、非常に喜ばれるでしょう。また、新婦の意外な一面も見ることができ、会場も盛り上がること間違いなしです。
とは言え、人前でしかも自分の結婚式と言う場で演奏したり歌ったりするのはなかなかハードルの高いことでもあります。そこで、周りの友人や家族の中に協力してもらえる人がいたら、ぜひ一緒に練習して披露しましょう。
ゲストが参加することによって、会場の一体感もうまれますし、新婦も友人や家族との貴重な思い出ができて新郎新婦ともに思い出深いイベントとなるはずです。
私の友人はピアノが得意で、他の楽器を演奏する仲間と一緒に披露していました。新郎は何も知らなかったようで、あまりの感動に涙しているのが印象的でした。
また、新郎だけでなくこちらも、当日のために頑張って準備してきた新婦のことを考えるととても感動したのをよく覚えています。
ただ、思い出の曲は大切ですが、ゲストが誰も知らないような曲だと、二人だけで盛り上がってしまうことにもなりかねません。また、いくら思い入れが深くてもあまりに暗すぎたりすると会場が盛り下がってしまうので、その点には注意して選曲しましょう。
形に残る寄せ書きやフォトブック
新郎に何かサプライズをしたいけれども、実際は披露宴の最中にみんなの前で行うのは少し恥ずかしい、という意見もあります。
また、披露宴での演出となるとどうしても時間が限られたり、他のゲストの皆さんが見ても楽しめたりするようなものを、と工夫する必要がありますが、そういったことを気にせず思う存分新郎に向けてのサプライズを届けたいという方もいることでしょう。
そのような方におすすめするのが、友人たちと一緒に作る寄せ書きや、二人の思い出をたくさん詰め込んだフォトブックなどの品です。
実際にあったサプライズで、教師をしている新郎へ、担当のクラスの生徒ひとりひとりから寄せ書きを集めた色紙や、海外に住んでいる友人からのメッセージを集めフォトブックにしたというケースもありました。
新郎のためにたくさんの人が協力してくれることは、本人にとっては非常に嬉しいと感じますよね。
新婦にとっても自分が選んだ新郎が、たくさんの人から祝福を受け、大切に思われているということを実感でき嬉しくなることでしょう。
色紙やフォトブックは形として残るものなので、喜ばれるのでないでしょうか。
花嫁も交えたフラッシュモブで新郎を驚かせる!
周りにいる人たちがいきなり踊り出すフラッシュモブですが、やはり通常のダンスに比べてサプライズ感が多いこともあり、インパクトが大きく思い出に残りやすくなります。
私の友人の結婚式では、新婦の友人たちが数人でダンスの余興を始め、そのダンスにどんどん参列者が参加していき、最後の方ではなんと参列者のほとんどが踊りに参加し、知らなかったのは新郎のみ!となった演出がありました。
当然、この大掛かりなサプライズに新郎さんの感動はとても大きく、号泣していました。
新婦も、自分の友人たちだと練習もしやすいでしょうし、他のゲストには当日簡単にレクチャーして手拍子などで参加してもらうと一体感が生まれます。
このように、サプライズは愛情を表す一つの形です。柔軟にアイデアを出して、世界にたった一つのサプライズを考えてみてください。
いかがでしたか。
結婚式で行う演出はどれもゲストを楽しませるものになりがちですが、新郎新婦がお互いにサプライズを仕掛ける演出は、主役である新郎新婦に驚きと感動を与えるだけでなく、ゲストも新郎新婦の愛情の深さに感動するものとなるでしょう。
ただ、いくら皆が感動できるエピソードでも長々とやるよりはメリハリをつけた簡潔なもの、またどのゲストにもわかりやすいものを用意するようにしましょう。
特に家族や友人と一緒に考えて会場全体が盛り上がるものが皆の思い出に残りやすくておすすめです。
結婚式と言うとどうしても新婦が主役になりがちですが、新郎へのサプライズとして、新郎にスポットライトを当てると意外性があって、楽しいセレモニーになることでしょう。