結婚後、パートナーの性格にイライラ!どうやって対処すればいい?
付き合っている頃はパートナーの仕事に打ち込む姿も、少し見栄っ張りなところも全部好きだったのに、結婚して数年経った今では、パートナーにイライラするようになってしまった。結婚前は優しかったパートナーが、結婚して変わってしまったように感じる。
これって、もしかして性格の不一致?
このように、大好きで結婚したはずのパートナーに対してイライラしてしまう方は、意外と多いものです。愛し合って結婚したものの、人間、月日が経てば性格も変わってくることがありますし、また結婚前に見えなかった相手の「欠点」なども、毎日生活を共にすれば嫌でも見えてくるものです。
そこで今回は、パートナーの性格にイライラし始めた方必見! 「結婚後のイライラを少しでも軽くする方法」と題してご紹介いたします。
目次
もしかして性格の不一致?結婚後のイライラを少しでも軽くする方法
パートナーの言動に対してイライラしてしまうのは自分だけだろうか、そう思うこともあるのではないでしょうか。しかし実際に、結婚してからパートナーにイライラしてしまうケースは多く、決してめずらしくはありません。
また、自分が相手に対してイライラしているように、相手ももしかしたら自分に対して何かイライラしている可能性もあります。お互いに「これくらい我慢しないと」と、ため込んでいるかもしれません。しかしイライラをため込むのは決して精神衛生上良いとは言えず、我慢し続けた結果、気持ちが離れてしまい、「離婚」に意識が傾いてしまうケースもあります。
パートナーへのイライラは早いうちに対処して、少しでも軽くしたいもの。しかし性格はなかなか変えることはできません。そこで、お互いにほんの少しの意識改革が必要です。では、今日からでもできる対処法を見ていきましょう。
【結婚後のイライラ対処法1】お互いに腹を割って話してみる
いくらパートナーにイライラするといっても、いきなり「嫌い」にはならないことでしょう。一生を添い遂げる気持ちで結婚した相手ですから、まずはしっかりお互いのイライラしていることや嫌なところ、直してほしいところなどを話し合ってみましょう。
ポイントは、怒らずあくまで冷静に話を進めることと、イライラする点や嫌な点だけを羅列せずに、良い点も一緒に挙げることです。
落ち着いて良い点を考えているうちに、いつものイライラが些細なことに思えるケースも。また、お互いに自分たちの短所を知って改善していくことも、夫婦円満にとって必要と言えるでしょう。
【結婚後のイライラ対処法2】パートナーの言い分にもよく耳を貸す
自分がパートナーに対してイライラしているように、パートナーも自分に対して同じような気持ちでいることがあるかもしれません。そのせいで、お互いに態度が悪くなって関係が冷えていってしまう可能性も。パートナーがなにか意見を言ってきたときには、まずはしっかりと耳を貸しましょう。前項のように話し合いのときも同様です。
ポイントは落ち着いて聞くことです。前に進むためには冷静さは欠かせません。
イライラが募ったり、つい怒って感情的になってしまいそうなときは、アンガーマネジメント。怒りなどのピークは6秒と言われています。ゆっくりと深呼吸をして、心のなかで6秒数えてみると良いでしょう。
【結婚後のイライラ対処法3】諦めてみるのも方法のひとつ!
たとえ落ち着いてパートナーと話し合おうと思っても、うまく話がまとまらないことがあります。また、話し合いそのものがうまくできないときも。そんな場合は、ひとまず諦めるのも方法のひとつです。
人間の性格はそんなにすぐには変わりません。うまく話し合えないことによってイライラも募ると思いますが、一旦自分の中で諦めて受け止めるのです。そして改めて話し合いのチャンスを待つと良いでしょう。
諦めることの延長として、「こういうタイミングでイライラさせられる」といった、「イライラする理由」や「原因」を探り、イライラが発生しない立ち回りをしてみるのもおすすめです。
【結婚後のイライラ対処法4】 一緒にいる時間を少し減らしてみる
一緒に過ごす時間が多いほど、パートナーの「粗」が見えてきてしまいます。かといって顔を合わせる時間が多いほど、どうしてもイライラしやすくなってしまいます。そしてイライラが募れば募るほど、ケンカする可能性も増えますし精神的に疲弊してしまいます。そこでおすすめするのは、少しでも一緒にいる時間を減らすことです。
しかし、「あなたにイライラするから一緒にいたくない」と正直に言わなくても大丈夫。さりげなく、一緒に居る時間を減らすのです。
起床時間や就寝時間をずらす、寝室を別にする、一緒に外出しても少し別行動をしてみる――などのように、一緒にいる時間を減らす方法はさまざま。またお互いが別々の趣味に没頭する時間を作ってみてもいいですね。ふたりの生活形態やリズムのなかで、模索してみてはいかがでしょうか。
【結婚後のイライラ対処法5】ひとりで考えてしまう時間を減らす
とくに専業主婦の方や、地元から離れたところに嫁いだ方に多いのですが、日々の生活で関わる人が子どもや夫だけという方は、どうしても自分の行動範囲が狭くなり、不満も一挙に子どもや夫に集中してしまいます。
そこで、「ひとりで考えてしまう時間」を減らすようにしてみることをおすすめします。たとえば多くの人と関わってみたり、趣味を増やしたり、資格取得を目指したりと、ひとりでぼんやりとしてしまう時間を少しでも減らすのです。
趣味などに没頭して夫婦で過ごす時間が減ったり、友達や知り合いが増えることでパートナーへ目を向ける回数も減ったりと、「パートナー以外のこと」を考える時間が増えることによって、イライラした感情を抱く瞬間が少しでも減っていくでしょう。
もちろん、無理のない範囲でおこなうことが大切。人付き合いが苦手なのに多くの人と関わろうとしたり、家計を圧迫するような趣味や習い事などは、却って新たなイライラの元になりかねません。逆に、パートナーに迷惑をかけてしまう可能性も。ほどほどに、楽しめる範囲で実行してみてくださいね。
パートナーへのイライラを少しでも減らして、素敵な結婚生活を!
結婚後にパートナーに対して「結婚前と違う?」と思ったり、イライラしてしまったりするのは決しておかしなことではなく、多くの夫婦が経験しています。イライラをため込んでしまうより、少しでも歩み寄ったり、イライラを減らしたりする対策をして、素敵な結婚生活を楽しくしたいもの。
今回ご紹介した対処法は、ほんの少しの意識改革。お互いに対して抱く感情を放置せず、良い方向へ導いていけると良いですね。