結婚式での余興はどんなことをしてもらった?やってもらってよかった余興の具体例は
「余興」は、結婚式で欠かせない演出のひとつですが、いざ自分たちの番となると「誰に頼もう…」「どんなことをやってもらおう…」「そもそも余興ってどんなバリエーションがあるの?」と悩みがちですよね。
余興はお願いした人にそのまま内容の選択を任せる場合が多いですが、なかには新郎新婦がメインの余興もあります。また、結婚式のイメージからある程度余興の方向性を固めておきたいと考える新郎新婦もいるかもしれませんね。
そこで今回は、結婚式の余興についてご紹介していきます。具体例を元に、自分たちの結婚式の余興はどんなものが良いか考えていきましょう。
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目次
余興を成功させるポイントとは?
よく考えずに余興の内容を決めるとただの自己満足で終わってしまう場合もあります。せっかくの結婚式ですから、盛り上がる余興をしたいですよね。では、余興を成功させるにはどんな演出をすればいいのでしょうか。押さえておきたいポイントを紹介していきます。
ゲスト“全員”が楽しめる
結婚式には、友人だけでなく親族や会社の同僚、上司などさまざまなゲストがきます。余興は、結婚式を盛り上げるための演出なので、一部のゲストだけでなく全員が楽しめるような内容が理想です。
一部のゲストしかわからない内輪ネタや下ネタなど、ゲストが不快に感じるような演出は避けましょう。会場にいるゲストが楽しい気持ちになるような余興を取り入れてくださいね。
長すぎる余興はNG
いくら良い余興でも長すぎると冗長な印象になり、ゲストが飽きてきてしまいます。短時間で盛り上がれる余興を考えるのが成功のポイントです。どれぐらいの時間が良いかわからないという人は、まずはプランナーへ相談を。
準備・練習をしっかりする
ダンスや歌、ビデオレターなどが定番の余興ですが、どんな内容をするしても事前の準備や練習は必須。練習不足や恥ずかしさからグダグダとしてしまう余興は、面白みに欠けてしまいます。
なかには人前に立つのが苦手…という人もいますから、人前に立つのが苦にならない人を選ぶなど人選の段階で気を使ってあげるのが良いでしょう。
結婚式を盛り上げる余興!具体例は?
結婚式の余興は、オリジナリティやサプライズ感がある演出が人気です。では、やってもらってよかった、やってよかったと思えるような余興にはどのようなものがあるのでしょうか?具体例とともに見ていきましょう。
新郎新婦も参加してサプライズ感を演出!
余興は、ゲストだけがやるものというイメージがある人もいるかもしれませんが、新郎新婦が参加するのも一案です。ゲストは何といっても新郎新婦を見に来ているので、余興の場でも新郎新婦が関わるものであれば入り込みやすいでしょう。
ふたり一緒にゲストと共にダンスや歌などを披露するのも良いですが、パートナーに内緒で練習をして当日に披露するのもサプライズ感があります。自分のために練習してきてくれたと思うと感動もひとしおですね。
新郎新婦が参加型なら、ドレスの色当てクイズが定番
披露宴でお色直しをする花嫁さんならドレスの色当てクイズがおすすめ。受付で投票をしてもらい、お色直しで結果を発表するというのが一般的な流れです。ゲスト全員が参加できる演出なので、一体感も生まれますよ。
正解者には抽選で景品を贈呈すると、さらに盛り上がるでしょう。
新郎新婦のことがよりわかる余興
西野カナさんの「トリセツ」という曲がリリースされて以来、「新郎新婦の取扱説明書」といった余興も人気が出ています。これは新郎や新婦のことをよく知る友人たちが、新郎新婦の性格を面白おかしく伝えながら最後にはしっかりと持ち上げて祝福を述べるものです。
新郎新婦にとってはもちろん、他のゲストにも新郎新婦の人となりがよくわかり喜ばれます。ゲストの多くは、新郎側または新婦側どちらかだけをよく知っている場合が多いので、パートナーのことを詳しく知れるというのはうれしいものなのです。
プロに頼むのもおすすめ!
余興を依頼できそうな友人がいない、特別な演出をしたいという方ならプロに頼んでみるのもおすすめです。フラッシュモブやプロの歌手による演奏、マジックショーなどさまざまな演出を取り入れることができます。
お金はかかりますが、プロの本格的なショーなので安心感がありますし、なんといっても本格的なショーを見られることでゲストも喜んでくれるはずです。
余興を依頼するときの注意ポイント!
結婚式の余興は、どうしても依頼された側の準備や練習の負担が大きくなってしまいます。友人など親しい人に頼むのが大半とはいえ、頼み方には気を配るのがマナーです。では、どんな部分に注意して依頼をすればいいのでしょうか。余興を依頼するときの注意ポイントを見ていきましょう。
ポイント1.早目に依頼をする
余興の内容にもよりますが、多くの場合準備や練習が必要になります。直前になって慌ててお願いをすると依頼された方も困ってしまうので、余裕をもって依頼をするのが基本。
依頼時期のひとつの目安と言われているのが、招待状発送(2カ月前)のタイミングです。招待状に依頼を記載するのがマナーなので、招待状発送前に余興をお願いできるか一度確認を取りましょう。SNSやメールではなく、直接会って依頼をすると丁寧ですね。
ポイント2.NG内容や希望内容があれば伝えておく
先ほどご紹介したような、余興の具体的なイメージがある場合は「こんな風にしてほしい」ということを事前に伝えておきます。「下ネタは避けてほしい」など、NG内容がある場合も同様に伝えておきましょう。
また、複数組に余興を依頼する場合は、内容が被らないように上手く取りまとめるのも新郎新婦の役目。余興内容を具体的に指定する場合は問題になりにくいかもしれませんが、ゲスト側にお任せしている場合、万が一ということもあります。どんな内容なのか必ず事前に確認しておきましょう。
ポイント3.必要な情報を調査しておく
会場の広さや設備、時間など余興をやるにあたって必要となりそうな情報は事前に調べておくと、依頼をするときもスムーズです。とくにプロジェクターや音響装置などは、余興の演出に関わってくることなので、やりたい演出があれば会場決定の段階で調べておきたいですね。
また、余興には何かとお金がかかるもの。「○円までなら費用負担ができる」ということを事前に伝えておくと相手も準備がしやすいですよ。
余興をする側の立場にたって依頼をしよう!
新郎新婦からしてみると余興はどんなものでもしてもらうだけでうれしいですが、作る側にしてみると時間も労力もかかるものです。
余興を頼む際にどんなものにしてもらいたいかなどが分かれば、ゲストにしてみても気が楽ですよね。丸投げしても任せられるような頼もしいゲストであれば、お任せにしてお願いしてみるのも良いでしょう。余興を成功させて、最高の1日を過ごしてくださいね。