胸が大きい人、小さい人のウエディングドレスの選び方
誰でも多かれ少なかれ持っているもの、それがコンプレックスです。コンプレックスがあるからこそ自分に謙虚になれたり、他人に優しくなれたりなど、良いこともあるのでなくさなければいけないというものでもありません。
ですが、結婚式のように自分が主役になれる一大イベントの時ぐらいは、コンプレックスなんて忘れて一日を過ごしてみたいですよね。
そんな晴れ舞台では、自信をもって堂々としていたいものです。そのため、自分が一番美しく見えるメイク、髪型、そしてウェディングドレスを、時間をかけて選びます。
特にウェディングドレスは、その形によって花嫁の印象がガラリと変わる重要なアイテムです。ウェディングドレスは花嫁さんの顔立ちや雰囲気によって似合うものが変わってきますが、それと同じぐらい左右されるのが体つき、特に胸周りなど上半身のスタイルと言えるでしょう。
そこで多くの花嫁さんが深刻に悩むポイントが胸周りのデザインです。普段から胸が大きいこと・小さいことをコンプレックスに感じる女性は多いですが、ウェディングドレスではその悩みが更に如実に表れてしまいます。
そのため、ウェディングドレスは胸のサイズに合わせてデザインを選ぶのがポイントです。
自分の体形に合ったドレスを選ばないとコンプレックスが気になって式に集中できなかったり、おしゃれをしても気分が台無しになってしまったりしてしまいます。
今回はそんな胸のお悩みを解決すべく、胸の大きい人、小さい人のウェディングドレスの選び方をご紹介しましょう。
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目次
胸の大きい人におすすめのドレス
大きい胸は女性らしくセクシーに見えるという嬉しいメリットはありますが、洋服によってはいやらしい印象を与えてしまったり、太って見えてしまったりと実は苦労が絶えず、なかなか着たい服が着られないということもあります。
特にウェディングドレスは「清楚さ」が必要なドレスです。あまり胸が強調されてしまっては品のない印象を与えてしまい正反対のイメージになってしまいます。
結婚式は多くの親族や会社の上司なども集まる場所。悪い印象を与えず、スタイリッシュにドレスは着こなしたいものです。そんな胸の大きい人がドレスを選ぶ時のポイントはトップをシンプルにまとめること。
胸が大きいとつい目立たないようにと隠そうとしてしまいがちですが、だからと言って洋服の面積を増やしてしまうのはかえって胸を強調してしまうので逆効果です。
スッキリと見せるのであれば、Vラインネックのトップやビスチェやチューブトップなどのほうがおすすめ。デコルテをきれいに見せるようなものを選ぶようにしましょう。
それでは、以下に胸の大きな方におすすめのドレスをご紹介します。
緩やかな曲線で美しく着こなせるビスチェドレス
胸元の緩やかなカーブが女性らしい優しさを表現してくれるビスチェドレス。ビスチェドレスの中でも谷間が見えないよう浅めのカーブを描いているものは、胸が大きくても気にすることなく美しく着こなせます。ボトムにふわふわのチュールをたっぷりと使用しているので視線も自然に胸からそらせます。
デコルテラインがきれいに見えるVネックドレス
Vネックドレスはシンプルでありながら優しい女性の美しさを表現できるドレスです。デザインがシンプルな分、素材感が際立ち着こなしやすいようになっています。Vネックとノースリーブが胸周り、腕周りをスッキリ見せてくれるため着やせ効果があります。
隠さずに自信をもって
ウェディングドレスを身にまとう場合は、どなたも多かれ少なかれ胸にパットを入れたりして形を整えます。ボリュームのあるウェディングドレスですので、ある程度しっかりと胸があるほうがバランスが良く見えるものなのです。
胸の大きな方はその必要が少ないことや、ウェディングドレスにはある程度ボリュームのある胸が似合うことなどを考慮して、自信をもって似合うドレスを選んでみてください。
胸の小さい人におすすめのドレス
胸が小さいと華奢で細く見えるというメリットはありますが、小さすぎると女性らしい服が着こなせないというデメリットがありますよね。
特にウェディングドレスは女性らしい美しさを引き立たせる洋服。ドレスのような大振りでほぼ一色の洋服は、胸が小さいとドレスに着られているような貧弱な印象を与えてしまうこともあります。
そんな胸の小さい人はウェディングドレスを選ぶとき、あえて胸元にリボンやモチーフ、ギャザーの入ったデザインのものを選ぶと、胸の小ささをカバーしてくれてかっこよくドレスを着ることができるでしょう。
また洋服の面積が多いデザインのドレスやボリューミーなドレスも体形カバーにはもってこいです。
それでは以下に、小胸の花嫁さんにぜひおすすめしたいドレスをご紹介します。
胸元にあしらった大きなリボンがかわいいドレス
フリルをふんだんに使ったボリューミーでゴージャスなドレス。胸元にあしらった大きなリボンが特徴的で胸の小さな人にはもってこいのデザインです。ドレスの素材も重厚感あるしっかりとした素材を使用しているので体形カバーをしてくれます。
クラシカルで愛らしいレース袖のドレス
イギリス皇室のキャサリン妃が着用したことでも大注目を集めたレース袖のドレス。とことんシンプルなデザインだからこそ素材感と曲線が美しく出るという特徴があります。胸元から腕にかけて繊細で美しいレースで出来ているため、重い印象を与えることなく気品のある着こなしができます。
胸が小さくてもしっかりとカバーしてくれるだけでなく、むしろ胸が小さ目の人の方がすっきりと着こなせてお似合いの一着です。キャサリン妃もグラマー体型と言うよりは、すっきりとしたスレンダーなタイプです。皇太子妃が選んだほどのドレスですから、自信をもって着こなせそうですね。
エンパイアスタイルは最強
最近人気があるのがエンパイア型のドレスです。エンパイア型とは、胸のすぐ下で切り替えがあり、すとんと落ちる形の裾が広がるドレスです。切り替え部分が高いので胸の大きさが一見してわかりにくく、体型カバーに優れたデザインと言えます。
結婚式もゴージャスなものからナチュラルなものへと人気がシフトしています。ガーデンウェディングやリゾートウェディングなど、自然の中で行うウェディングや花冠などナチュラルテイストの風景や小物との相性が抜群なのがエンパイアドレスです。
ついでにウエストもカバーできますので、胸は小さいのにお腹周りは気になる・・・とお悩みの方にもおすすめのデザインです。
コンプレックスを知ればこそ武器になる
胸の大きい人、小さい人におすすめのウェディングドレス、いかがでしたでしょうか。
個人の悩みはそれぞれで、胸が大きいほうが良いとかその逆だとかは一概には言えません。胸が大きすぎても、小さすぎてもなかなかドレスを着こなすには難しいことが分かった反面、コンプレックスをきちんと知ることでこんなにも美しく着こなせることがお分かりいただけたかと思います。
ウェディングでもっとも輝くのは何と言っても花嫁さんです。そのため、あまり心配しすぎることはありませんが、どうしても花嫁さん自身は気にしてしまいます。
そんな悩みを解消するには何と言っても、コンプレックスを気にしてしまうよりも、似合うドレスを選んで自分に自信を持つことです。
自分のコンプレックスである胸の大きさを、ドレスをうまく着こなせる長所に変えて、最高の一着を見つけてくださいね。今回ご紹介したことを参考にドレス選びをしていただき、素敵なドレスに出会えることを祈っています。