結婚式のゲストが欠席!急に欠席者が出たら対応はどうすれば良い?
半年から1年ほどかけて準備を始める結婚式。日取りを決めてゲストからも招待状の返事が届き、後は結婚式本番を迎えるばかり……。そんなタイミングで、ゲストから急な欠席の連絡が入った場合、どのように対応すれば良いのでしょうか。
ゲストの急な欠席には、さまざまな原因が考えられます。身内に不幸があった、悪天候で電車が止まっている、健康状態が悪くなってしまったなど、想定外の出来事が起こり、結婚式に出席できなくなってしまったケースが多いことと思います。また、コロナ禍においては「新型コロナウイルスに罹患してしまった」「濃厚接触者で出席できない」など、結婚式を欠席せざるを得ない状況のゲストも珍しくないでしょう。
そこでこの記事では、結婚式前の急なドタキャンにどう対応すれば良いか、詳しく解説します。ゲストから欠席の連絡が来ても慌てず騒がず、スマートに対応したいですね。
目次
ゲストから結婚式を欠席すると連絡がきたら?
結婚式に出席してくれると思っていたゲストから欠席の連絡が入ったら、とてもショックですよね。しかしゲストにも欠席せざるを得ない事情があるはず。いつまでも落ち込むのはやめて、結婚式に向けて気持ちを切り替えましょう。
ゲストから欠席の連絡が入ったら、まずは速やかに式場のプランナーさんにその旨を報告するようにしてください。結婚式は、ゲスト全員が参加することを想定して準備を進めていくので、人数分をきっちり用意しています。
しかし、欠席の連絡が入ったタイミングによっては、キャンセルできるものもありますので、なるべく早く連絡するようにしましょう。式場にもよりますが、キャンセルができるものやそのリミットについて、一般的なタイミングをご紹介します。
【結婚式の欠席連絡のタイミング1】結婚式1か月前
結婚式の1か月前であれば、ある程度のものをキャンセルできる場合が多いでしょう。具体的には、料理、ドリンク、引き出物、プチギフトなどです。
ただし席次表の修正は、間に合わないこともあります。再度作り直すと費用も時間もかかるため、再印刷することはあまりありません。
欠席者の名前が印刷されていても、そのまま使用することが多いようです。欠席者の名前に修正シールを貼る方法もありますが、手間がかかるうえに余計に目立ってしまうのでおすすめしません。
【結婚式の欠席連絡のタイミング2】結婚式10日前
結婚式の10日前は、引き出物やプチギフトのキャンセルがギリギリ間に合うタイミングであることが多いです。しかし外部に注文するため、場合によっては間に合わないこともあります。余ってしまった引き出物やプチギフトは、新郎新婦で使ったり親戚にプレゼントするなりしましょう。
また式場にもよりますが、料理やドリンクはキャンセルできることが多いようです。
【結婚式の欠席連絡のタイミング3】結婚式3日前から当日
結婚式の3日前から当日のドタキャンだと、料理やドリンクも含め、ほとんどのものをキャンセルできません。式場のプランナーと相談して、余った料理を他のゲストに召し上がっていただくなどの対応をしましょう。
結婚式を急に欠席したゲストにはどう対応したら良い?
結婚式を欠席するゲストへの対応もていねいにおこないましょう。急なドタキャンの連絡は新郎新婦にとってショックな出来事ですが、欠席を伝えるゲストも心苦しいと思っているはずです。
特に結婚式直前や当日といったタイミングではなおさらでしょう。残念な気持ちを伝えるのはかまいませんが、今後のつきあいが気まずくならないように対応を間違えないようにしたいですね。
結婚式の欠席理由をゲストに聞いても良いの?
ゲストから結婚式の欠席の連絡が入ったとき、理由を教えてもらえないことがあります。なぜ欠席するのか理由を聞きたいところですが、それは避けた方が良いでしょう。
欠席理由を明かさない場合の多くは、ゲストの身内に不幸があったからと考えられます。忌中(四十九日)に、結婚式へ出席するのはマナー違反。またそのことを新郎新婦に伝えるのは、余計な気遣いをさせてしまうためNGとされています。ゲストが明確な理由を告げずに欠席する場合でも、追及しないようにしましょう。
欠席したゲストからご祝儀をいただいたら、お礼はどうしたら良い?
欠席したゲストから後日ご祝儀をいただいたら、お礼をするのがマナーです。引き出物のキャンセルが間に合う時期に欠席連絡をいただいた場合は、ご祝儀の半額から3分の1程度のお礼を用意して渡すようにしてください。手元に引き出物が残っているときは、それをお礼として贈ってもかまいません。
結婚式のゲストに急なドタキャンが発生しても、落ち着いて適切な対応を!
結婚式に欠席者が出た時の対応についてご紹介しました。ゲストの急な欠席は、精神的にも金銭的にも大きなダメージがありますが、仕方がないこととして割り切りましょう。
もし、欠席者に受付やスピーチをお願いしている場合は、代役も早めに見つけるようにしてください。遠方のゲストで新幹線やホテル等を手配しているときは、そのキャンセルも忘れずに。気持ちを切り替えて、乗り切りましょう! おふたりらしい素晴らしい結婚式になることを祈っています。