かかあ天下で夫婦円満!女性優位でうまくいく、その理由とは?
「かかあ天下の方が家庭は円満」、という話を聞いたことがありませんか?
「かかあ天下」というと、奥さんが旦那さんを尻に敷いて威張り散らしているイメージがありますが、現代の「かかあ天下」は少しイメージが違うようです。
現代の「かかあ天下」とは、妻が物事をリードしている、程度の意味合いのようです。
昔ほどでーんっと威張り散らした奥様は減ってきているのかもしれませんが、ともかく「かかあ天下の方が家庭は円満」と言われているのはなぜでしょうか。
今回は、「かかあ天下」の方がうまくいくのはなぜか、その理由を探ってみようと思います。
結婚したら「かかあ天下」になりそうだな・・・と思っている女性の方や、自分の彼女は絶対に「かかあ天下」になるだろうなぁとお考えの男性にはぜひチェックしていただきたいポイントが満載ですので、一緒に確認していきましょうね。
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目次
「かかあ天下」が増えた原因は
まずは、「かかあ天下」が増えた理由を探ってみましょう。
女性をとりまく環境の変化
「かかあ天下」は昔からずっと存在していましたが、かつて「かかあ天下」というと働いているのは旦那さまなのに、なぜだか奥さんが偉そうにしていて旦那さまが小さくなっているイメージでした。
しかし、現代は専業主婦の割合が減り、女性の社会進出が増えてきました。それは、結婚してからもそうです。
女性も外に出るようになったので男性とも対等な関係が築けるようになり、女性は家を守るだけ、男性に言われるがままという関係が風化してきました。
そのため、家庭のことについても男性と対等に話せる女性が増えてきたのです。そうして発言権が増していくうちに、いつしか男性よりも強くなってしまったことが現代の「かかあ天下」の増加をもたらしています。
家計管理・予定管理が女性中心に
コンピュータやスマートフォンを使いこなすことが当たり前の現代では、家にいながら買い物やさまざまな予約などを行えるようになりました。
往々にして、女性は男性よりも経済観念が発達しており、買い物ひとつするにしても、どこで購入した方がお得かを瞬時に割り出します。
インターネットを用いての買い物や予約では、さまざまな会社や小売店を比較し適切な利用をすることができます。
もちろん男性の中にもきちっとお金を管理できる方も多いのですが、割合としては女性のほうがお金に対して「几帳面」なことが多く、男性の中には1円単位で少しでも安く何かを手に入れようとすることが億劫に感じる人もいるのです。
独身の間であれば問題ありませんが、それが夫婦の、そして家族のお金となればキッチリ管理したくなるのは当たり前かもしれません。
もともと日本では家計の管理を女性に任せていることが多かったので、その風習が現代にも残っています。
さらに現代ではインターネット等を使ってお金の管理ができるようになってきたので、お金がどんな動きをしているのか瞬時にわかるようになりました。
そういった情報をもとに女性が発言できるようになり、家庭内での女性の発言権が多くなってきているのです。
親戚付き合いなどの細かなケアが得意
自分の親や親戚だけでなく、義理のご両親への誕生日プレゼントやイベントごとの贈り物、または帰省の際のお土産など、気づかいや事前に計画が必要なことは、女性の方が良く気がつきます。
そのため、旦那さまは無頓着であったことも、結婚すると妻が率先して行うようになります。
男性側にしてみれば「適当でいいよ」と思う事でも、夫婦となればそういうわけにはいきません。
ここでも必然的に妻がリードするので、「かかあ天下」の構図となるわけです。
これらのことから、家庭の中で女性の立場が強くなってきたことが分かります。
「かかあ天下」がうまくいく秘訣は
それでは、そんな「かかあ天下」の家庭が円満に過ごせる秘訣はいったいどこにあるのかを見ていきましょう。
「かかあ天下」の女性はポジティブで明るい
「かかあ天下」の女性には、少々のことでは動じないような、どしっと構えた様子が共通してうかがえます。それは、常にポジティブにとらえ、明るく振る舞うことが身についている方が多いからでしょう。
やっぱり誰でも、明るい人のそばにいると楽しい気分になりますし笑顔で毎日を過ごせそうですよね。
そういう方と一緒にいると自然とケンカの回数なども減っていきそうですし、結果的に円満な夫婦生活が送れるのでしょう。
「一見かかあ天下」がポイント
率先して物事を判断したり、家計を管理したりできる奥様はテキパキした女性というイメージがあります。そういう女性は、何事に対しても手際よくこなすことができる方が多く、対人関係においてもコミュニケーション力が高い方が多いのが特徴です。
コミュニケーション力が高い奥様は、決して自分の旦那様を下げることはせず、一見女性の方が強そうに見せかけていても、実は旦那様の意見も尊重して立てるようにしているのです。
例えば、日用品などの細かい買い物など良く調べてお得に買い物をする奥様も、家具や車などの大きな買い物になると、最後の決定権を旦那様にゆだねる、というように旦那様を上手に立てる奥様などが現代の「かかあ天下」です。
男性のことを本当に尻に敷いて支配してしまう夫婦関係はうまくいきにくいですが、相手のことを尊重しながら物事を決めていくと円満な夫婦関係が送れるでしょう。
いかがでしたか?
亭主関白という言葉もありますが、現代ではあまり現実的ではありません。何もかもを旦那さまが決めては、女性は自分の扱われ方に疑問を抱いてしまいます。
夫婦のどちらもの意見が尊重され、お互いが得意なことを担う、「一見かかあ天下」の方が、何事もうまく運びます。
女性は日常の細かなことに気づき、それに対する配慮をし、男性がゴーサインを出す。こうした構図で家庭のさまざまなことを上手に回すようにしましょう。