転勤族と結婚するなら、引っ越しを意識した家具選びを!
結婚が決まり、パートナーと一緒に暮らす新居に合う家具を選ぶのはとても楽しいもの。インテリアをどうするか、家具はどんなものを買おうか、夢が膨らみますよね。しかしパートナーが転勤族の場合、少し事情が変わってきます。転勤族には、引っ越しがつきもの。そのため、結婚の新居選びの段階で引っ越しを意識した家具選びをすると便利です。
そこでこの記事では、転勤族の家具選びについて気を付けるポイントを詳しくご紹介します。結婚が決まった転勤族のカップルは、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
転勤族との結婚!家具選びで気を付けるポイントは?
転勤族は早くて数年で辞令が出て、県外などに引っ越す可能性があります。引っ越しはかなりの重労働。引っ越すときに後悔しないよう、最初の家具選びが肝心です。転勤族の場合、どんな点に注意して家具を選べば良いのでしょうか。
大きな家具はNG!新居に入らない可能性も
大型家具は、引っ越しの際に搬入搬出がとても大変です。また、新居が今まで住んでいた家よりも広ければ良いのですが、狭いと家具が部屋に入らないことも考えられます。会社によっては社宅が用意されているため、選択の余地がないということも。
そのような可能性を考えると、大きな家具の購入は控えた方が良いでしょう。具体的には、ダブルベッドや大型ソファ、大きな食器棚、婚礼家具に代表される大きなタンスなどです。
ダブルベッドは、フレーム、マットレスどちらも折りたたまずそのままの大きさで運ぶことが多いため、かなり場所を取ります。大型ソファや大きな食器棚、婚礼家具などの大型家具も同じように、部屋をかなり圧迫してしまいます。食器棚の場合、新居に作り付けの家具があり不要になる場合も。
また部屋に家具は入っても、引っ越し先のマンションの階段を通れない、エレベーターに収まらないというケースも考えられます。この場合は吊り上げ作業が必要になるため、引っ越し費用が大きく跳ね上がってしまいます。
転勤族は、定期的な引っ越しを避けられません。なるべくどんな住居にも入る、コンパクトな家具を購入することをおすすめします。
さまざまな用途に使える家具を選ぼう
新しい家に引っ越すたびに家具を買い替えるのは大変です。パートナーが転勤族の場合は、どんな住宅にも対応できる、用途が決まっていない家具を選ぶと良いでしょう。
例えば、カラーボックスであれば、縦置きにも横置きにもできるうえ、アイデア次第でさまざまな使い方が可能です。リーズナブルで手に入れやすく、DIYやリメイクも自由。どんなテイストのインテリアにも馴染みやすいシンプルなデザインも魅力のひとつです。軽いので引っ越しの際も楽に持ち運びできます。
また、プラスチック製の衣装ケースも大活用したいところ。衣類をはじめとした軽量のものを衣装ケースに収納すれば、引っ越し時にも便利。引き出しが飛び出さないように固定することで、中身が入ったまま運搬できますよ。
リビング用のテーブルも、折りたたみできるものであれば、狭い部屋でも使えますし、使わないときには収納できます。子どもがお絵描きをしたり、工作したりするのにも重宝するでしょう。コンパクトで軽く、折りたたみできる、もしくは分解できるものであれば、どんな部屋にも使えます。
ベッドはやめて布団にするのも、場所を取らないためおすすめです。
家電選びも要注意!転勤族にぴったりな家電は?
家具だけではなく、家電選びにもポイントがあります。まず購入時に気を付けたいのが洗濯機です。近年増えてきたドラム式洗濯機は、従来の縦型洗濯機よりも大きく奥行きがあるため、古い住宅では設置できない可能性があります。その点、比較的コンパクトな縦型洗濯機であれば、古い住居にも設置できるケースが多いので、そちらを選ぶことをおすすめします。
また冷蔵庫も、大きすぎるサイズはキッチンに置けない可能性があるため、省スペースのものを選ぶと言いでしょう。加えてドアの開閉の向きもチェック! 片開きの場合、間取りによっては使いにくく感じることがあります。観音開き、もしくは両方から開閉可能な冷蔵庫が良いでしょう。
意外と盲点なのが掃除機です。掃除機は小型家電なので、どんなものを選んでも良い気がしますが、新居によっては収納場所が少なく掃除機が収納できない、もしくは掃除機を収納すると他のものが入らないといったことになりがちです。
転勤族には、コードレスのスティックタイプの掃除機が便利です。今はコードレスタイプでも、吸引力に優れた掃除機がたくさん販売されています。コードレスのスティックタイプの掃除機であれば、部屋のデッドスペースに置くことができます。
コードレスなので、部屋だけではなく車やエアコンの掃除にも使えるうえ、コンセントが少ない部屋の掃除も簡単にできる点もメリットです。
引っ越しに備えて、少ないものでコンパクトに暮らそう
転勤族のパートナーと結婚する際の家具選びについてご紹介しました。ご紹介したものの他に、家具をレンタルするという方法もあります。
毎月料金を支払う、いわゆるサブスク(サブスクリプション)を取り入れる家具レンタルサービスが増えているのをご存じでしょうか。まだまだエリアが限定的だったり、期間が決まっていたりすることがありますが、「転勤族だけどインテリアにこだわりたい」という人は検討してみても良いでしょう。
転勤族は引っ越しが多いので、大きな家具がいっぱいあったり、物が多かったりすると大変です。いつ引っ越しても良いよう、なるべくコンパクトに暮らすのがポイントです。