入籍はいつする?入籍タイミング別のメリット・デメリットを紹介


パートナーからのプロポーズを受け、結婚することが決まったら、入籍する日を決めることになります。入籍日は、結婚式を挙げる日である必要はありません。大切な記念日である入籍日は、ふたりで納得できる日を選びたいですよね。

日柄にこだわるカップルでは、大安や「天がすべてを許す最高の日」と言われている天赦日(てんしゃにち)を入籍日に選ぶケースが多く見られます。また、ふたりの思い出の日や、パートナーの誕生日に入籍するカップルも多くいます。

入籍日はタイミングも大切。結婚式の前や後であったり、仕事の都合によって決まったりする可能性もあるでしょう。そこでこの記事では、入籍するタイミング別のメリット・デメリットをそれぞれご紹介します。入籍日は変えられないので、慎重に決めたいもの。結婚が決まったカップルは、ぜひ参考にしてくださいね。

 

入籍タイミングはいつにする?タイミング別メリット・デメリット


入籍するタイミングは、昔と今では少し事情が違っています。家と家との結びつきという意味合いが今より強かった昔は、家族になるパートナーを結婚式でお披露目してから入籍をするというのが一般的でした。

しかし現代においては、結婚式の前に入籍するカップルが多くなっています。その割合は実に7~8割とも言われており、比率は昔と逆転しています。もちろん、どのタイミングがベストかはカップルによって違うため、一概に結婚式の前が良いとは限りません。

それでは、それぞれのタイミングによるメリット・デメリットを具体的に見ていきましょう。

 

【入籍タイミング1】結婚式より数ヵ月~1年前

交際期間が長く既に同居を始めているカップルの場合は、結婚式よりも早いタイミングで入籍するケースが多く見られます。結婚式よりも数ヵ月~1年前に入籍するカップルも珍しくありません。

婚姻届を役所に提出し受理されれば、夫婦になったことが認められます。入籍そのものは、婚姻届に不備がない限りスムーズに済みますが、会社への届け出、運転免許証や銀行口座の名義変更など、やらなければならない手続きはたくさんあります。結婚式の準備があるなか、事務手続きを並行しておこなうのは大変です。

もし結婚式よりもかなり早いタイミングで入籍をしていれば、事務的な手続きを早々に済ますことができます。その分、結婚式の準備に集中できる点はメリットと言えるでしょう。

デメリットは、結婚式に新鮮味を感じられなくなる可能性があること。特に長く一緒に暮らしているカップルはそう感じるかもしれませんね。

 

【入籍タイミング2】結婚式の直前

結婚式の直前に入籍するカップルも多くいます。直前に入籍するメリットは、夫婦になった喜びを実感しながら結婚式を迎えられるということ。人生のもっとも幸福な瞬間に結婚式を挙げられます。事前に入籍を済ますことで、晴れやかな気持ちで結婚式に臨めるでしょう。

ただ結婚式当日と入籍日が近いと、結婚記念日を覚えにくいというデメリットがあります。しかし、厳密に言うと結婚記念日は入籍日である必要はありません。

実は結婚記念日は、結婚式を挙げた日でもお付き合いを始めた日でも、何となく覚えやすい日でもOK。ふたりで結婚記念日をいつにするかをきちんと決めておけば、結婚式と入籍日が近くても、混乱することはないでしょう。

 

【入籍タイミング3】結婚式当日

結婚式当日に入籍するメリットは、結婚記念日を覚えやすいという点です。結婚式でゲストに報告できますし、結婚指輪に日付を刻印する際にも迷いません。結婚式で婚姻届にサインするという演出もできますね。

デメリットは、婚姻届に不備があると、結婚式当日に入籍できない可能性があること。「結婚式と入籍日を同じにしたい」という強いこだわりがある場合、当日入籍できないのはとても残念ですよね。不備がないように事前にしっかりチェックしておくことが大切です。

 

【入籍タイミング4】結婚式の後日

昔は、結婚式の後に入籍するのがスタンダードでした。もちろん、今でも結婚式の後に入籍するカップルは一定数います。

特に海外への新婚旅行を予定しているカップルは、パスポートの手続き上の理由で、結婚式を済ませた後に入籍をすることが多いようです。パスポートと旅券の苗字が違うと、手間取ったりトラブルになったりする可能性があるからです。

海外への新婚旅行を控えたタイミングで、パスポートの手続きをするのはおすすめできません。海外への新婚旅行を考えているカップルは、帰国後に入籍をした方が何かとスムーズでしょう。

ただし海外ウェディングはこの限りではなく、教会によっては既に入籍しているカップルであることが結婚式を挙げる条件の場合も。事前に調べて、入籍のタイミングを決めると良いでしょう。

 

入籍にベストなタイミングは人それぞれ


入籍タイミング別のメリット・デメリットについて、詳しくご紹介しました。入籍するタイミングは、カップルによって違います。また、こだわりポイントもカップルによってさまざまです。

今回は結婚式を基準にご紹介しましたが、結婚式を挙げないというカップルもいらっしゃることでしょう。結婚式の有無にかかわらず、入籍日は自分たちの状況や環境を把握し、パートナー、両親などに相談しながら、納得できる最良の日を入籍日に選んでくださいね。

平日の結婚式ならブーケ・ブートニア(生花)をプレゼント
オンライン相談